【日系企業プロジェクト】
数年前、コロナ禍に突入するタイミングでA国案件が消え、
今年に入り、コロナ禍から温めていたB国案件も棚上げになりました。
A国B国ともに私とはご縁の薄い国だったのかなー、と漠然と納得しています。
【映像字幕翻訳】
新規開拓は怠らないよう、
募集があればトライアルは受けるように心掛けました。
■映像字幕翻訳のトライアルと契約企業数
2021年:+3社
2022年:+3社
2023年:+3社
登録済み取引先累計:9社
2023年は初体験が4つありました。
1)映画フィルム
ショートフィルムですが、
生まれて初めて映画の字幕翻訳を請け負いました。
初回は台湾映画で、聞き取ってスクリプトの書き起こし込みでした。2本目はシンガポール人監督の作品で音声が広東語の中国語スクリプト、3本目は香港のアニメーションフィルムです。
クライアントCBは、台湾映画は質問や訂正も皆無でそのままOKをいただけたので「少しずつ進歩してるのかなー」と嬉しくなりました。残りの2本に関しては言い回しや意味合いの確認があり、映画独特の読解の面白さを感じました。3本全てクレジットタイトルに名前を入れてもらえたのが、モチベーションにつながりました。
2)共訳者なし全話請け負い
共訳と同様の表記統一や呼称表のスプレッドシートが用意され、作業シートを埋めながら翻訳を進めるので、基本の流れは一緒です。ただし共訳者さん担当EPとの照合や、差異が生じた時の報告や質問、提案、回答待ちから確定統一までの時間と労力をセーヴできることで、納品スピードは加速しました。1日1話翻訳を完了し、翌日チェック作業をして納品、という感じでした。しかも配信開始日が翻訳作業開始日という!追いかけっこの字幕翻訳だったので、訳している自分も犯人が分からないまま、新鮮な気持ちとその印象を大切にして訳しました。
3)日本語⇒中国語字幕翻訳
日本のPVやバラエティーの、日⇒中字幕翻訳を初めて請け負いました。母語でなく外国語に訳すなんて大丈夫かな?と不安でしたが、実際に作業を始めてみるとカジュアルな口語だったので、過去の大陸出張で交わした私語や、チャット、親しくなった友人が使っていた言い回し等…私の中の思い出の引出しから言葉を当てはめていきました。
4)監修
貴重な経験でした。呼称や表記ゆれ、ルール上の技術的なミス、放送禁止用語とPC(ポリティカルコレクトネス)のチェックぐらいかと思っていたのですが、実際には誤訳!特に構文の読解ミスや中国語原文の解釈ミスの有無も確認し、見つけた場合には、指摘、説明、根拠、代案まで提示しました。他人様のケアレスミスには「あらら。見直ししなかったのかな?」なんて思ったりするものの、いざ自分の担当EPになったら、むさくるしいオッサンのセリフに「前から欲しかった○○だわ」なんてオネエ言葉で納品していて真っ青になったり(オイオイ!) やっぱり第三者のチェックは大事ですネ
【通訳】
スカウトメールをいただき連絡してみたところ、担当の方がとても感じが良かったので、書類を提出しました。
初夏に霞が関で試験(面接と筆記)があり、夏に合格通知が届きました。
秋より月1回のペースで通訳業務を開始しています。
今年は3件、トータル36日間勤務しました。
これまでと異なる畑で自分の適正不適正もわかりませんが、私にできることは今も昔も努力しかないのでご縁がある限り頑張ります。
Merry christmas and happy new year!
皆様良いお年をお迎えください
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