1988年春。
延世大語学堂に通うため住む所を探していた私は、「복덕방[福徳房]」アジョシと
路地を歩いていました。今は不動産(부동산)집 というほうが多いみたいですが、
昔はポクトクパンと言ってました。
延世大語学堂に通うため住む所を探していた私は、「복덕방[福徳房]」アジョシと
路地を歩いていました。今は不動産(부동산)집 というほうが多いみたいですが、
昔はポクトクパンと言ってました。
希望に合った所があるというので訪ねたものの、すぐに出て来たアジョシは
私に向かって「ナガッテヨ」と言いました。
私に向かって「ナガッテヨ」と言いました。
ナガッテヨ
나갔대요.
= 나갔다고 해요. ナガッタゴ ヘヨ
나갔대요.
= 나갔다고 해요. ナガッタゴ ヘヨ
間接話法の縮約を知っていた私は頭の中で考えます。「出て行ったそうです。」?
じゃあ、部屋はあるってことね?
じゃあ、部屋はあるってことね?
- 방 있어요? 「部屋 ありますか?」
首を振るアジョシ…。どうして「出て行った」のに、部屋がないんだろう…。
でもその時に私は、「ナガッタ」=空きがなくなった。ということを体験的に覚えたのでした。
でもその時に私は、「ナガッタ」=空きがなくなった。ということを体験的に覚えたのでした。
나가다 は「売れる」という意味があります。
ー最近もっとも売れてる歌 요즘 가장 나가는 노래
ーここは何が一番おいしいですか? 여기는 뭐가 제일 잘 나가요?(一番よく売れますか)
家探ししている時の나가다 は「人が出て行く」のではなく
「物件が出て行く」=売れる=物件がなくなる意味なんです。
ー最近もっとも売れてる歌 요즘 가장 나가는 노래
ーここは何が一番おいしいですか? 여기는 뭐가 제일 잘 나가요?(一番よく売れますか)
「物件が出て行く」=売れる=物件がなくなる意味なんです。
나갔대요.
집이 나갔대요.
방이 나갔대요.
집이 나갔대요.
방이 나갔대요.
もう(物件が)なくなったそうです。