昨日も書いたから、ミーハーみたいなこの話題はもう書かないでおこうと思ったんだけど
書かずにおれないインパクト。
引き込まれる文章力。
瀬戸内寂聴さんも絶賛。
図書館にあったので借りて来て、休み休みしながら一日で読みました。
小保方晴子日記(2018年)中央公論新社
https://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E4%BF%9D%E6%96%B9%E6%99%B4%E5%AD%90%E6%97%A5%E8%A8%98-%E5%8D%98%E8%A1%8C%E6%9C%AC-%E5%B0%8F%E4%BF%9D%E6%96%B9-%E6%99%B4%E5%AD%90/dp/4120050645
2015年~16年の記録。2014年末までは理研の検証実験をしていたから、理研を退職してからの日記。
鬱とPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状が一進一退。
逃避行のような小旅行や、転々とした自宅での引きこもり生活。
鬱の記録です。でも文章が読ませるんです。
暗いので万人受けはしないだろうけど、私はかなりひきこまれて読みました。
心理描写に共感できるからでしょうね…。
登場人物にニックネームつけるとか、ユーモラスな部分も。
最後は一筋の光が差し込むような、希望のある終わり方です。
悲惨な毎日だけど、少しずつ良くなってきてる。
前回「心から笑えることはもうないだろう」と書いたけど
穏やかに笑える日はきっと来ると思います。