ミドルエイジの武器③ 体力がない |  「カラダ」と「ココロ」をととのえ若返り! とまりしゅんいちろう のブログ

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「考えて食べる」を実践し、そのうえで「カラダ」と「ココロ」をととのえる健康寿命ナビゲーター とまりしゅんいちろうによる情報パワーステーション


 

今日のブログは、

日々の生活の中で生じる

様々な物事に対し、

ストレスフルな毎日を過ごす

あなたに、


 

やや過激かもしれませんが、

ココロがスッキリする

内容となります。


 


 

皆さん、こんにちは。

自ら行う「セルフ・リラクゼーション」で

カラダとココロを整える、

健康寿命ナビゲーターの

とまりしゅんいちろうです。


 

こちらのブログでは、

あなたの食と美容と健康に

役立つ手軽にできて

効果のある情報をお伝えしています。


 

ありませんか?

日々の人間関係で

ギクシャクしたり、

ささいなことで

ココロがざわついたりすることが。


 

仕事や家事の

強いプレッシャーに

押しつぶされそうになる

気持ちになることが。


 

そんなあなたに、

吉報です。


 

元マイクロソフト日本法人の代表で、

様々なベストセラーを数多く出版され、

その歯に衣着せぬ発言で

多くの読者を魅了されている

成毛眞先生の著作の

引用です。


 


 

その題名も

40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい」


(笑)


 

気に入ったことだけでも

いいのです。


 

ぜひ実践してください。


 


 


 


 

スポーツに限らず、

ビジネスでもケンカでも、

真剣勝負には経験やかけひき

がものをいう場面が必ずある。


 

若いときに失敗した経験が

あるからこそ、あとで勝てる

こともある。


 

仮に自然の中で遭難したと

したら、生き残るために

重要なのは、なるべく

体力を使わないことだ。


 

どんなに強い肉体を持って

いても、必要以上に動き

回って体力を消耗しては、

命取りになる。そして頭を

フル回転させねばならない。


 

落ち着いて状況を判断し、

暑さや寒さから身を守れる、

なるべく安全な居場所を確保

する。水や食料を確保し、

ケガへの対処、助けを求める

方法など、持てる知識を総動員

して最善策を検討する。


 

過去の事例やその土地に

関する情報を知っていれば、

それも判断材料になるだろう。


 

サバイバルで重要度が高い

のは、生き延びたいという

意思やタフさ、冷静な判断力、

機転を利かせる柔軟さであって、

体力ばかりでない。


 

剛健なおバカと、非弱で

聡明な人なら、後者のほうが

生き残る確率は高いのだ。


 

別の本にも書いたが、

仕事でも、楽をしなければ

結果を出すことはできない。


 

限界まで働くのは長続き

しないし、身体もボロボロに

なる。手を抜けるところは、

できるだけ手を抜いて

体力を温存したほうがいいのだ。


 

定番の「もう若くはないから」

は、こういう場面でこそ

使うべき言い訳である。


 

四十六歳のテニスプレーヤー

伊達公子選手が世界の若い

選手たちのなかで活躍して

いるのをみると、若さが

すべてではないのだとわかる。


 

彼女は2011年、試合後に

行われたインタビューのなかで、

「いまのテニスはパワフルで

スピーディー」と感想を述べた。


 

続けて、「若い人たちのプレー

スタイルはみな同じですね。

マルチナ・ナブラチロワの

ようなサーブ&ボレーや

ネットでのタッチプレーは、

なくなってしまいました。

パワーとビッグサーブで

バンバンバンと打って終わり。

戦略がありません」と

話している。


 

はっきりと言葉にしていないが、

彼女はパワーやスピード以外

の部分で戦えると確信して

いるのではないだろうか。


 

だから、ミドルエイジになった

いまでも、勝って結果を

出している。


 

伊達選手は大きなプレッシャー

やストレスを理由に、二十六歳

のときに一度プロを引退した。


 

その経験を挫折とは思っていない

かもしれないが、一度引退して

いなければ、いまは選手では

なかったかもしれない。


 

うまくいかなかった経験が、

第二のチャレンジにつながった

のだ。


 

伊達選手は同じインタビュー

のなかで、ナブラチロワ元選手

から「どれぐらい長くプレー

するつもりなの?」と尋ねられ、

「そんなに長くないと思うけど」

と答えたところ、彼女が

「私の記録を破らないでね」

と冗談を言ったというエピソード

を語った。


 

ナブラチロワ元選手は、

四十七歳のときにウインブルドン

で二回戦に進出したという

功績の持ち主だ。


 

スポーツの世界であっても、

長く続けられるのは力まかせ

ではなく、テクニックや戦略

など、別の要因なのだ。


 

知恵の輪は、力任せに

引っ張っても外れない。


 

しかし、どう外すかを考えれば

力を使わなくても楽に

外せる。


 

ミドルエイジになって

体力が衰えてきても、

決して悲観することはない。


 

体力以外の力で勝負できる

ようになったのだ。


 

ここからがほんとうの

実力勝負だ、ともいえるだろう。


 



 

成毛眞「40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい」参照