殺生丸が慈悲の心を育てていくプロセスです。
もともと「心」が荒魂以外育っていない殺生丸は、戦闘に関することしか言葉による表現がなされないんですよね。だからすごく無口。最初よりどんどん無口になるのも、言葉にできるほど自分の心が分かっていないものの、荒魂以外でも心の針がふれることも増えてきて、「でも言葉にはならない」そして「それを悟られたくはない」という場が増えてきているからなのかという感じがします。
初めてりんが”人質”としてさらわらた話(23巻1話「さらわれたりん」)では、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220609/15/tomatottochan/a2/80/j/o0997164115130404681.jpg?caw=800)
(23巻1話「さらわれたりん」)
”人質”とか考えたこともない生き方だったろうから、、干渉しない殺生丸はりんに甘いわけではない。けども、子どもだって分かっているからか、従者の邪見を見守りにはつかせている。
もともと「心」が荒魂以外育っていない殺生丸は、戦闘に関することしか言葉による表現がなされないんですよね。だからすごく無口。最初よりどんどん無口になるのも、言葉にできるほど自分の心が分かっていないものの、荒魂以外でも心の針がふれることも増えてきて、「でも言葉にはならない」そして「それを悟られたくはない」という場が増えてきているからなのかという感じがします。
初めてりんが”人質”としてさらわらた話(23巻1話「さらわれたりん」)では、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220609/15/tomatottochan/a2/80/j/o0997164115130404681.jpg?caw=800)
(23巻1話「さらわれたりん」)
”人質”とか考えたこともない生き方だったろうから、、干渉しない殺生丸はりんに甘いわけではない。けども、子どもだって分かっているからか、従者の邪見を見守りにはつかせている。
でも、りんが奈落の一味にさらわれちゃった結果、、、「たかが小娘一匹のためにこの殺生丸が云々、、」と言いながら、最初はすぐにはりんを助けにいかず奈落を殺しにいこうとするも、、、
奈落は、「殺生丸さま、わたしを追うよりも、お連れの小娘を早く迎えに行かれたほうがよい… りんは今、琥珀(こはく)という者と一緒にいる。」と殺生丸にりんがヤバいよを示唆して逃げました。そう言われると今の殺生丸は奈落を追えない。
犬夜叉は犬夜叉で奈落を追っているため、この状況で遭遇することになり、下記の言葉は全部犬夜叉の言葉です。(殺生丸と琥珀はまだ出会ったことがない。)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220609/15/tomatottochan/c0/89/j/o1345121715130406890.jpg?caw=800)
(23巻 4話「琥珀への暗示」)
「人質でもとられてんのか?」と犬夜叉に聞かれても、何と言っていいのか殺生丸自身が分からない、微妙な表情をしている。犬夜叉からすると見たことない兄の表情だと思われる。後で「あの殺生丸が人間のガキ連れてるのも信じられねーが、、」と犬夜叉がかごめに話しているように、、この自分が「人質をとられている」ということを殺生丸自身どう捉えていいのかまだちょっと分からないでいる感じ。
このひとコマの殺生丸の表情が、アニメでは抜かれているので、全く深みが変わってくるなぁ、、と感じました。そこが抜かれてすぐにこの心のセリフに入っています。
(23巻 4話「琥珀への暗示」)
動きは常に優雅(笑)そして人の質問にはYESの場合はたいてい無視。興味がない場合も無視。違っていること言われると、できるだけ短く簡潔に冷たく返答。
一方連れ去られたりんは、この琥珀という少年に監視されている状況だったわけですが、琥珀は奈落の支配下にあり、必要時には暗示をかけられてしまう状態です。
動きは常に優雅(笑)そして人の質問にはYESの場合はたいてい無視。興味がない場合も無視。違っていること言われると、できるだけ短く簡潔に冷たく返答。
一方連れ去られたりんは、この琥珀という少年に監視されている状況だったわけですが、琥珀は奈落の支配下にあり、必要時には暗示をかけられてしまう状態です。
(23巻 2話「奈落の目的」)
が!りんは、この状況において、何を手に持っているかというと、、、うりです(笑)さらわれる前に畑でとってたうりを抱えてきてて、この状況でうりを割って食べています(笑)りんは心臓に毛が生えているのかレベルの強靭な精神の持ち主で、本当にたくましい。だから殺生丸に釣り合っている。生き抜くためには、うりも食べれる時に食べとかんとな(笑)
琥珀が今ここナウは怖くないからだろうけれど、琥珀が自分の見張りなんだということは琥珀に言われて分かっています。アニメでは琥珀に「食べる?」って聞いて「甘いね~これ。」とか言って一緒に食べているんだけど、琥珀は「犬夜叉」の話の中で、最も過酷な境遇のキャラ。辛すぎて記憶を一部封印してしまっているような状態。さすがに一緒に呑気にうりを食べるような感じじゃないのは漫画の琥珀の返答の表情を見れば分かる事。アニメでは何かと描写が過剰で、それゆえにそれぞれの深みが損なわれています
琥珀が今ここナウは怖くないからだろうけれど、琥珀が自分の見張りなんだということは琥珀に言われて分かっています。アニメでは琥珀に「食べる?」って聞いて「甘いね~これ。」とか言って一緒に食べているんだけど、琥珀は「犬夜叉」の話の中で、最も過酷な境遇のキャラ。辛すぎて記憶を一部封印してしまっているような状態。さすがに一緒に呑気にうりを食べるような感じじゃないのは漫画の琥珀の返答の表情を見れば分かる事。アニメでは何かと描写が過剰で、それゆえにそれぞれの深みが損なわれています
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(23巻 2話「奈落の目的」)
