1/20 メカトロウィーゴ 「サンゴーウィーゴ 某国駐留軍」
ぼちぼち自作の紹介なぞしてみたいと思います
1/20 メカトロウィーゴでございます。
人気のメカトロウィーゴは作例があちこちに上がってますが、有名なところで1/35を1/72に解釈してミリタリー仕上げにした「ナナニーウィーゴ」というのがありました。その二番煎じでございます すいませんすいません。
中東某国に派遣されたアジアの小国の治安維持軍という設定です。ウィーゴ本体はもう好き勝手にいじってます。
背中にはドラム缶がまんま乗ってたりして、いつの時代やら。
使用キット
1/20 メカトロウィーゴ
1/35 陸上自衛隊 イラク派遣隊員キット
1/35 連合軍車両アクセサリーキット
機銃は74式戦車、その他Sd.KfzやSAFS等よりジャンクパーツ流用
【映画評】運び屋 いやそれは犯罪ですから。反省しなさいよ。
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ある分野で一目置かれる存在であり、尊敬と賞賛を浴びていた爺さんだが、一方で家庭を蔑ろにし、孫娘を除いて家族には見向きもされない。時代の流れに負けて商売をたたむことになっても当然ながら居場所が無い。そんな時に車を運転するだけで大金の入る仕事を得ることになる。でもそれは麻薬の運び屋という、犯罪に加担するものだった、という話。
安易に手に入る大金で、寄付やら支援を行い、また賞賛され尊敬を受ける。どんどん元気にイケイケになっていく様子が上手い。そのうちギャングの手下に説教までし始め、手下は手下でおじいさんに振り回されていく。その様子が何ともおかしく痛快ではある。
でも爺さん、運んでいるのが麻薬であることは途中でわかるわけで、分かっていながら止めるわけでもないっていうのは相当罪深いよ。運んだ大量の麻薬が大量の不幸を生んでるわけだから(その辺の葛藤とか一切無い)。最後家族に許されちゃうのもわからんな。「あーこのオヤジは最後まで迷惑かけて!」て絶縁されるだろ普通。
最後の方は「早く逮捕してあげて~止めさせて~」とハラハラしながら見てましたが、本人がどう思っていたかよくわからない。面白い爺さんなんだが、あまり尊敬できる人ではなかった、ということでいいのかね?悪い奴に描かれているわけでもないんで、どう解釈したら良いのやら、最後はスッキリしない映画でありました。
【映画評】500ページの夢の束 自閉症のことを理解しないで作ってるな~
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自閉症の娘さんが、自分の書いた500ページの小説を出版社に売り込もうとして、長距離バスで一人旅する話。
仕事で自閉症の方とも関わりがありますが、この映画、ハラハラして観てられなかったですよ。
自閉症でかつ、若い娘さんともなれば、スタンドバイミーじゃあるまいし「一人旅を経て一皮むけた、成長した」って喜んでる場合じゃないと思います。それほどドラマチックな展開も無いし、実話がもとになってるのかと思ったが、創作なんですねえ。作った人がどのぐらい自閉症に理解があるのか、自閉症者の親族が何を心配しているのか考えたことがあるのか、疑問に思いました。取られたのがお金だけで良かったです。
書いた小説の一部を無くした時、スタートレックのセリフから起死回生の一手を思いつく…と思いきや、結局何の解決にもならないとか、展開もなんか中途半端。
あと、突然啖呵切り出す場面ありましたけど、あんなことが出来るなら自閉の人が苦労することもないわけで(出来る人もいるでしょうけど、すくなくともあの娘さんはそういうタイプでは無いと思う。どうしたら良いかわからずパニック起こして泣き叫び、警察か救急車呼ばれるんじゃないでしょうか)。
ネタがネタだけに批判がしにくいのか、ネットを見ても否定的な論評がなかなか見つからないのも不思議でした。