「~して」のいろいろ | 韓国語教室 とるめんい川西

韓国語教室 とるめんい川西

2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

作文を課題に出したり、授業の始めに韓国語で一週間の話をしてもらったりしますが、
日本語の「~して、」には本当にいろいろな意味がありますね。
韓国語にする時は、どういう意味の「して、」なのか
考える必要があります。

たとえば、「韓国語を勉強して」って何ていいますか?
と質問されても、
後ろの文章が何かわからないと、答えようがないのです。
そういうときは、「後ろの文は何ですか?」と尋ねることになるのですが。

1、「韓国語を勉強して 午後は映画を見に行きました。」
2、「韓国語を勉強して 通訳士になりました。」
3、「韓国語を勉強して 3年になります。」
4、「韓国語を勉強して 良かったです。」
5、「韓国語を勉強して 待ちました。」
6、「韓国語を勉強して 面白くなかったのでやめたんです。」

これくらいでしょうか。

もしかしたらもっとあるかもしれません。
勉強して2年以上たっている方は(1、2)の違いはわかりますよね。

3もつい間違えやすいので気をつけてください。
4は意外と知らないかも?
3と4は慣用句のようなものです。

5は、日本語はこの意味での「~して」も使うなあと受講生の作文を添削する中で気づいた次第です。
逆に韓国語の文章を日本語に訳するとき、「~して」と訳すほうが自然になることもあります。

6はちょっと変な日本語の気もしますが、会話の時はふつうにありそうな文です。

答えは下に。。。














1、한국말을 공부하고 (羅列、順番)     오후에 영화를 보러 갔어요.
2、한국말을 공부해서 (連関関係あり) 통역사가 됐어요.
3、한국말을 공부한 지 (後ろに期間が来る) 3년이 됐어요.
4、한국말을 공부하기를 (~して良かった) 잘 했어요.
5、한국말을 공부하면서  (~しながら) 기다렸어요.
6、한국말을 공부하다가 (途中で中断して)  재미없어서 그만두었어요.
   または 공부했는데  (していたけど)




日本語の「~して」は本当に便利ですね。
会話では文法的にはちょっと変でも、とにかく「~して」という語尾を使ってれば、大丈夫みたいな。

他にどんな性質の「~して」があるか、
ご存知の方は教えてください。