その後こうなって操られた琥珀に殺されそうになるものの、、殺生丸に助けられるという展開。その時も色々あり、殺生丸の慈悲が混ざっているんだろうなという言動があります。琥珀が奈落の暗示で殺生丸を攻撃してくるので、琥珀など闘う相手にもならない殺生丸は、一瞬で琥珀の首を掴むのですが、操られていても尚、ここで殺されて自分の命を終わらせたがっている琥珀の何の抵抗もない瞳を見て、殺生丸は首を掴んでいた手を離します。
りんも琥珀を殺してほしくないとその後ずっと願っていて(りん自身、琥珀に殺されかけたにも関わらず)、いつどうなるか分からない危険性はあるものの、後に自分を信頼してついてくる琥珀の同行も殺生丸は何も言わずゆるしていきます。
この一回目のりんの誘拐の後、りんは殺生丸の弱点として知られていきます。27巻。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220609/19/tomatottochan/5b/4a/j/o1043157015130518615.jpg?caw=800)
(27巻 2話「顔」)
背中を向けても気が読めるので、殺生丸にはあまり関係がなく、飛んできた刀を自分の刀で背を向けたまま受け返す。だたりんがこの後一時行方不明に。奈落の一味たちは妖怪ではなく死人から作られた隊員で、人間には入れるが妖怪には入れない、もしくは入っても辛い結界にりんを連れて逃げ込む。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220609/20/tomatottochan/5f/97/j/o1195137015130522497.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220609/20/tomatottochan/64/df/j/o1040157315130522289.jpg?caw=800)
(27巻 3話「睡骨の村」)
でも、殺生丸は負けず嫌いなので平気なフリして(平気じゃないけど)先回り。この辺りからどんどん殺生丸のヒーロー感が増してきます。
どんどん慈悲の心が育っているように見えるけど、23巻から27巻に飛んでいるように、殺生丸は主役の犬夜叉一行と比べて、かなり登場が少ない、、というか、何巻も全く登場しなかったりするし、登場しても数ページ。そしてセリフは本当に少ない。
出ない間も犬夜叉の話が展開し進んでいるし、間に犬夜叉たちの普通の日常エピソードも上手く描かれていて、次の登場時に時の経過を感じさせられているので、この描かれない間にも殺生丸一行の日常があることを読み手が奥行きとして自然に持たされた上で、登場の度に殺生丸の変化を受け取る感じになっている。見せ方として、なるほどな~と思います。
犬夜叉との刀のこと、奈落とのこと、ちょこちょこと、時折数ページ登場しつつ、変化のプロセスとインパクトをそれなりに残しながら、、
最もインパクトのある回。刀のことについて訊くために実母のもとを訪ねる。殺生丸の実家なのか分からないけど、大豪邸。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220609/20/tomatottochan/26/41/j/o1386118215130532398.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220609/20/tomatottochan/ed/bc/j/o1028159315130533867.jpg?caw=800)
(47巻 9話「冥道」)
殺生丸の容姿もこの性格も母親似なのだと判明。
りんと琥珀(琥珀は記憶を取り戻し、、紆余曲折の後、殺生丸に勝手に付いてくるようになった。)は連れて入ったのではなく、冥界の犬にさらわれてしまったためなのだが、冥道に入ると普通の人間は生きていられないことを知らなくて、結果りんが命を落とす。天生牙で救おうとするけれど、救えないことを知って絶望。母は冥道石を通して中の様子を見ています。(この母のセリフは外で待っている邪見に話しているもの。)
りんの大切さをはっきりと自覚してしまったというのは、この後の殺生丸の選択や行動にかなり大きな影響を与えていきます。
そして、天生牙にすがる死人たちを見て、りんと同じ人間なのだな、、と天生牙の最大の力(人の魂を一度に浄化する)を発揮します。
この時48巻、読者の月日で見ると、年数にして12年くらい経過しているから、当然変化の感覚としては違和感はないけれど、物語では殺生丸がりんと出会ってからは1年~1年半くらいなのかな。毎日一緒にいてる上に命がけの体験がその間に挟まっている濃い日々なので不思議はないけれど、最初の殺生丸と比べたら、ものすごい変化しています。
おまけで。
絶望の前のシーン。
冥界の主に連れ去られたりんを、「連れて帰る!!」と強い意思表示をした瞬間の殺生丸。この「連れて帰る!!」のセリフがアニメではなかったような?
当時適当に読みすぎてて、何も覚えていないけど
![泣](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/665.png)
冥界の主から取り返せたのに、、りんは生き返らない
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/607.png)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220610/15/tomatottochan/9d/86/j/o1005162815130880349.jpg?caw=800)
目覚めないりんを冥界から現世に連れて帰って、この後母とのやり取り。
ほとんど言葉で語らない殺生丸の表現として、最も好きなシーンのひとつ。
ほとんど言葉で語らない殺生丸の表現として、最も好きなシーンのひとつ。
![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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