龍馬と夢紀行

歴史が好きだから、歴史の仕事を手探りで始めてみた。


発端は、ただそれだけ。


でも不思議なもので、そんな瞬間から「趣味」が「仕事」になりました。

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憐憫の情を覚える

一昨日の会社帰り、近江八幡への挨拶まわりで持参する手土産を買い求めるため名古屋駅前の名鉄百貨店のデパ地下に立ち寄りました。

 

名鉄百貨店本店のデパ地下店舗の営業は今週の土曜日(2月28日)をもって終了となりますが、たまたま馴染みの名古屋銘菓に顔見知りの女性スタッフが居たことで、「もうお会いできないかと思っていました」との先方から言葉を受け、これまでの対応に感謝を述べ、また別店舗での再会を期すことにしました。

 

私が広告代理店に勤務していた頃は、名古屋駅前の毎日ビル(ミッドランドタワーの前身)に名古屋オフィスがあり、駅前の大通りを挟んだ真向かいに名鉄百貨店。

ゆえに窓ガラス越にいつも名鉄百貨店を目にしていましたので、名鉄百貨店に対する親近感は人一倍であるかもしれません。

 

昨年の12月に名古屋鉄道の記者会見が行われ、名古屋駅地区での再開発計画の見直しが発表されました。これはいわゆる名駅再開発が事実上の白紙化になったという衝撃的なものでした。

 

名古屋鉄道サイドは、「賑わいの維持に努める」と言明し、名鉄百貨店の地上からの低層階は商業スペースとして営業を続ける方針とのことですが、既存の出店事業者からは営業継続に消極的な意見が多いとの報道もされていますので、解決策は見出せず流動的な部分が多いように感じられます。

 

「かつて経験のない」といわれるほどの資材の高騰や労務費の上昇が続いていますので、

果たして名古屋駅前の賑わいを取り戻せる再開発が、いつ動き出すことができるのでしょうか。

 

あと今日も含めて名鉄百貨店のデパ地下の営業は3日間ということで、今日の夕方帰宅時間には大勢の人が各店に列をなすところも見受けられました。

人の往来も多い名古屋の駅前だけに、百貨店が「廃墟」となってしまってはあまりにも寂しく、憐憫の情を覚えます。

今日は近江八幡へ

終日、雨に見舞われましたが、今日は近江路の関係各所への挨拶回り。

 

昨年の11月と12月の二週にわたり「ブラタモリ」で安土城&近江八幡が紹介されましたが、おそらく今年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」を念頭に置いた番組構成だったのでしょう。

 

さて、風情ある町並みが残る近江八幡は、年間200万人以上の観光客が訪れる〝美しい水郷の町〟として有名。

そして番組でも説明がなされていましたが、二度の廃城(安土城・八幡山城)という苦難を乗り越えたことで、武士に頼らず生き抜く近江商人を育んだ土地柄でもあります。

 

弊社は「安土城天主 信長の館」と「滋賀県立安土考古博物館」と、タモリが番組内で八幡山城へ向かうために乗車した近江鉄道グループの八幡山ロープウェー売店にもお世話になっていますので、そちらに出向くことに相成りました。

 

「安土城天主 信長の館」と「滋賀県立安土考古博物館」は近江八幡市の東端となりますが、八幡山ロープウェーあたりは比較的中心部に位置します。

 

八幡山ロープウェー乗り場に隣接する日牟禮八幡宮の前に車を停めたのですが、いつも挨拶を終えてから、江戸中期から明治にかけての商家建築がずらりと建ち並ぶ国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている新町通りをぶらつき、折り返して八幡堀に沿って日牟禮八幡宮に戻るのが私のお決まりのルート。

 

本当に、そのまま帰るのは勿体無く感じられ、毎度30分以上は歩いていると思います。

生憎の雨で今日は断念することになりましたが、質朴な街並みが妙に落ち着く空間となっています。

 

ちなみに「新町」の町名は、安土城が焼け落ちた城下の新町から住民を移住させてできたことから名付けられたといわれています。

さらに1000年以上の歴史を持つ日牟禮八幡宮は、「近江八幡」という地名の由来にもったそうです。

刮目すべき関係性

五島列島の南西端に位置する五島列島最大の長崎県五島市の福江島。

最近では、女優の川口春奈さんの出身地として有名かもしれません。

 

今月、たまたま銀行関係で初対面の人と四方山話をしていると、その人の父親が福江島出身であることをいわれ、親族の多くが漁業に従事していることなどを話されました。

そして、本人も小さい頃に2年間ほど同島で生活をしていたとのこと。

 

東海地方で五島列島といわれてもあまりピンときませんし、ここら辺の人で五島列島のすべての島名を答えられる人など皆無ではないでしょうか。

でも、よくよく考えてみると身の回りに五島列島にゆかりある人が案外と多いことに気づきました。

 

今は亡き旧知の男性デザイナーは愛知県生まれでしたが、父親の出身が福江島で、法要や帰省で出かけることが時間的と費用的にも大変だという話をよく聞いていました。

 

