前日下痢と嘔吐でダウンした姪っ子は行きつけの病院で精密検査。

細菌性の腹痛と判明。

担ぎ込まれた病院で処方された下痢止めの薬は逆効果で、ともかく体内の菌を出せと言われたとか。

安易な診断で処置を間違えると恐ろしいものだ。


2日目も朝の11時から見物。

結局この日も7時まで見てしまった。

2日間で16時間。

前夜祭で3時間見ているので20時間近い。

普通の人なら呆れてしまうだろう。

だが、これでも見たいチームを全てを見た訳でない。

食事中かトイレに行った時間に通過しているのもあるだろう。

見逃してもそのチームが賞を取れば、最終日の全国大会に出場でき見ることが出来るのだが。

16会場も有あるので見逃せばネットなどで調べて、その会場まで行くしかない。

結果は賞は逃したようで、全国大会には出場していなかった。


はなやかなチームも運営は厳しいようである。

何時も常勝のチームが今年は出ていない。

それも2チームも有る。

来年は更に1チームが解散だとか。

一方で新しいチームも出来るのだが、振付が問題になり、上手な振付師を確保できるかだ。

参加する個人も大変だ。

姪っ子の参加費は衣装代を含め2万5千円と言っていた。

援助を企業がしているから安い方だとか。

企業がバックについていても人気のあるチームだと、何だかんだで10万円オーバーと言う。

衣装代は勿論、会場移動の貸切バス代、昼食やチームによっては打ち上げ費用まで伴う。

市内のチームでこれだから、他の県から来る人は交通費や宿泊費で更に大変だ。


昔はよさこい祭りに参加する人が少なく、企業がお願いして参加してもらっていたらしい。

当然衣装や食事付きは当たり前。

今は踊りたい人が多く、全く逆になっている。

チームによっては踊りが下手だと、費用を出しても参加は出来ないようだ。

高知市ではよさこい祭り中、企業は休業になる所が多いと言う。

昔は銀行まで休んだとか。

もっとも社員の参加で出勤者は減るしその上、大騒音では仕事どころでは無いだろう。

よさこい祭りを見て帰り、静かに風呂に入っていても、音楽が頭から離れないほど強烈さだ。

原宿や他の場所でよさこい踊りを見ても、そんな感じを覚えたことは無い。

脳を狂わせているのかも知れない。








いよいよ本祭。

市内16か所で一部を除き二日間、朝の11時から夜10時まで、大音響の中踊りっぱなし。

こんな音で、最終日の全国大会までを含めると3日間も我慢できるのは高知市民だからこそだと思う。

市内の道路は地方車で交通渋滞が始まる。

今年の参加は約200チーム、踊り子は18,000人。

高知市が一年で一番熱くなる日だ。


暑い夏、少しでも日差しを防ぐため、いつも商店街で見学。

商店から流れる冷房のおこぼれが有るので、他の会場より幾らか過ごしやすい。

商店街にある店舗で折り畳みの椅子を購入し、ラインが引かれた内側に置いて場所を確保。

早い時間だと納品の為のトラックが通り、椅子が邪魔になるので車両が規制になる10時過ぎからだ。


観光客の多くが本部のある有料席に向かう。

地元民は商店街で見学。

こちらがアーケードになっている関係で、地方車からの音響は大迫力。

車の上で美声で歌うもの有れば、どう聞いても音痴の人がいるのも楽しい。

地面が揺れ、体に風圧となって体に感じる。

隣に愛媛から来たと言う男性と話になった。

一度来て虜になってしまったと言う。

それ以来毎年来ていると言う。


姪っ子も踊る予定になっている。

踊る時間と場所を連絡してもらう事になっていた。

しかし、全く連絡が来ない。

だが、姪っ子が踊っているはずのチームが目の前を通過。

姪っ子を探すのだが、全く分からない。

化粧が同じで、同じような人ばかりで、いつも写真撮影に間違えたりして苦労する。

事前にどの位置で、右か左か聞いていないと全く撮影できない。

結局連絡が無かったため分からず仕舞い。


その後次々に他のチームが通過。

腹も減って来たので、近くのひろめ市場に。

サバの姿ずしを買って座ろうとするも満席。

入口近くに美人の若い女性二人がジョッキを片手に飲んでいる傍が一席分空いていた。


女性に声を掛け、隣に座らせてもらった。

そして女性の話を聞いていたら、姪っ子と同じチームが通るのを待っていた様子。

同じように踊る友人から連絡が来ないと二人でブツブツ言いながら話していた。

女性達にそのチームは今通り過ぎましたよと言ったら、驚いた表情を見せたものの慌てる様子も無く、飲み続けていた。


彼女たちは有吉の番組で芸能人が踊り来ると話をしていた。

テレビで放映したのを見ていて、来ると思っていたらしい。

自分も番組を見ただけに、踊る事を期待していた。

しかしテレビ局のホームページを見ても、その様な案内は無い。

こちらは素面のまま、そんな雑談をして彼女たちと別れた。

他にもそのような期待していた市民もいたのだが、結局そのチームが踊ることは無かった。

夕方近くなって、妻の妹からメールが入る。

姪っ子が下痢と嘔吐で、病院に運ばれ点滴を受けて踊りは参加出来ないという。

だが後で話を聞くと、病院を出た後、舞台のある中央公園だけは踊ったようだ。

そんな状態でも踊り、しかも運転して自宅に帰るなどその根性には驚かされた。

この日は夜7時まで見て、病気なった姪っ子の一人を除き妻の妹家族と食事へ。


妻はよさこい祭りが好きでない。

どうも華やかな踊りは嫌いで、阿波踊りとか風の盆の様に日本古来の踊りが好きなようだ。

自分はどちらかと言うとにぎやかな方が良い。

当然の事ながら、妻の妹の家に行くのだが、妻は同行しない。


高知駅に着き前夜祭が行われる中央公園に。

開始までに少し時間が有ったので、商店街をぶらぶら。

数年前に行った時、寂れた感じがしたが、空き地に建物も出来、気のせいか回復している様にも見えた。

高知で有名なひろめ市場を覗いてみると、地元客と観光客で超満員。

昼間からあちこちでビール片手に、相席で飲んでいる人が多い。

もっともここは朝っぱらから飲んでいるので、有名な場所。

高知ならではの呑み助がいないと、こんな店はやって行けない。

繁盛するので同じ店を高松にに作ったら、昼間から飲む人がおらず、客が来ず撤退したと言う話を聞いた。


2時間程ウロウロして、会場の中央公園に戻ると超満員。

後ろの方で見るしかない。

入場を規制するほどの混雑。

カメラの望遠を最大するが、暗さも有り写りが悪いが仕方ない。

昨年賞をもらったチームが、前夜祭に今年の踊りを披露する。

今回は阿波踊りのチームが徳島からやってきて前夜祭の舞台で披露した。

今までで阿波踊りのチームが来たのは初めてだと思う。

高知バージョンを作ったとかで、見たことのない激しい動きのある踊りだった。

よさこい祭りが終わると、引き続いて徳島で阿波踊りが有るので、いい宣伝効果が有ると思う。

プログラム途中で夜も遅くなり、妻の妹の家に。

姪っ子が翌日踊ると言うので、楽しみにして床に。