チョンセ | 韓国語教室 とるめんい川西

韓国語教室 とるめんい川西

2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

今日は韓国のチョンセ( 家を買うのではなく、買うくらいの額の保証金を預けて住むこと)
(→家主はそれで財テクし、出る時には全額返還される。基本的に契約期間は2年)の話が授業で出たので、ネットでワンルームの相場を見たのですが、
ネットを見ると不動産屋の広告を見ることができます。

たとえばこれなんかはワンルームで「タンサン」駅。
ソウル中心部から近く、地下鉄駅から徒歩2分。地下鉄駅も二駅可能。
築2年で新しい。電化製品と机・整理棚が備え付けです。(フルオプションと言う)
http://m.post.naver.com/viewer/postView.nhn?volumeNo=1042375&memberNo=6903025

値段は
1000-50
2000ー40
3000-30 と書いていますが、

1000万ウォンの保証金(退出時に全額返還)に、月々の家賃が50万ウォン
つまり(100万円預けたら、月々5万円)
同  (200万円預けたら、月々4万円)
同  (300万円預けたら、月々3万円)で入居できますよ~、ということです。

韓国ではいずれも保証金は全額返還です。(うらやまし~)
まとまったお金を準備できるなら、月々の家賃が安く済みます。

上のサイトには書いてませんが、家賃なしで
最初にまとまったお金を預けることを「チョンセ」といいます。
大金なので、月々の家賃は不要になります。
最近はすごく高くなったということで、単身向けで1億(1000万円)
ファミリータイプのマンションの場合、2億(2000万円)とかもよく聞きます。
キレイな物件の場合ね。
古いのはもっと安くあるでしょう。レンガ建てみたいな昔からある建物なら。
でもチョンセの数自体が減ってきているらしい。(銀行の利息が昔ほど良くないから)



そういえば私は学生の時から今までず~~っと賃貸物件に住んでいるので
んんんん・・・・ま、2000万円以上は家賃に払っていると思います。払い捨て状態。何も残らない。
(学生の時は家賃月1万円とか1万5000円とかでしたが、今はそうもいかず毎月〇万払ってます。)

韓国はチョンセ制度があり、家賃併用でも保証金は「全額」返金制なので、
お金を借りてでも、家賃を小さくして住むのが得ですよね。
借りた時の利子が家賃より低ければいい計算?


日本は(大阪は)さらに、敷金制度のため (退出時の引かれる額が最初から決まっている)
20代の頃、保証金を30万円払って事情で10か月後に出ても20万円引かれたことがあります。
しかも消費税で(当時3%)さらに引かれて9万7千円しか返ってこなかった・・・。
若くてお金なかったから今も恨めしく覚えていますーー。
(* ただし大阪は、東京と違って更新料がありません。なので長く住むほうが得。短期で出るのは涙)


私は引っ越し貧乏、賃貸貧乏です。