先日ラ王鴨だし中華そばをいただいたばかりですが、8角形のラ王は夏の冷やしラーメン以来です。ラ王は美味しくて当たり前なので、なんか食指が動かないんですよね。しかし恐らく期間限定のフレーバーが出てきたのでいただく事にしました。それにしても8角形の器、水平が解りやすいので写真が撮りやすい(笑)。
渋谷の兆楽といえば老舗の中華料理屋です。昔、ちょうど宇田川交番の近くに取引先があったので、何度か行った事があります、広東麺は食べてないんですけどね。そんな有名店とのコラボです。
広東麺とは肉や野菜を炒めて中華あんを纏わせ、醤油味のラーメンに乗せた料理です。ごま油やオイスターソースの風味が特徴的ですね。でもあまり外でも食べないなぁ、そういう中華料理屋さんではたいてい他に食べたいものがあるんですよねぇ。ちなみに地元神奈川発祥のサンマーメンも肉や野菜を炒めて中華あんを絡めて醤油味のラーメンに乗せるという、組み立ては広東麺と同じなのですが、こちらはイデオロギー的に広東麺とは明確に区別されています(笑)、いや、具材の切り方とかが違うのよ(笑)。
フタを開けるとかやく、粉スープ、液体スープの小袋が3つ、かやくが先入れです。キャベツ、キクラゲ、ニンジン、肉、量が結構あるので、仕上がりが楽しみです。
お湯入れて5分待って麺をほぐします。鴨だし中華そばの麺は縦型カップという事もありほぐれにくかったのですが、こちらはどんぶり型という事もあってか、すんなりほぐれました。そして粉スープ、液体スープを入れ、よく混ぜます。とろみ成分が入っているので割と急ぎ目でね。
まずはスープを一口、甘い、まるでルノアールのココアのように甘い(これが解る人は世代がバレますよ(笑))。いや、ほんと、ワタクシには甘すぎる。広東麺ってこんなに甘かったっけ?
中華丼や長崎皿うどんなんかも中華あんですが、こんな甘さは無いですよね。それが少々しんどかったです。ほんのり焦げた香りがして、なるほど炒めた感じは出ていると思ったんですけどね。
ですが麺はさすがラ王という仕上がりでした。縮れのほとんどないストレートといってもいい、しっかりコシもある麺です。プツっと切れる点も非常に心地いい。また、多めに入った具材も楽しめました。この"味付け肉そぼろ"はカップヌードルの謎肉よりも美味しいですね。
というわけで甘すぎるのは難点でしたがそれ以外は水準以上の出来だったと思います。やっぱラ王も時々食べないといけないな。ストックが減ったら考えよう、いつになるかわからないけども(^^;。