ソウルの登山のメッカ・北漢山、その麓へ。高尾山の感覚では登れない… | ソウルだけが韓国じゃない!<韓国大都市・郊外・地方ブログ>

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※写真・文章の無断転用を固く禁じます。©tomhangeul

ソウルはNソウルタワーのある南山や、景福宮の後ろにある北岳山など、山が手に届きそうな環境です。

 

 

ソウルを東京に例えた書籍『ソウル25区=東京23区』にも記述がありますが、連載「ソウルを東京に擬える」(「統一日報」)でさらに発展させています。

 

ソウルの登山で代表的な山のひとつとして北漢山(북한산、プッカンサン)が挙げられます。

 

北漢山のほかには道峰山であったり、ソウル大学の裏手の冠岳山、駅の名前では大母山入口駅、清渓山入口駅として山の名前を目にすることも多いのではないでしょうか。

 

■北漢山の麓を歩いてみると…

北漢山の登山口はいくつかありますが、そのひとつとして行きやすい場所をご紹介します。

 

東大門駅から2駅にあたる地下鉄1・2号線の新設洞駅から北に「牛耳新設線」という無人列車(地下鉄)が走っています。

 

新設洞駅からこれに乗って25分ほどで終点の「北漢山牛耳(プッカンサンウイ)駅」へ行くと、ここが北漢山登山の玄関口となります。

 

駅のそばからは岩山の様相を呈した3つの峰が見えます。これがまさに「北漢山」です。

 

 

北漢山の本格的な登山口へたどり着く前には車道を歩きますが、駅近くには登山客が訪れる飲食店があり、そして登山用品店がある雑居ビルの5階に「ソウル都心登山観光センター」があります(駅から約5分)

 

 

ここは登山の観光案内所なのですが、シャワールームやロッカーがあり、さらに外国人登山客に対しては登山靴のほか、用具を貸与してくれるのです(有料ですが、日本円でワンコイン以下)。

 

 

「手ぶらで!」とまでは行きませんが、装備を持って行く手間が多少省けます。

 

しかし北漢山は外側から見てのとおり、岩山ですのでかなり登りにくいと思います。登山用具も使い慣れたもののほうが良いと思いますが...。

 

そしてさらに先へ行くと、車道の脇に渓谷が続きます。4月下旬から5月にかけての新緑の季節は、心地よく気分もよく散策が楽しめます。

 

■東京の登山のメッカは高尾山

東京都心では山登りするというような山はありませんが、「ソウルを東京に擬える」では、こういった山登りについて高尾山や、そのほかに例えています。東京周辺の近郊の山はそれほど険しくなく、低山も多いのが特徴です。

 

 

今回は高尾山口駅までは行きましたが、登って調査まではしていません(ただ東京在住歴が長いので、登ったことがあるところは多いです)。

 

東京の近郊の方は遠足で行った山だったり、合宿で出かけた山だったり、おなじみの名前が出てきます。関東以外の方は、ソウルだけでなく東京周辺を知る機会としてください。

 

※以下のコラムをご覧ください。

 

 
 
※『ソウル25区=東京23区』はKBS日本語放送の番組「玄海灘に立つ虹」(火)でしばらく紹介されています。
※ご興味をお持ちの方はぜひ、お買い求めください。今は書店よりインターネットで買っていただく方が多いです。