また今日は、かつて弊社に勤務していた女性デザイナーと打ち合わせをしたのですが、朧げながら彼女の両親も五島列島であったように記憶していましたので、そのことを訊ねると、やはり両親ともに五島列島(父親が福江島、母親は奈留島)とのことでした。

 

昔から名古屋市を含む愛知県は「製造業の中心地」とか「ものづくり王国」といわれ、その証左として先日報道発表された製造品出荷額(都道府県内で1年間に生み出されたモノやサービスの付加価値の合計額)で2位の大阪を大きく引き離してダントツの第1位(52兆4000億)となっています。

 

52兆4000億と書いてもわかりにくいかもしれませんので違う数字を用いれば、日本全体比率でいえば14.5%になるらしく、2位大阪の5.6%を遥かに凌駕する驚きの数字となります。

 

これはかつて1960年代の高度経済成長期に地方の中学校や高校を卒業した若者たちが、行政の支援のもと、大都市の企業などへ集団就職の雇用形態が全盛で金の卵と持て囃されましたが、「ものづくり王国」の愛知にも多くの働き手が来たのでしょう。

おそらくその関与が大きいものと思われます。

 

刮目すべき関係性が「ものづくり王国」の裏側にあるようです。

元気ある街並みに変貌

昨日、福井の敦賀市からの帰り道、途中で高速道路を降り長浜に立ち寄ってきました。

 

現在、大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送にあわせて豊臣秀吉・秀長兄弟ゆかりの地である長浜で「北近江豊臣博覧会」が開催されており、弊社の歴史商品も販売されていることから

視察してこようと足を向けました。

 

高速道路を降りて長浜市中心部へ車を走らせると、休日ということを差し引いても明らかに車の量が多く、穏やかな陽気も手伝って観光客が押し寄せている雰囲気がありあり。

 

観光スポットの黒壁スクエア周辺の東側に車を停めて、まずは大通寺へ向かう。

 

大通寺は東本願寺の別院で、伏見桃山城の遺構と伝わる本堂や大広間、長浜城の追手門を移築した薬医門などの建造物が国と市の重要文化財に指定されている古刹。

 

大通寺に通じる門前通りに差し掛かると大勢の観光客で溢れかえっている光景が目の前に広がっていました。

加えてどの路地を見ても同様の光景があり、久しぶりに活気に満ちた黒壁スクエア一帯を体現させられました。

さて、長浜における今回の大河ドラマ館は大通寺境内に特設されています。

こぢんまりとした空間に数々のパネルが掲げられていて、わかりやすい説明が施されていました。

さらに大河ドラマ内で使用された小道具なども展示されるなど、これまでの大河ドラマ館と変わりない臨場感が醸成されていました。

そして、この門前の真ん前に長浜観光協会が運営するお土産店があり、ここに自社商品が販売されていました。

 

このところ少し元気がないように感じられていた黒壁スクエア一帯も、今回の大河ドラマ「豊臣兄弟!」で一気に盛り上がりを見せ、元気ある街並みに変貌を遂げていました。

思惑が外れる展開

南風が強まって広範囲で4月並みの陽気になりました。

そんな天候予報を受けた今日は、ドライブがてら「ソースカツ丼」でも食べに行こうかと家内と相談し、愛知県北西部から福井の敦賀まで一走りしてきました。

 

ついでといっては何ですが、敦賀市博物館で越前若狭の刀剣を中心とした郷土ゆかりのコレクションが展示されている「敦博刀剣資料公開展」が開催中でしたので、それを観覧することにしました。

ちなみに、この博物館の建物の前身は、敦賀の実業家だった二代目・大和田荘七が創業した大和田銀行本店本館で、現在この建物は国の重要文化財に指定されています。

話が枝道に入りますが、俳優の大和田伸也と獏の兄弟もこの大和田一族で、長兄は名古屋市内で書店を経営していましたが、その支店から「ヴィレッジヴァンガード」が誕生するきっかけとなっています。

 

さて、観覧を終えて博物館からほど近い「敦賀ヨーロッパ軒」へ。

11時開店に合わせて出向いたつもりだったのですが、すぐさま席が埋まって順番待ちの記名をする羽目に。

しかも10番目以降の順番ということで、15分ほど待ってはみたものの、まだまだ時間がかかると踏んで退散。

 

急遽、そこからほど近いところにあるお蕎麦屋さんへ。

ここは火野正平が「にっぽん縦断 こころ旅」の自転車旅で立ち寄ったところですが、そのほかにも前述の大和田伸也一家、大和田獏一家、三國連太郎、宇野重吉、山本陽子、アントニオ猪木などなど、そうそうたるスターの色紙が所狭しと並べてあります。

 

私も家内も、おろし蕎麦とソースカツ丼のセットを注文。

辛み大根おろしがピリリと効いた出し汁がとても旨し。

カツ自体は「ヨーロッパ軒」のものよりも肉厚なソースカツ丼となっています。

 

敦賀市内をぶらぶらしながら帰路に長浜市へ立ち寄ってきました。

その様子はまた後日にでも。

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