彼岸が過ぎてめっきり涼しくなった。
北寄りの乾いた風が時折強く吹き抜け、さざ波が海面を滑ってゆく。夜明けの海岸はもう肌寒い。
台風通過後、この広大な海岸には適度に波気が残り、ハマチ、シオ、カマス、などが数は少ないながらも回遊しよく釣れていた。
ところがその高活性も秋分の日で終わったようだ。
金曜日からの飛び石連休中は釣人ばかりが多く、魚はどこに行ったのか当たりすらなかった。
秋分の日にどうにか釣れた43㎝のハマチ。
刺身は少し飽きたので、この日の夜はハマチのムニエル。
すだちを絞ってご飯と。醤油でもマヨネーズでも美味い。
三枚に卸して小骨を抜き塩を当てたカマスと、二日寝かしたシオの塩焼き。これもすだちたっぷりで。
旨味が凝縮されている。
二日寝かしたハマチの刺身。
血合いを取り、生姜醤油に少し漬け込み、漬け丼で頂いた。熱々のご飯と相性が良い。
深まる秋とともに鰹の脂が乗ってきた。
ハマチやシオの刺身には飽きても、美味しい鰹の刺身は毎日食べても飽きない。
日曜日から南海上で発達中の台風16号の影響で早くも海が荒れてきた。
今週は大荒れでとても海に近づくことはできない。
日曜日、近所のスーパーで地元の猫の保護団体主催の「里親会(譲渡会)」が開かれていた。
秋も深まりつつ、最近かんたろうも時々淋しそうな素振りをするので、どんな猫がいるのか冷やかしのつもりで覗いてみた。
目が合った途端、驚いた。そして目を疑った。
その猫は、かんたろうとそっくりだったのだ。
「メス、生後3ヶ月、名前はマルちゃん」と書かれていた。気がつくと思わず、係の人に声をかけていた。
「ぜひお試し一週間のトライアルにチャレンジしてみてください」
そう押し切られ、急遽ゲージと共に家に連れて帰ることとなった。
今日で三日目。
しかし、全くかんたろうはこの子猫に近づこうとしない。近くに連れて行くと一目散に逃げる。
何と、ゲージを置いてある2階にさえ行かなくなった。
「トン」と勝手に名付けた。
まるでトンボのような丸い目が印象的で、運命的に突然トンと私の前に現れた気がしたのだ。
まだまだ怯えきっているが、トンは食事もトイレもすぐにできた。私の中ではすでにおとなしくて良い子の印象が強まっている。
しかし飼うかどうかはかんたろう次第だ。かんたろう、どうすればいい? 仲良くなれるか。
もう少し様子を見て見るけど・・。
今週中に決断しなければいけない。





















































