鄭大均氏の本は何冊も読んだけれど、これはイマイチでした。
『~もはや怪物・韓国ナショナリズム~ 韓国が'反日’をやめる日はくるのか』新人物往来社(2012年)
https://www.amazon.co.jp/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%8C%E3%80%8C%E5%8F%8D%E6%97%A5%E3%80%8D%E3%82%92%E3%82%84%E3%82%81%E3%82%8B%E6%97%A5%E3%81%AF%E6%9D%A5%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E9%84%AD-%E5%A4%A7%E5%9D%87/dp/4404042841/ref=pd_sim_14_5?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=QB7CY14A5DWPSWWAPWJW
装丁もレイアウトも安っぽい感じで、いかにも売るために「こんな内容の本を書いて下さい」という要望に答えて、今まで書いた論文や引用した資料を再構成した感じ。この時代にこんな記事やこんな文を書いていたとあげつらう感じ。特に目新しいものはありませんでした。昔から見てきたから知っています。
「はしがき」にはいいこと書いてるんですが、本文を読んでると延々とうんざりする本でした。
たしかに私たちは、私もまたそれを黙認してきたのです。時代は変わり韓国は豊かな国になりました。
日本に何をやっても許された、何をやっても許していた、
両国とも軌道修正が必要な時期なんだろうなあと思います。