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子どもから学ぶ 自分の生き方

このブログは、次の3人
 ① 子育て中の人
 ② 子育て予定or卒業の人
 ③ 子育てと無関係 だけど 子ども好きな人
に向けて、子どもたちから学んだことを元に、自分志向の生き方や解決に焦点を当てた思考法およびコミュニケーションを紹介しています。

「なんでこんな事したの!どうしてなの。黙ってないで,早く言いなさい!」

「ねーどうして,どーしてなの,本当の気持ちを教えて!」

「最近元気ないけど,どうしたの。」

 

聞いてるのに,反応がない。

黙ったまま…沈黙!

 

 

 

「みんなに..おれ..話しておきたいことが,ある.....それは......(沈黙)。」

 

話したいと言ったのに…黙っちゃう。

長い沈黙。

そんな「間」,「沈黙」には

それなりに意味があります。

 

 

ざくっと大きく分けると2つ。

 

1 動いている沈黙

○なんと言えば伝わるのか,どう言えばこの状況を逃れられるのか,表現を考えている沈黙。

○言いたいことを言い切ってしまい,安心した沈黙。

○怒りや悲しみなどで心が波立っていて,落ち着くまで待っている沈黙。

○今言われた言葉の意味を,考え直している沈黙。

○新たな気づきをもち,整理している沈黙。

○思いだし,答えを探している沈黙。

 

こういった沈黙・間は,

頭の中で様々な思考をしている前向きさがあるので

次に出る言葉を

少し待ってあげるといいですね。

 

 

2 停止した沈黙

○もうお前には話さないと,拒絶を示す沈黙。

○慣れない場,慣れない人の前に出て極度に緊張や抑圧を感じている沈黙。

○なんも話しが続かない,頭が真っ白だから沈黙。

○既に他のことに意識・興味が飛んでしまっている沈黙。

 

こういった沈黙を相手が示している時は,

あまり待ちすぎずに

何か助け船となる言葉をかけてあげるといいですね。

 

 

お母さんやお父さん,

学校の先生に上司のみなさん

そして,

いつもせわしいあの人にとっては,

 

相手の『間』や『沈黙』は,苦手!

 

ということが多いのではないでしょうか。

 

 

でも,その沈黙には意味があるのですから

ぜひ,相手の沈黙を大切にしたいですね。

 

昔から

『沈黙は金』といわれます。

 

他にも,きっとあなたも一度は経験があると思いますが,

 

好き勝手に喋っていたのに,突然みんなの会話に間が空いて,シーンとなったこと..

 

そんな現象を

『天使が通った』『妖精が通った』

などと言うことがあります。

 

言葉にはならなくても

一生懸命頭と心を動かしている沈黙があります。

あまり言葉をせかせずに,

少し余裕を持って,会話をしてみませんか。

 

 

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あれから8年

もう8年もたつのですね。

 

「いや,そうじゃない。まだ8年だ。」

そんな人もいると思います。

 

ぼくはあの震災の

直接の被災者ではありません。

でも,あの日の,あの時間のことは

今もしっかりと覚えています。

 

 

数日前から,様々なメディアを通じて

あの日の出来事とその後の・・

 

人,発電,復興,生活,原子力,地震,災害,支援,補償

 

そんな点に関わる報道がされています。

 

 

そのことによって

あらためて

 

災害について考える

復興について考える

備えについて考える

 

そんな契機となっています。

 

みなさんは..あなたは,

どんなことを思う日と,なっているのでしょうか。

 

大きな地震が来たらどうしよう。

我が家でも備えをしなくては。

とにかく地震は怖い。

被災地のみなさんは,まだまだ大変そうだ。

そういえば,そんなことあったなぁ。

 

いろいろな思いがあると思います。

 

 

ぼくにとっては

人と人とのつながり

そのことを強く感じる日です。

 

人の思いと力について考えさせられる日なのです。

名も知らぬ人のために

自らの命をかけた人。

 

被災した苦しみを遠くの地で見ていられずに

自ら行動を起こした人。

 

被災して苦しく辛い中でも

同じ境遇の隣人に,手をさしのべる人。

 

今もなお行方不明のあの人を

思い探し続ける人。

 

そんな

人の強さ,

人の優しさ,

人の力強さ,

人の人を思う気持ち・・

 

そんなことをあらためて感じます。

 

そしてもしかしたら,普段忘れそうになっている

 

あの人を思っている自分の気持ちや

あの人のために何かしたいという衝動や

あの人がそばにいてくれることの有り難さ

 

そんなことにも気づけるのかもしれません。

 

 

 

一刻も早く

復興がなされることを祈るばかりです。

 

 

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自分自身に

正直であることは

 

なんと

困難なことだろう。
 

 

他人に

正直である方が

 

はるかにやさしい。

 

 

by エドワード・F・ベンソン

 

 

言われてみれば

まぁ,たしかに

そうかもしれない。

 

 

自分をだましている..

