母親と同居していた50代の息子(独身)が、認知症になった母親を介護する話。
『母さん、ごめん。』 松浦晋也 著(日経BP社)2017年
https://www.amazon.co.jp/%E6%AF%8D%E3%81%95%E3%82%93%E3%80%81%E3%81%94%E3%82%81%E3%82%93%E3%80%82-50%E4%BB%A3%E7%8B%AC%E8%BA%AB%E7%94%B7%E3%81%AE%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E5%A5%AE%E9%97%98%E8%A8%98-%E6%9D%BE%E6%B5%A6-%E6%99%8B%E4%B9%9F/dp/4822259455
評価もいいし、かなり売れた本です。
私も買いました。
文章を書いている人なので(理系のライター)冷静で読みやすいです。
著者と私は年も似ているし、母親の年も似ている(認知症になった年齢も似ている)
2014年夏におかしいなと思い始め
2015年春に要介護1判定、介護サービスを受け始め、秋には早くもその体制がほころび始め
2016年春に要介護3(!)、体制を練り直すも夏には行き詰まり、年末から施設を探し始める。
2年半におよぶ在宅介護が終わるまでを書かれています。
在宅介護は大変ですよねー。
私は遠距離介護ですが(介護というほどでもないが…)、
この本を買った時は、実家の母が今後どのようになって行くのか、どんなスパンで認知症が進むのか、
心配で買ったのですが、人によって症状や進行の仕方は違うようです。
著書のお母さんは進行が速い。
うちは2015年に忘れっぽくなって、2016年に大丈夫かなという感じで(料理もあまり作らなくなり)
11月の父の急逝を機に、いよいよ危うく、腰椎の圧迫骨折と共に要介護1認定を受け
介護サービスの利用を始めました。
2017年まるまると、今2018年3月ですが、1年3か月「要介護1」のままで
受けているサービスも変わらず続行しています。最初より脳の委縮は進んだかもしれませんが
非常にゆっくりとした進行です。日常の生活はできていて、私と姉が週一ずつ通ってフォローしてます。
実家のある町の包括支援センターが親身になって下さったと思うし、
介護保険で賄えるサービスは手厚いなと感じています。(自己負担は1割)
介護保険システムのお蔭でスムーズに支援を受けることができました。
上記の本、興味のある方はお貸しできます。