日本でも活動している韓国歌手が大麻を吸ったと話題になっていますが
これと関連して思い出すことがあります。
韓国では大麻を「大麻草(대마초)」といい、やはり法律で禁じています。
2004年にソウルにいたとき、延世大7級(研究班)のクラスに
自称ミュージシャン(日本人)の子がいたんですが、
みんなで討論のテーマを出し合っている時に彼が
「大麻の合法化について」という議題を出してきたんです。
「タバコより害はないし、大麻は合法にすべきだ」という主張のようでした。
みんなそれに対して興味はなかったので、テーマとしては却下されましたが
煙草も吸わない私としては、教室で「大麻の是非を論ずる」ことを提案すること自体が
唐突すぎて、びっくりした記憶があります。
韓国では大麻は「全くの非」ではないのかな?
論じるに値するテーマなのかな? と。
彼も韓国に住んで、そういう話を日頃しているから出してきたんじゃないかと。
調べてみると、やはり2004年にこんな記事がありました。
http://www.hani.co.kr/section-009100004/2004/12/009100004200412161613112.html
「大麻合法化運動」だそうです。
けっこう有名な映画監督、俳優が名を連ねていますね。
この記事を書いた記者は、映画「マリファナ」を紹介しながら
アメリカによって情報が操作されている可能性があることを指摘し、
論議するには、まずは大麻のことをもっとよく知らなければいけない、
と文章を締めくくっています。
私が言いたかったのは、韓国では一般の人は日本同様
大麻は不法で、芸能人が時々捕まったりすると白い目で見られますが、
芸能界(アーチストと呼ばれる人たちの間)では、許容の度合いが
日本よりは、ある程度あるのではないかということです。
日本でなら芸能人が「大麻を合法にせよ!」って声明を出すなんて考えられないですもんね。
それとも以前はそういう風潮もあったのかな?
映画でいうように政治的な背景があるなら、大麻で捕まった人をあまり責めるのはどうかなと思いますが、
正直なところほとんど興味ありません。^^;