鎮海「朝鮮石」 | 韓国語教室 とるめんい川西

韓国語教室 とるめんい川西

2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

鎮海の続きです。

市場の方から長い階段を上がっていくと、公園に出ました。
その右にまた階段があって、鎮海塔(展望台および博物館)に続いているようでした。
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階段をまた登りながら、ふと右を見ると…




これは?
日本の何かの遺跡のようですね?
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表示板には「望柱石」と書いています。   (写真の右下に現れる+をクリックすると拡大できます)


正面から登ってきたら見逃すところだった。
脇の階段を登ってきて良かったです。

帰国後に調べてみると
「明治43年」というのは「西暦1910年」です。まさに日韓併合の年。
さらに調べると
この日付もまさに、併合の日なんですよね。
1910年8月29日…

この石は鎮海を掘り起こしていた大日本帝国が、高麗時代のものと思われる遺物(石)を見つけ
日本に持ち帰ったのだそうです。そうして鹿児島の神社にあったものを、日韓の協力のもとで2010年、
元の地に里帰りさせたものだそうです。



30年前韓国語の勉強を始めたのと同じように、
思いがけず運命のように出くわした石でした。