これ、結構前に買っていて、本当に暑い日に食おうと思っておりました。だがしかしワタクシ、冷房が大好きなんです(笑)。もしワタクシが湘南美容外科クリニックの先生でCMに出たとしたら「好きな言葉は"冷房"です！」ってドヤ顔で言ってると思います(笑)。そんなわけで普段は冷房をガンガンかけたオフィスで仕事をしておりまして、外が35度だろうが40度だろうが、昼間は快適なんです(笑)。で今日まで食べる機会を失っておりました。だが明日以降は台風が来る。台風が来るたびに秋が深まると言います、てことは明日以降はもう本当に暑い日は来ないかも知れない。なので意を決して今日いただきました(笑)。
なぜ意を決する必要があるのか、それは面倒臭いからです(笑)。カップ麺の素晴らしいところはカップ一つで完結する小宇宙だからです。だから外の世界から氷を持ってきて入れるなんて邪道だと思うわけです(面倒臭いって言い訳に色々持ち出すヤツ(笑))。本来カップ麺には何も足さないっていうのがポリシーですが、でもこれは氷が無いと恐らくポテンシャルを発揮できないと考え、ポリシーを曲げて氷を使います(笑)。
そんなわけでフタを開けてかやくを入れお湯を注ぎます。おっと、いつものクセでスープをフタ上で温めるところでした(笑)。この後冷やすんだから、スープを温めてはいけません。そして6分待ち、湯切りして水で冷やし(2,3回やった)、氷と後入れ液体スープを入れ水を注ぎます。面倒臭い、すごい面倒臭い(笑)。コンビニで買ってお湯入れて駐車場の車止めに腰かけて食べるなんて芸当は無理です。ロックアイスひと袋買ったら多いし・・・レジ横アイスコーヒーを買って急いで飲み、残った氷を使う？そこまでする？(笑)。
さてそこまでして調理したラ王でございます。スープは鶏とこんぶ、煮干しなどの魚介、魚介は少し強めかも知れません。でも冷やした効果か魚臭さは全く感じません。ほんのり柚子が香って若干和風な感じです。
特筆すべきは油ですね。冷やしラーメンの鬼門は油なんです。ラーメンに使われがちな動物性の油は冷えると固まります。かといって油が無いとラーメンって感じにはなりません。その点これ、氷でガチガチに冷やしているのに透明な油が浮いています。植物性の油を足してラーメン感を出しているんですね、この辺は工夫を感じます。
ワタクシ、外食産業で働いている時、「熱いものは熱く、冷たいものは冷たく提供しろ」と教わりました。ですが冷たい料理はより冷たくすればいいというわけではない事も知っています。例えば冷しゃぶは湯通しした肉を氷水で締めますが、冷やし過ぎても肉が固くなり油も固まり美味しくなくなります。でもこの冷やしラーメンはがっつり冷やした方がいいですね。冷やしても油は固まらないし、麺の歯ごたえが良くなります。氷を8個(150g)と指定されていますが、分量を守るのがお勧めです。
氷でガチガチに冷やしたラーメン、身体の芯から冷えた感じがします、今とても涼しいです(冷房・・・笑)
