「気候同行カード」が2024年7月より観光客にも開放~ソウルのバス・地下鉄が乗り放題に! | ソウルだけが韓国じゃない!<韓国大都市・郊外・地方ブログ>

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ソウルの地下鉄やバスが乗り放題になる「気候同行カード」が、7月より外国人観光客も含む観光客にも開放される運びとなります。

 

■気候同行カードについて

2024年1月からスタートした「気候同行カード」ですが、1か月約6万ウォン台でソウルの地下鉄・バスが乗り放題になるというもので、多くの人たちに使用されました。

 

それもそのはず、1500ウォン×40回乗車で元が取れるわけですから、毎日の会社との行き来に利用するだけでも充分に元が取れるというわけです。

 

気候同行カードという名前が、マイカーでなく公共交通を利用することでCO2削減につながる、という意味も含まれているはずですが、公共交通の値段を下げたりすることでマイカーをやめる人がいるかどうかは正直疑問です。

 

■外国人向けにも発売

さらに観光客にも発売される、ということで1日券~5日券まであり、5000ウォン~15000ウォンの間で購入できます。

 

たいていの個人旅行客は、地下鉄やバスに乗ると思いますし、1日数回以上は乗ることになると思うので、ソウル旅行にはだいぶお得だといえます。

 

詳しくは以下の記事をご覧ください。

 

 
■『ソウル25区=東京23区』的な旅行にも!
「気候同行カード」はソウル市内のバス・地下鉄が定額制で利用できるカードのため、拙著『ソウル25区=東京23区』的な旅行が可能になり、ソウルの市内を自由に歩くのにお得なカードになるといえます。
 
著者も執筆時に交通カードを利用するなどして、地下鉄・バスに乗り、交通費が節約できましたが、もし同じように取材したとしてもこの気候同行カードにより、さらに節約が可能になると思われます。
 
というわけで、発売されたのちには『ソウル25区=東京23区』を参考にソウル旅行を楽しんで頂けたらと思います。
 
 
■既存のT-moneyカードなどは不要になるか?
それでも既存のTmoneyカードが不要になるかというとそうではなく、全国規模で使えるカードとしてはTmoneyカードが便利だといえます。これはこれで1枚持っておけば、よいでしょう。
 
もちろん1回限りで韓国を訪れる観光客が発行するかは、ケースバイケースといえますが、ソウルだけに限った旅行なら今後は「気候同行カード」が選ばれやすくなると感じます。
 
■気候同行カードの購入方法・チャージ方法(2024/7/8追記)
気候同行カードの購入方法としては、「ソウル観光プラザ 観光情報センター」「明洞観光情報センター」または地下鉄の駅構内、コンビニなどでカード自体を購入します。
 
カードを購入した後は地下鉄の駅に設置されている券売機にて、交通カードチャージ➡気候同行カードチャージを選びます。
 
仁川空港はソウル市内ではないため、空港鉄道の一部区間では気候同行カードの適用外となり、T-moneyカードにて支払いをする必要がありますのでご注意ください。
 
■決済にはWOWPASSやNAMANEなどのカードも活用を
そんななかでWOWPASSのほか、NAMANEカードなどの、一般のクレジットカードとして使えるプリペイドカードを発行しておけば、Tmoney・交通カードが付帯してくるので、こちらも同時に活用するとよいでしょう。
 
※WOWPASSをはじめ、NAMANE・EZLカード(旧LOCA M)について知りたい方は以下の記事をご覧ください。