普段はもう韓国のニュース見ていないのに、今日は偶然アナウンサー(배창복)氏を検索していて、
ソウル大学路の小劇場
ハクチョン학전が閉館すると知り
既に閉館したと知り、
ああ、
ハクチョン[学田]劇場といえば
キム・ミンギ氏主宰の劇団
90年代以降
あの有名な『地下鉄1号線』
~ソウルの地下鉄1号線に乗り合わせる人々の人間模様を描いたもの~
地下鉄1号線はその名の通り、ソウルで一番最初にできた地下鉄なので、清涼里~東大門~鍾路~市庁~ソウル駅~など主要エリアを貫通し、庶民的な雰囲気がします。ちょっと前までは物売りや物乞いがいました。車内にですよ。
そこへ速報が
胃がんで闘病されていたらしく
もともとは作詞作曲家&歌い手で、
70年~80年代
時代柄
社会と強く結びついた歌を作られてました。
昔「参与詩」とか
「参与文学」というジャンルがあって、
すべての創作活動は
社会と繋がってこそ、という風潮があり、
というか実際、
当時は軍事独裁政権だったので
今とは全然違ったんです。
서로움 모두 버리고
나 이제 가노라.
≪1987年の映像≫
↑民主化宣言が出るきっかけとなった6月抗争
『朝露』
長い夜を明かし
草の上に宿った
真珠より美しい
朝露のように
私の胸に悲しみが
一つ一つ宿る時
朝の裏山に登って
小さな微笑みを覚える
太陽は墓地の上に
赤く昇り
真昼のうだる暑さは
私への試練なのか
さあ行こう
あの荒れた広野へ
悲しみはすべて振り捨てて
私は行く
↑この歌詞が「政府批判」とされて放送禁止曲になったり。
♪『この世のどこかに』
「民衆歌謡」は「抵抗歌謡」「運動歌謡」とも言われました。日本では聖子チャン・明菜ちゃんの時代。私にとって80年代はそんな時代でした。(海を越えると違う世界)
在日2世歌手
李政美さんの美しい歌声に
カセットテープが擦り切れるまで聴く。
日本で発売(1989)
『キム・ミンギを歌う』
収録曲
1, 이 세상 어딘가에
この世のどこかにあるかな幸せでいっぱいの国
2, 공장의 불빛
美しく輝いていた工場の灯(労働歌謡)
3, 인형
色紙を折って人形をつくり
4, 식구 생각
まっすぐ伸びた新作路シンジャンノキル(1960年代の風景)
5, 소금 땅 흘리
塩の汗を流し流し幸か不幸か生き残っても死んでも
6, 고궁의 담
言葉じゃない言葉に疲れた私の耳が言葉をすべて忘れて聞き取れない
7, 가뭄 ひでり
8, 제발제발 (子供目線)
どうしたら早く大人になって怒られずに済むかな
9, 종이연
凧を上げよう 空の果てまで
10, 강변에서
工場労働者スニを待つ家族
11, 아침이슬
代表曲:朝露
イ・ジョンミさんのエッセイ
素朴な歌声…
一つの時代の終わり。
全教組うたグループ
♪そんなに叩かないで 私は黒板消しじゃないよ。これしちゃだめあれしちゃだめ遅刻だって好きでしてるんじゃないのに 小さい時の頃思い出したら私たちの気持ちもわかるでしょ?
なつかしい。
久しぶりにヒトカラ行ってみますかねー。
運動歌謡がどれだけ入ってるかわからないけど。