自分を振り返って見ると、小・中・高校時代、

すごくつまらなそうな顔して授業を聞いていたと思います。

先生と視線があったらそっぽ向いたり、ノートに絵を書いてたり、時には内職をしたり。

今、高校で2クラス教えていますが、みんなつまんなそうな顔して座ってます。

全く反応がない日には、さすがにめげます。

でも、昔、私もそうだったよな~と、

当時の先生に対し、すまなく思うことしきり。。。

先生が何か問いかけても、むっつりしたまま無視していたし(頭の中では考えていたけど)。

なんであんなだったかな?

決して悪気があったわけではなく、それが普通だったと思っていた。

きっと彼らもそうなんでしょう。反応がないからといって、

全く聞いてないこともないのでしょう。

そんな中で、感情を表してくれる生徒の存在はありがたいです。

たいていそういう生徒はヤンキー風なのですが。

私が10代だった頃も、何かと先生にからんだり、先生の言うことに反応する子は

クラスに2、3人はいたように思います。

私が生徒だったとき、彼らの存在は、つまらない授業を面白くしてくれる人たちという

好意的な見方をしていました。

先生として立っている今も、彼らの存在はありがたいです。

全く反応のないクラスはかなりつらいです。

今日6回目にして初めて授業に出てきた子がいたのですが、

その子がテキストも広げないのに、私のあとについて発音練習をしてくれるのです。

それも大きな声で。

イル! イー! サム! サー!(今日は数字をやった)

本は広げてないのに、口は広げるんですね^^。

本は広げてるけど、口は広げてくれない生徒たちの中で、

どれだけありがたかったかわかりません。

最後にお礼を言ったほどです^^。

いいムードメーカーの役割をしてくれる子が

クラスに2、3人はいて欲しいものです。

今日はなかなか良かったです。

ま~しかし、思い出しますが、高校の頃、ヤンキーの子達がいて、

担任の先生はその子たちの生活指導に大変そうだったけど、

なんだか、先生はその子達の方が好きみたいな感じがして、

手が焼ける子の方が先生は好きなんじゃないかな~とか

多少の嫉妬心はありましたね。

そんなことも思いだしたりします。