女性アーティストばかりのライブって、実はちょっとニガテだったりします。アーティストはいいのですが、会場の雰囲気についていけないことがよくあるのです。5日の「Fairy Night」@渋谷「Milky Way」でも、最初はかなり引いていました。が、出演者の強烈な個性がそんな思いを飛ばしてくれました。
大黒美和子さん
http://www.radio-gaga.net/%91%E5%8D%95%83%8C%81%5B%83x%83%8B/%91%E5%8D%95.html
元は演歌歌手だったそうです。歌声がとぉ~っても綺麗。暗い歌が多いと本人は語っていましたが、私は良いと思います。中島みゆきさんのように思いっきし暗くても、それが聴く者の心を捉えるのですから。
やもとなおこさん
http://yamonao.com/page015.html
アルトな歌声のギター弾き語り。力強さが溢れるパフォーマンス。楽曲には心の陰の部分をそのまま写し取ったものも多いのですが、それが却ってズシッと響きます。観客の心に入り込み、共鳴を呼び起こす力は抜群です。
森本千鶴さん
http://ameblo.jp/morimoto-chizuru/
観客を圧倒する、ロックバンドなみにパワフルなステージでした。エンターテイメントとしても素晴らしく、楽曲もハートフル。いやでも元気になるライブをやってくれました。
「ビートルズママ」という曲、亡くなられたお母様がビートルズ大好きだったということで作ったそうなのですが、歌詞に巧みにビートルズの曲名が折り込まれていて、その巧みさに爆笑してました。
松岡里果さん
http://ameblo.jp/matsuokarika/
今日ビックリしたのがこの人。以前2回ほど見たことがあるのですが、その時は正直、ただ「フルートも吹けるアーティスト」という印象しか受けませんでした。が、今回はまるで別人。観客を惹きつける力が物凄く強くなっていて、見違えました。
上野まなさん
http://ameblo.jp/mana-ueno/
この人ともずいぶん久しぶり。アレンジをだいぶ変え、ボサノバ風にしたそうです。楽曲的にもステージ全体の印象からしても、かなり「アイドル」的。本来私はこの路線が好きではなく、たいてい拒否反応を起こしてしまうのですが、上野さんの場合、醸し出す雰囲気があまりにピュアなので、ついつい聴いてしまいました。
会場に入ったときにはどうなることかと思いましたが、出るときには気分も晴れ晴れとしたライブでした。出演アーティストの皆さん、輝いてました。o(^▽^)o