産経ウェブって、裁判(公判)の詳細をネット上で読めるので、読むことが時々あります。
昨年無罪判決が出たサンケイ加藤記者の公判記録を今日たまたま見かけたので、一気に読みました。
こんなのがあったの知らなかった。
こんなのがあったの知らなかった。
この辺りからが面白いです。
【本紙前ソウル支局長公判】2015.09.02
「判決内容って何?」誤訳でかみ合わない尋問、いら立つ裁判長…第9回公判詳報(中)
http://www.sankei.com/premium/news/150902/prm1509020005-n1.html
(順を追ってすべて読めるようになっています。)
【本紙前ソウル支局長公判】2015.09.02
「判決内容って何?」誤訳でかみ合わない尋問、いら立つ裁判長…第9回公判詳報(中)
http://www.sankei.com/premium/news/150902/prm1509020005-n1.html
(順を追ってすべて読めるようになっています。)
私はこの件は、
こんな噂が出てるようじゃダメ。しっかりせい!という愛情から記事を書いた朝鮮日報コラム記事を引用し
サンケイ加藤記者が面白おかしく韓国ではこんなウワサがあるよ。朴政権‘死に体'~w
って、日本に紹介した。
こんな噂が出てるようじゃダメ。しっかりせい!という愛情から記事を書いた朝鮮日報コラム記事を引用し
サンケイ加藤記者が面白おかしく韓国ではこんなウワサがあるよ。朴政権‘死に体'~w
って、日本に紹介した。
そのように認識しているのですが、
その引用の中の「証券街のチラシ」という用語、すなわち実体のあるチラシではなく、デマの隠語、ネットの噂話のような出処-ということを加藤記者が理解していなかったのじゃないか、という疑念も持っています。
その引用の中の「証券街のチラシ」という用語、すなわち実体のあるチラシではなく、デマの隠語、ネットの噂話のような出処-ということを加藤記者が理解していなかったのじゃないか、という疑念も持っています。
たとえばネットを知らない地方の年配者が「2ちゃんねる」と聞くと、NHKだと誤解するような。
(私の生まれ故郷ではNHKは2チャンネルでした…)
「2ちゃんねるでこんな話を見た」っていうのと「NHKで言ってた」っていうのは全然違うので。
新しい言葉(俗語)は辞書にも載ってませんし。
(私の生まれ故郷ではNHKは2チャンネルでした…)
「2ちゃんねるでこんな話を見た」っていうのと「NHKで言ってた」っていうのは全然違うので。
新しい言葉(俗語)は辞書にも載ってませんし。
この事件には、言葉の問題があったと思うんです。
もちろんそれで捕まるっていうのは違うと思いますけどね。
公判に出廷した弁護側証人の2人が
共感の持てる対応(証言)をされていて、素晴らしいと思いました。
もちろんそれで捕まるっていうのは違うと思いますけどね。
公判に出廷した弁護側証人の2人が
共感の持てる対応(証言)をされていて、素晴らしいと思いました。
しかし上記の公判記録を見ると、「通訳」が誤訳しまくりだったそうで…。
もっとちゃんとした人がいなかったのかな。
通訳が力不足なことは本人が一番よくわかってると思うんだけど、断る勇気がなかったのかな。
経験が大事とは言うけれど、それで運命が変わる人もいるかもしれないんだから怖い。
もっとちゃんとした人がいなかったのかな。
通訳が力不足なことは本人が一番よくわかってると思うんだけど、断る勇気がなかったのかな。
経験が大事とは言うけれど、それで運命が変わる人もいるかもしれないんだから怖い。
外国語に日々関わってる者として、あらためて考えさせられる事件でした。
加藤記者はこの件について回顧録の本も出す(本日発売?)そうなので、読んでみたいと思います。
個人的には韓国での軟禁生活に興味がありますね。
加藤記者はこの件について回顧録の本も出す(本日発売?)そうなので、読んでみたいと思います。
個人的には韓国での軟禁生活に興味がありますね。
≪追加≫
今日発売の加藤記者の本、買って来ました!
私が新刊本を買うなんて、それも発売日に買うなんて、生まれて初めてです^^。
まだちゃんと読む前に新たな事実を知りました。
加藤記者は2004年、私と同じ時期に延世大語学堂にいたんですね。
そうか…あの時、あの場所で、語学堂のあの建物で、地下の食堂で、事務室で、ソファで。
加藤記者は1級から通ったのだろうか。(追記:2004年秋から、会社の留学制度に受かって、だそうです)
私は冬学期に6級のみ通いました。
今日発売の加藤記者の本、買って来ました!
私が新刊本を買うなんて、それも発売日に買うなんて、生まれて初めてです^^。
まだちゃんと読む前に新たな事実を知りました。
加藤記者は2004年、私と同じ時期に延世大語学堂にいたんですね。
そうか…あの時、あの場所で、語学堂のあの建物で、地下の食堂で、事務室で、ソファで。
加藤記者は1級から通ったのだろうか。(追記:2004年秋から、会社の留学制度に受かって、だそうです)
私は冬学期に6級のみ通いました。
『なぜ私は韓国に勝てたか』加藤達也
本の題名はイマイチですが、裏話満載な感じで期待できます。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。