旧正月が近づいていることもあるので、今週はクラスで2チームに分かれユンノリ遊びをしています。
「ユンノリ」とは韓国のすごろくのようなもので、お正月に家族が集まった時に興じる伝統遊びです。
古代から伝わっている遊びだそうです。
古代から伝わっている遊びだそうです。

サイコロの代わりに、
木切れ(ユッ)4本を同時に放り投げます。
木切れ(ユッ)4本を同時に放り投げます。
「ユンノリ」は
「ユッ(木切れ)+ノリ(遊び)」が音変化(鼻音化)した発音です。
木切れには印が書いてあり、
進むコマ数を確認します。
「ユッ(木切れ)+ノリ(遊び)」が音変化(鼻音化)した発音です。
印のあるほうが裏で、 印のないほうが表 です。
左の絵のように毛布の上でユッを放り投げて、進むコマ数を確認します。
●●●○ (表が一つ)1つ進む
●●○○ (表が二つ)2つ進む
●○○○ (表が三つ)3つ進む
○○○○ (全部 表)4つ進む
●●●● (全部 裏)5つ進む
●●○○ (表が二つ)2つ進む
●○○○ (表が三つ)3つ進む
○○○○ (全部 表)4つ進む
●●●● (全部 裏)5つ進む
これがパン(台紙)です。進み方は以下の4とおり。

右下がスタートおよびゴールです。
一番右の図のように四角形を書くようにに移動しますが、
駒がちょうど角や真ん中で止まったら左の3つの図のように近道ができます。
(角や真ん中で止まらなければ近道はできません。)

右下がスタートおよびゴールです。
一番右の図のように四角形を書くようにに移動しますが、
駒がちょうど角や真ん中で止まったら左の3つの図のように近道ができます。
(角や真ん中で止まらなければ近道はできません。)
ユンノリの特徴は駒が4つあることです。
2チームに分かれて、合同で4つの駒を全部ゴールさせた方が勝ちです。
各自の駒ではなくチームの駒なので、2人~十数人で遊ぶことができます。
2チームに分かれて、合同で4つの駒を全部ゴールさせた方が勝ちです。
各自の駒ではなくチームの駒なので、2人~十数人で遊ぶことができます。
・相手の駒と同じ位置に止まると、相手の駒をスタートに戻すことができます。
そしてもう一度ユッを投げられます。(4つ表・4つ裏の時以外)
そしてもう一度ユッを投げられます。(4つ表・4つ裏の時以外)
・味方の駒が同じ位置に止まると、一緒に進むこともできます。(最大4つまで一緒に進める)
その代わり、相手の駒がそこに止まると、すべてスタートに戻らなければならないので、リスクは大きいです。
その代わり、相手の駒がそこに止まると、すべてスタートに戻らなければならないので、リスクは大きいです。
ゲームの進行とは関係ありませんが、
目の出る種類には「呼び名」があって、例えば、表が一つが出た場合「ト~!」と言って興じます。
(韓国人たちは皆この呼び名を暗記しています。真似てやればもっと盛り上がるかも。)
目の出る種類には「呼び名」があって、例えば、表が一つが出た場合「ト~!」と言って興じます。
(韓国人たちは皆この呼び名を暗記しています。真似てやればもっと盛り上がるかも。)
●●●○ ト (豚の意味・古語?)
●●○○ ケ (犬の意味)
●○○○ コル(羊の意味・古語?)
○○○○ ユッ(牛の意味・古語?)
●●●● モ (馬の意味・古語?)
●●○○ ケ (犬の意味)
●○○○ コル(羊の意味・古語?)
○○○○ ユッ(牛の意味・古語?)
●●●● モ (馬の意味・古語?)
「とー、けー、こる、ゆっ、もー」という順で「1,2,3,4,5」の意味で、覚えているようです。
《参照》Wikipedeaフリー百科事典「ユンノリ」