鎮海の続きです。
市場の方から長い階段を上がっていくと、公園に出ました。
その右にまた階段があって、鎮海塔(展望台および博物館)に続いているようでした。

その右にまた階段があって、鎮海塔(展望台および博物館)に続いているようでした。

階段をまた登りながら、ふと右を見ると…
これは?
日本の何かの遺跡のようですね?
表示板には「望柱石」と書いています。 (写真の右下に現れる+をクリックすると拡大できます)
日本の何かの遺跡のようですね?

正面から登ってきたら見逃すところだった。
脇の階段を登ってきて良かったです。
脇の階段を登ってきて良かったです。
帰国後に調べてみると
「明治43年」というのは「西暦1910年」です。まさに日韓併合の年。
さらに調べると
この日付もまさに、併合の日なんですよね。
1910年8月29日…
「明治43年」というのは「西暦1910年」です。まさに日韓併合の年。
さらに調べると
この日付もまさに、併合の日なんですよね。
1910年8月29日…
この石は鎮海を掘り起こしていた大日本帝国が、高麗時代のものと思われる遺物(石)を見つけ
日本に持ち帰ったのだそうです。そうして鹿児島の神社にあったものを、日韓の協力のもとで2010年、
元の地に里帰りさせたものだそうです。
日本に持ち帰ったのだそうです。そうして鹿児島の神社にあったものを、日韓の協力のもとで2010年、
元の地に里帰りさせたものだそうです。
その時の記事(日本語)
http://www.mcst.go.kr/japanese/koreaInfo/news/newsView.jsp?pSeq=132
東亜日報(2009年 韓国語)
http://news.donga.com/3/all/20090825/8771036/1
http://www.mcst.go.kr/japanese/koreaInfo/news/newsView.jsp?pSeq=132
東亜日報(2009年 韓国語)
http://news.donga.com/3/all/20090825/8771036/1
30年前韓国語の勉強を始めたのと同じように、
思いがけず運命のように出くわした石でした。
思いがけず運命のように出くわした石でした。