連載記事(2)告白 貧しさのなかで 家族が4名から6名へと/サンドイッチを売り歩く  | 元極道の僧侶+整体師 玄龍

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家族が4名から6名へと/サンドイッチを売り歩く

 

 

私 大阪寝屋川?

 



そんな暮らしのなかで私の兄と従妹が沖縄から大阪へきて一緒に住むということになりました。


私の兄は4つ上で私の父親の離婚した最初の奥さんとの子どもですが、

私の祖父、祖母と共に兄は暮らしていました。

祖父の家は沖縄県の読谷にあります。

 

私の父親が生まれ育ったところでもあり、

第二次世界大戦では米軍が最初に沖縄で上陸を果たした場所としても
有名なところです。

 

沖縄に限らず地方では長男が大切にされる風習はいまだに残っていますが、

類を選ばないほど沖縄の長男信仰は根強いです。

家庭内の旧暦行事の仕事に加え、学校行事など全てが

長男の嫁に集中してしまうような地域が読谷という土地柄でもあります。


私の父親は長男でしたので兄は自然に跡取りとして読谷で育てられました。

 

左 私の兄 右 私

そんな私の兄が、なぜ?大阪へ住むことになったのかというと、

沖縄でいえば※ウーマクー(不良少年)になってしまい

祖父たちでは育てられないというような
理由だったと思います。

 

従妹も同じ理由でなぜか?私たちと一緒に住むことに。。 

 

私の兄と従妹も大阪で一緒に住んだ頃には中学一年生でタバコを吸っていましたし、

当時流行りの横浜銀蝿のポスターなどが
部屋中に貼り付けてあったのも覚えています。

 

大阪へ来てから間もない頃に車上荒らしなどをして警察に補導されていた記憶もあります。

私とすれば私の兄とはじめて会って一緒に住むことは楽しみくらいに思っていましたし、

横浜銀蝿などの曲を聴きながら小学1年生の私は異次元の世界のようで
それなりに楽しかったのを覚えています。

しかし、そんな私たちとは裏腹に、ただでさえ生活苦に喘いでいた両親、

特に母親は生活するのが、とても大変だったことは明らかでした。


酒を呑んでは暴れる父親、不良少年の父の連れ子、

不良少年の従妹、私、ろう者の妹との暮らしは想像を絶するほどの日々だったと思います。

そして、さらに驚く事件が起こります。私の父親だけが突如、沖縄に帰ってしまったのです。

今振り返れば、父親としても心労が絶えずに心身が疲弊していたのだと思います。

そして6名での共同生活は約1年。当然ながら長くは続かずに私の兄も従妹も沖縄へ帰り、残された家族は母親と私と妹だけの生活になりました。


当然ながら生活は貧しく、私は週末に母親が家で作った

サンドイッチを大阪堺市の漁港で夜釣りをしている人達に売り歩いたりもしたことがあります。

最初は少し戸惑いながら売り歩いていましたが、

慣れてしまえばドンドン売れていく爽快さなどもありました。
何よりも全部、売れると母親が喜ぶので私も素直に嬉しかったのだと思います。

夜釣りをしながら酔っぱらって私をからかう大人も少なからずいました。
その悔しさ、惨めさは私の反骨精神の息吹として、

その後の人生に如実に現れることになるのです。

 



教会へ 幼児期の神秘体験

 

中央 私の母 左 私


私の母親は沖縄で生を授かりましたが、実の母親に育てられていませんでした。

親戚の家に預けられて成長してきたようです。


そういう話題になると、あんまり多くは語りませんが

当然ながら寂しい子ども時代を過ごしたことも多かったと思います。

母親は生活を支えるために朝から晩まで働きながら妹の口話教育なども続けていましたが、

キリスト教の教会へ通ってたことがありました。


現在はクリスチャンとかではありませんが、当時の暮らしは、

芯が強いタフな私の母親でさえも心の拠り所を求めていたのかもしれません。

私が小学1年生くらいの頃でしょうか。教会へ行った後の夜のことでした。
家で寝ていると体全体が金縛りにあったように硬直して、声を出そうとしても全然出ません。

 

そんな体験は初めてなので怖くなり母親を呼ぼうとしましたが
声がでないと、どうにもなりません。仕方がないので、

そのままにしていると家中の物が、あちこちから飛びながら空中を移動していました。

それも、ゆっくりとした速さで。そういう状況がしばらく続いた後に、

心の奥底から叫びみたいな言葉が込み上げてきました。


今ではハッキリと覚えていませんが「キリスト」とか「イエス」のような

キリスト教の宗教に登場してくる人物だったことは間違いありませんでした。

その言葉を発した直後に状況は不思議なことに元の状態に戻っていたのです。

 

何もなかったかのように。


私は、そのような体験の一部始終を母親に一生懸命伝えましたが、

母親は「夢見てたんじゃないの」と笑うだけでした。

今では夢だったかも。と思えることでもありますが

私の子供の頃の体験として強烈で鮮明なインパクトをもった思い出の一つでもあります。

 

続く

 

 

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