わけではないと思うんだけど。

 

でも,

 

気持ちがモヤモヤして

スッキリしないこともあるから,

自分の気持ちに

正直に従っていないのかもしれないなぁ。

 

 

他人に対しては

正直であり,

誠実であり続ける....。

 

 

それは,なぜなんでしょうね。

他人に対して正直でいても

モヤモヤが残る時もある。

 

ということは

その時自分に対しては

正直ではない,

ということでしょうか。

 

 

とことん自分に正直に生きてみたら

どうなるのかなぁ。

 

 

 

そんな人からのコメントを,いただきたいものです。

 

 

正直言うと,フォロワーが増えると嬉しいです。

なぜって,なんとなく,嬉しいです。

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ほめることで起こるステキな心理効果

 ピグマリオン効果

 自己成就予言

 

ほめることで強化される

 自己肯定感

 自尊心

 

ほめることには良さがあります。

 

多少お世辞もあるかなぁ,と思っても

ほめられるとモチベーションは上がるし,悪い気はしません。

 

 

しかし,こんな一面もあります。

お母さんが,幼い娘さんに対して

 

「あなたは,大騒ぎしないで,いつも静かに待っていてくれて偉いわね。」

こう言ってほめ続けたら・・・

娘さんはどう思うでしょうか。

 

 

親と子の間だけではありません,

先生と教え子の間においても

 

「今回のテストもいい点だね!どんな問題でもすぐできてさすがだね。」

 

こう言ってほめ続けたら・・・

この子は,今後どうなるのでしょうか。

 

きっと,想像がつくと思います。

 

これらは,

ほめ言葉

というより,もはや

指示・命令

となっているのです。

 

 

親と子,先生と教え子,上司と部下,先輩と後輩

 

このように,上下関係が際立つ場合でのほめ言葉は

 

「あなたは,そうあるべきだよ。」

 

「あなたは,そうするから(しないから),私は評価しているんだよ。」

 

そんなメッセージを相手に

押しつけることになりやすいです。

 

傷つける言葉,乱暴な言葉ではないのですが,

じわりじわりと,相手の心に重くのしかかり,

負担を与える言葉となってしまいます。

 

 

上下関係が無い場合でも,例えば友だち同士であっても

 

「お前はいつもまじめだよな。オレ尊敬するわ。」

 

「あなたは何があっても私につきあってくれて,ホントに優しくて大好き!」

 

数回程度ならいいのですが....

この言葉をずっと言われ続けると,やはり..

 

自分は,まじめでなければならない・・

自分は,あの子につきあい続けて,優しくなくてはならない・・

 

そうであり続けないといけない・・期待に応えなくてはいけない

そんな呪縛にかかります。

 

 

 

自分は○○でなくてはならない。

 

その理想像と,実際の自分とがかけ離れていったら..

自分を評価してくれた・認めてくれた人の期待に

だんだん応えられなくなってきたら..

 

 

どうなるか..

 

期待に応えられないことを正当化しようとします。

 

できないことの原因を,他に求めます。

 

 

具体的には・・

 

登校をしぶったり仮病をつかう。

嘘をついたり,人の責任にする。

問題行動に走ったり,キレやすくなる。

 

予想がつきますよね。

 

 

ほめる。

それが相手のためではなく

ほめる側の思惑やほめる側の感情のためであると

それは,相手を操作する言葉になります。

 

けっして信頼関係は築けず

とにかく 相手のためには なりません。

 

 

相手の立場に立って

対等な関係として

言葉がけができるといいですね。

 

 

ほめるってのも

けっこう奥が深いですね。

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我が家の娘が4,5歳の頃でしょうか..。

ご近所さんや買い物中にすれ違う女性の方が

 

「まぁ~,可愛い子ですね (^.^)」

 

と,娘に声をかけてくれると

ぼくは当然 (お世辞でないと信じているので) 大喜びで嬉しくなります。

 

そして娘本人も,照れくさそうにしながらも口をとがらせ,

なんとなくキュートなポーズをとろうとしていた…そんなことがありました。

 

 

いつも学習道具を散らかしたまま大騒ぎしている男の子が,

奇跡的に片付けをしたその瞬間を逃さずに

 

「さすがだね。しっかり片付けできてえらいね。」

 

と声をかけると,その後しばらくはにこにこしながら片付けをする。

そんな子がいました。

 

 

もちろん成人した女性でも,似たようなことありますよね。

「最近きれいになったね。」

と言われていると,ますますきれいになることが。

 

もちろん成人した男性でも,似たようなことありますよね。

「いい仕事してるね~。本当に頼りにしてるよ。」

と言われていると,まずます頑張ろうとすることが。

 

 

人にほめられた・・

人から期待されているんだ。

よし,なんとかしてその期待に応えよう!

そしてその結果として

よい結果を生み出す。

これは,

ピグマリオン効果

ですね。

 

 

大人も子どもも,ほめられて悪い気はしません。

 

特に子どもは,お世辞かどうかなんて考えませんから

ほめられることで,強化されるものがあります。

 

それは,自分を信じる力です。

 

つまり,自尊心の高まりです。

自分で自分に期待を持てるようになります。

行動に対しても自信を持ちます。

 

素晴らしいことです。

 


ほめて伸ばせばいいのです!

そしてまた,

どうせほめるなら

その子,その人の,

本質(根っこ)の部分を見つめて

認め・ほめると,いいと思います。

 

 

遊んだ後に,おもちゃの片付けができる・・

 

「片付けができてえらいね。」

 

でもいいのでしょうが,

もしかしたらその子の根っこには

相手を思う気持ちがあるかもしれません。

 

だとしたら

 

「えらいね。これでみんなも気持ちよく遊べるね。友だちのこと考えてくれてありがと。」

 

と,その子の根っこにある

「思いやりの種」に触れて

声をかけられると,より一層その子は伸びると思います。

 

 


どんな小さなことでも,事実であれば

ほめていいのですが・・
見え透いたほめ言葉は,相手に不信感を抱かせます。
また・・という,是非の『非』については,次回お願いします。

 

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