葛飾多頭崩壊のその後の様子とご寄付のお礼 | かつしかわんにゃんくらぶ

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葛飾区の猫ボランティア団体・かつしかわんにゃんくらぶのブログです。
主に飼い主のいない猫の避妊去勢手術をしています。
不幸な猫をこれ以上増やさない為の活動と年に何回か
自宅でチャリティカフェを行ってます。

8月の灼熱の暑さの中で発覚した
葛飾163頭の多頭崩壊。
多分40度を越える様な部屋に
窓も扉も締め切りでろくに水もない部屋で
猫達が苦しんでいた 時から
もう2ヶ月以上経っているのかと
思うと何だか不思議な感覚です。

2ヶ月前の部屋です。

猫達みんな
どんな思いでこの部屋にいたんだろう?

暑い。つらい。苦しい。のどが乾いた。
大怪我を負ってる子も。
言葉を話せない猫達
確かに目で訴えていました。


保護された子達。
みんな元気にという訳にはいかず。。。
でも、保護に手をあげてくれた団体さんの
協力の元、里親さんに行った猫も
たくさんいます。
家に残っている猫達の分まで
幸せになってほしい‼️
皆の願いです✨

そして、先週
全頭、不妊手術を終えてから1ヶ月
部屋の様子と猫の状態を見に
行ってきました。

まさかが現実に。
残念ながら
又怪我をしていた黒猫がいました。

背中から首にかけて
パンパンに膿が貯まっていました。
病院の先生もこんなに膿が貯まってる
子は初めてと言うくらい酷い状態。
飼い主曰く
「2、3日前に噛まれちゃって。
病院に連れて行こうかどうしようか悩んでた」
と。2、3日前の傷では到底ありません。
怪我をして直ぐなら治療も簡単に。
費用も
かからないのに。
何といっても怪我をしている猫を
楽にしてあげられる。


とても、大人しいメスです。
猫ボラの家で療養中です。
どなたか里親になってくれる方がいたら
わんにゃんに連絡をお願い致します。
(08077407895まで)

エアコンが壊れたと言って外され、結局
窓も雨戸もぴったり締め切った
部屋で皆は暮らしています。
ストレスの発散は元気で強い猫は
弱い者いじめをするしかないのでしょう。
何とか、この環境をより善くしてあげたいと
思う気持ちは飼い主には届かず
空しい気持ちになるだけ。。。

それでも皆さんに送って貰った
支援物資で部屋は前より清潔になっています。



私達が行くと人間慣れしてない猫は
一目散に押し入れへ💨
一瞬でギュウ詰めに(^^;
普段はもう少し部屋の方で寛いでいるとか。

お水を工夫して押し入れにも置く。
餌も押し入れに置いてあげる。

そして、何より‼️
窓を開けてあげる❗️
そこが一番。
産まれて一度も外の空気に触れた事の
ない猫もいるはず。

覗く人がいるから開けられない⁉️
なら
目隠しを今度来た時に付けましょう。
と。
でも付けたからと言って窓を
開けるかどうか微妙な所です。

うーん😔何とか良い方法は・・・
自分だってあの淀んだ空気の部屋
嫌だろうに⁉️
全く理解不能です( ̄^ ̄)
猫達に良い環境をと考えられたら
あの頭数まで増やさないか⁉️
だよね。
困ったもんです。

ところで
皆様から寄付していただいた寄付金と
葛飾区からの不妊手術の助成金が全部
振り込まれました。

皆様からの寄付金¥722000円(譲渡費用含)
葛飾区からの助成金¥758940円
合計¥1480940円
医療費合計¥1397949円
残金¥82991円

大変な金額でした。
私達わんにゃんだけでは到底負担仕切れない
金額です。
でも、手術に関しては他の団体さんの
手を借りずわんにゃんだけで
やりとげられたのは
一重に皆様からの寄付のおかげです。
わんにゃんでやった手術頭数116匹。
あの過酷な現場で命が誕生する事は
ありません。
これからまだまだ続く崩壊現場との
戦いですが1匹でも多く里親に
出せる様努力していきます。
皆様から寄付していただき残ったお金は
今後の医療費に充てて行きます。

皆様のご協力ご支援
私達の力の糧としてこれからも
頑張って行きます。
本当にありがとうございました。