BL関連のドラマや映画。
この1年の間で仕事の関係から、
本編の字幕は請け負っていなくても、
本編を全て見た作品がいくつかありました。
プライベートで鑑賞したBLモノも合わせて、
感想を書いてみます
1『藍宇ランユー』
(※画像はアマゾンからお借りしました)
スタンリー・クワン監督が手がけた
香港中国合作の映画です。
主演は刘烨(リウ・イエ)さんと
胡军(フー・ジュン)さんです。
LGBTQがアジアでは
今ほど理解されていなかった2001年に、
この映画は作られました。
私は最初YouTubeの粗い映像(字幕なし!)で、
そのあと2023年の4Kリマスター版で鑑賞し直しました。
リマスター版公開の際に、
監督がインタビューで語っていました。
流行りのBL云々を意識したわけではなく、
愛し合う2人の物語であり、
それが男性同士だっただけだと。
構成はシンプルですが、
心の動きを体感してグッとくる作品です。
刘烨さんの演技が圧巻で、
出だしから最後まで彼の瞳から目が離せません。
2『君の心に刻んだ名前』
(※画像はNetflixからお借りしました)
(原題:刻在你心底的名字)
2020年に公開された台湾映画です。
陳呉森(エドワード・チェン)君は、
これまで苦手な俳優さんでしたが、
この映画を観て大好きになりました
物語は、戒厳令が解除された1987年から始まります。
時代背景や社会的な諸々が深く突き刺さり、
それ故に想いや切なさ、輝き、悲しみが
鮮烈に迫ってきました。
もう一度鑑賞したい映画です。
3『先に愛した人』
(※画像はNetflixからお借りしました)
(原題:誰先愛上他的)
2018年に公開された台湾映画です。
主演は謝盈萱(シェ・インシュエン)さんなので、
「なぜBLカテゴリー?」
と思われるかもしれませんが、
邱澤(ロイ・チウ)君が彼女の恋敵として、
その役割を果たします。
ヒューマニズムも描かれていて、
台湾らしい良い作品でした。
4『HIStory3 那一天~あの日』全10話
(※画像はアマゾンからお借りしました)
2019年に放映された台湾ドラマです。
宋偉恩(ウェイン・ソン)君が頑張っていました。
私は彼の演技が好きで、
期待している俳優さんです。
ストーリーに関しても、
イマドキのビジュアルオンリーで薄いものとは異なり、
世相が反映されていて良かったと思います。
5『奇蹟』全13話
(※画像はRakuten TVからお借りしました)
2023年に配信された台湾ドラマです。
ニーズにお応えという
商業主義の印象は否めませんが、
それでも最後まで観られるドラマでした。
宋偉恩(ウェイン・ソン)君のパートが、
やはり私には最もグッときました。
6『僕と幽霊が家族になった件』
(原題:關於我和鬼變成家人的那件事)
2022年に上映された台湾映画です。
前評判のすごさと
俳優陣が演技派という点から、
観る前に期待が膨らみすぎました。
狙っている感じが鼻について、
冗長さにも疲れました。
アーロン(炎亞綸)はイイ感じで、
ちょっと笑えました
7『VIP Only』全10話
(※画像はRakuten TVからお借りしました)
2023年に配信された台湾ドラマです。
「ひと昔前の“台湾偶像劇”だ!」と思いました。
ドタバタ系で全く意外性がなく、
ビジュアル重視の恋愛ドラマです。
ただしcpは異性ではなく男性同士
ブームに乗せた作品だと思います。
古(グー)オーナーは目の保養になります
私がもう一度観たい作品は、
『藍宇ランユー』と
『君の心に刻んだ名前』と
『先に愛した人』です
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