2月に再びバングラデシュを訪れました
単身赴任中の夫に会うためです
私の滞在タイミングに合わせて
親友が遊びに来てくれました。
マレーシアで働いていた20代の頃に知り合い、
夫を紹介してくれたキューピッドでもあります。
グルシャンの横断歩道を渡っている時に聞かれました。
ーハルヴァ/ハルワ、食べたことある?
ー何、それ?
ー米原万里がたらふく食べたいと夢見たお菓子
ーあ・・・そのエピソード、憶えてる
ー『旅行者の朝食』に出てくる
ー昔、S君が貸してくれた本だし!
私たちがKLで暮らしていた当時は
まだ電子書籍がなく、
海外の紀伊國屋書店で紙媒体の和書を
定価の倍以上の価格で購入していました。
互いに貸し借りした本は多く、
米原万里さんを知ったのも
彼に借りた本がきっかけでした。
それから私は米原さんに魅了され、
『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』や
『オリガ・モリソヴナの反語法』まで、
全ての著書を購入するに至るのでした。
ー俺、ハルヴァ/ハルワ、食べたんだよ
ーえ~!どこで?
ーチェコと北欧。あとポーランドにもあったよ
ーそうなの?!私、ポーランドに住んでいたのに気づかなかった
ーイスラム文化と縁のある土地にはあるみたいだよ
ーそれなら、バングラデシュにも・・・
ー探そう!
この日を境に滞在中、
私たちは夫も巻き込んで
ハルヴァ探しを始めました。
長くなるので【上】【中】【下】3回に分けます。
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