1/24 ポリススピナー(3)遠い夜明け。
ポリススピナー、肩で息をしながら進めております。
後方の隔壁は、映画では天井側に隙間があるように見えるので、中ほどで切断し高さを1cmほど低くしました。
悪名高き中央部モニター。画面周辺を作りこみ。
内装はNATOブラックで塗装
隔壁の後ろは床を設けます。後でコイルスプリングを這わす予定。
椅子はキットのものをベースに作ってみましたが、気に入らん。
ので作り直し。ジャンクから1/24のRX-7のシートを発掘。3mm程幅を広げます。
プラ板、ポリパテ、結束バンドでディティールを作りこみ。ポリパテが指にくっついて、思った形にするのがめちゃめちゃ大変だった!
こんな小物も作ります。きびしー。なんでこれがキットには無いのか不思議。
サフ吹き、サフ吹き!シド・ミードの近未来的でシャープなデザインがついに形に!
透明パーツのマスキングは面倒です。
塗装!塗装!悩ましいボディ色ですが、考えてもキリが無いので、フラットブルー:ミディアムブルー:フラットホワイト=1:1:1に、フラットレッドをほんの少し足しました。
頑張れ~
ここは失敗だった。某ブログ様に底面のスリットは先に塗装したあとマスキングしてボディ色を塗った方が効率が良いと書いてあった。すなおにそうすれば良かった!あとからスリットを塗ろうとすると、形状が複雑でマスキングが出来ない!結局筆塗りで処理することに。
2020年内の完成を目指していましたが間に合いませんでした。負けないぞー。
マシーネンクリーガー フリーゲとSAFS レストア
ポリススピナーが収集つかない状況になってしまったのでwww
現実逃避気分転換に過去作のレストアやってます
適当に塗って遊んだ後ジャンク化してた日東のフリーゲをサルベージして、リペイントしました。
散逸してたパーツを集めるのが大変でした。
ノズルはこのパーツで良かったのか、ちょっと自信が無いです。
キャノピーの透明化、姿勢制御用の小型ノズルの追加等々しましたが、ほぼオリジナルのままです。
いや~、かっこいいですな。元が良いのでいじる気になりません。このシンプルさ。このメカ感。
このSFっぽさ。キャラクターモデルなのにスケールモデル並みのディティール。本当にマシーネンは
サイコーっす。
ペンギンマーク貼って、月面南極部隊ってことで。
オマケの多用途ドローン。カブトガニ君と呼んでおります。
こっちはおなじみのSAFSです。これ30年前に作ったんです!
へったくそなサビ表現をタミヤのウェザリングマスターの赤サビを擦り付けてごまかし、ハッチについてる
センサー?パーツが紛失してたのでエポパテで作成。仕上げに例の数字の6?を手書きで書き込んでみました。
パイピングのサビはホントにサビてます。
左の肩パーツ、見つからん…
マシーネンの原点にして頂点。まったく古さを感じさせない洗練されたデザイン。SAFSは
すばらしいです。マシーネンさいこー!
【映画評】黒い司法0%からの奇跡 &黒人差別モノの映画イロイロについて語る
模型がなかなか進まないもので(やってはいるんですよ、ええ…)完全に映画評ブログになってしまってますが。
黒い司法 結論から言うと良作。
え~アメリカの歴史は差別の歴史と言っていいんではないだろうか(まあ世界中どこもそんなものかもしれないが)、差別モノ映画(私の造語です)も枚挙にいとまがないわけで、どんどん作られて、でも現実の状況はなかなか変わらなくて、当事者の方にはじれったいというかなんというか、なかなか辛いものがあるとお察ししますが、それでも声を上げ続けなければならないというわけで、見る側としては、観たことをきっかけに知ること、関心を持つこと、コレに尽きますです。
んで勝手ではありますが、差別モノ映画の評価の良しあしの法則を勝手に考えてみたりする。
(1)差別ひどい、辛い、不条理、理不尽、抵抗するも無力(むしろ悪化)、これでもかこれでもか、とやってくる
(2)なんかきっかけあって(これ以上我慢できないとか、誰かきっかけになる人やってくるとか)反抗開始
(3)うまくいくかと思いきや、うまくいかない。漂う挫折感
(4)差別される側のメインキャストがヒューマニズム発揮するシーン(主役やや食われる)
(5)あらためてがんばる(このあたりで敵側にもちょっと同情的な人が現れたりする)
(5)最後に大逆転うりゃー!!
なおきっかけになる人は差別される側と同じ人種やら民族やら性別でないと、「白人の救世主」とか揶揄されたりする
(1)(3)あたりが肝で、この辺をがっつり描くと感動増します(私見です)。
この法則になぞらえると、黒い司法、よく出来てます。なんたって「顔が犯人」とか言われて逮捕されて、まともな裁判も無く死刑囚って、どんだけ悪夢じゃ。
これが80年代の話だってんだから、アメリカどんだけ野蛮じゃ、って話。さすがトランプが大統領になるような国だわ。
この法則に他映画当てはめると。
「アミスタッド」'97 差別ひどい感すごいけど、白人の救世主満載。奴隷の話なんで時代的にこうならざるを得ない。なんでこのネタ選んだか、って話になってしまう。
「それでも夜は明ける」'13 これも理不尽感満載だけど、主人公戦ってない。我慢してるうちに事態が好転する(アカデミー作品賞??)。
「ドリーム」'17 仕事能力の高さで圧倒する。痛快。差別される側が徹頭徹尾自分たちで闘うのも快感。
「グリーンマイル」'18 これはなんやかんや言われるわ…白人の救世主が自分の価値観を押し付け、黒人側がそれをありがたがってるところが不快(アカデミー作品賞??)
「ブラック・クランズマン」'19 安定のスパイク・リー監督作品 当初から白人の協力者がいて(刑事がKKKをとっ捕まえる話で白人と黒人の刑事がいる)って話なんでこの法則にはあまり当てはまらない。そこがこの監督すごい。なお差別の不条理感、理不尽感は最後に挿入されるドキュメンタリー映像で最高潮に達します。
いずれもレンタル可能なのでよろしければ。