「スゴハショッスムニダ」は目上には使えない? | 韓国語教室 とるめんい川西

韓国語教室 とるめんい川西

2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

今日は時間があったので、心斎橋の韓国語カフェに行ってきました。
この韓国語カフェは喫茶店ではなく、ネイティブが韓国語の授業をしてくれるところです。
ふつうの教室と違って参加は一回限りで自由なので、気ままに参加したりしなかったりできます。


きょう参加したのは「中級クラス」
内容は少し簡単だったかな。
私としてはプリントを利用しもう少し話を膨らませて、
自由に経験を「話」したり、ほかの人が「話をする」のを聞いたりしたかったんだけど、
先生に従って発音するのが多かったです。

上級の私が参加してもいいのかなあと思ったりしますけど、
できるだけ邪魔にならないようにしますので、
今後もよろしくお願いします。



なぜ私がそこに行くのか?考えてみたんですが、
いくつか理由がありますね。

1、運動を兼ねて。-ともすれば家の中に引きこもってばかりいるので、外の空気を吸いに行く。
2、お金を払ってサービスを受けたい。-普段とは逆で~。
3、受講生の立場になる。-意外と教えている時にはわからない。
             受講生の立場になって初めて気づくことがある。
4、韓国人ネイティブに会って生の韓国語を聞きたい。
  -やっぱり会う機会、話す機会がなかなかないのよね~。
   話しなれた友達ではなく、違う人の発音を聞きたい。
   ネイティブの先生だと、得られる情報は簡単な内容の中にも必ずあります。
   その一つは今の韓国を知るのに結構重要だったします。



たとえば、今日の先生は
「スゴハショッスムニダ」を目上の人に使ってはいけないとおっしゃいました。
最近はそう言われています、とのことでしたが、私は「そうかな?」と思いました。

日本語の「ご苦労様でした」と違って、「スゴハショッスムニダ」は目上の人にも使えると思っていました。

それで調べてみました。
ネイバーで知識検索すると、韓国人も尋ねてますね。2008年7月の質問なので新しいです。


「アルバイトが終わったときにスゴハショッスニダというのは正しいですか。間違ってますか」

それに対し、多くの支持を受けた答えがこうです。
---(以下ネイバーから引用・訳は私がしました。)

学者や教授たちの間でさえ意見が分かれています。
私たちのような一般市民にとってはいっそう答えに窮する問題です。

「正しい」と見る人は、未来や現在ではない、過去の事柄に対して、
目上の人に「スゴハショッスムニダ(お疲れ様でした)」というのは無難な表現だと考えます。

「間違っている」と主張する人は、目上の人に自分が苦労させたかどうかを論ずることになるので、
「スゴハショッスムニダ(ご苦労様でした という認識)」は
目上の人に失礼になるといいます。

しかし現実には、目上の人に「スゴハショッスムニダ」と言うのは当然という意見が大勢を占め、
後者のように認識していません。

ところが教科書ではまだ「スゴハショッスムニダ」は、目上の人には不適切な表現だと載っています。
そしてその代わり「カムサハムニダ」を使うようにしましょう、と書いてます。
でも問題は「カムサハムニダ」で置き換えられない状況もあるという事実です。
質問者さんのような状況(アルバイトの退勤時)では、「カムサムニダ」では場違いな感じです。

結論として、
専門家:意見がバラバラ
教科書:使ってはダメ
現実 :大部分OK 

私の個人的な意見は、「可能」です。
大勢に従おうという考えです

「スゴハショッスムニダ」を目上の人に使えると考えるかそうでないかは
人によって違うと思います。
(大部分の人は可能だと思っているようですが。)
アルバイト先の社長がどう思っているかはわかりません。
----
(以上引用)

ということでした。
現状では「スゴハショッスムニダ は 目上にも使えます」。

こういうことを私に調べさせてくれたことだけでも
今日出かけた収穫はありました。

ネイティブでもいろいろ考え方があり、言葉に対する感じ方は違います。
それこそ俗語や若者言葉をたくさん使って、授業を楽しく進める弾けたネイティブ先生もいるかと思えば、
(たとえば、「とても」の意味のくだけた言葉「テゲ」とか)これは使わないほうがいいです
と毅然とおっしゃるネイティブ先生もいます。

非ネイティブ講師である私は、永久にネイティブにはなれませんから・・・
こういうネイティブの多様な意見がとても貴重なのです。








(以下 naverの原文)
re: 알바 후 인사할 때 "수고하셨습니다" 라는 말이 옳은 말일까요??
danimoth 답변채택률 90.8%
2008.07.17 01:29
"수고하셨습니다."

학자 및 교수들 사이에서조차 의견이 분분한데, 뭐 우리 같은 보통 사람은 더 헷갈릴 수밖에요.
'가능하다'고 보는 사람들은, 미래나 현재가 아닌, 과거에 대한 일로 윗사람에게 "수고하셨습니다."는 무난한 표현으로 인정하는 것이 타당하다는 것입니다.

'불가능하다'고 주장하는 사람들은, 윗사람에게 고생을 했느냐 마느냐를 논하는 꼴이 되므로 "수고하셨습니다."는 윗사람에게 실례되는 말이라고 하는 것입니다.

일단 현실적으는 윗사람에게 "수고하셨습니다."는 당연한 듯이 쓰이는 것이 대세이며, 후자와 같이(고생의 평가) 잘 인식하지는 않죠.

그러나 아직, 교과서에서는 아직 "수고하셨습니다."는 윗사람에게 부적절한 말이라고 나옵니다. 그리고 대신 "감사합니다." 정도로 말하도록 하죠. 허나 문제는 "감사합니다."로 대체할 수 없는 상황도 있다는 사실... -_-; 질문자님과 같은 상황에도 "감사합니다."는 적절치 않죠.


결론은
전문가: 의견 분분
교과서: 불가능
현실: 대부분 가능

저 danimoth의 개인적인 의견은 가능하다는 것인데, 대세를 따르자는 생각입니다.
"수고하셨습니다."가 윗사람에게 가능한 표현으로 여기는지 아닌지는 사람마다 다를 것입니다.(대세는 가능인 듯하지만) 알바하는 곳의 사장님이 어떻게 생각하고 있는지는 알 수 없지요.