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(上の写真)安東臨正閣(遺跡建造物 第182号 1963年指定 朝鮮時代中期の両班住居別棟)
安東駅から徒歩15分くらい。宿泊施設として利用できます。






この秋、教室の受講生たちは三々五々、
グループで韓国旅行に出かけられました。
色々なクラスでみやげ話をたくさん聞かせてもらいました。

その中でも60代の女性たちの行動力と積極性には脱帽します。
パッケージツアーでなく、
飛行機のチケットだけを購入して、あとは自分たちで手配する自由旅行です。

それだけではなく
私がすごいと思うのは、彼女たちがソウルだけにとどまらず、
毎回地方にも出かけて行くことです。
目的地だけを決めて汽車や高速バスに乗り込み、
あとの成り行きは旅まかせ。
リュックを背負った、いわゆるバックパッカー旅行です。
若い人、あるいは言葉が流暢でも躊躇してしまうような
そんな韓国の田舎まで、
60代の女性グループが歩き回っておられます。

今回は全羅道の宝城郡や順天まで行ってきたそうです。
偶然知り合ったハルモニの民宿に泊まったり、
各地で珍しがって話しかけてくれる村人たちと交流しながら(?)
充実した1週間の旅を過ごされたようです。
写真の中の彼女たちは、本当に生き生きとしていらっしゃいました。
とても60代には見えません。

そのうちの一人の方が以前ふと、こうもらしたことがありました。
「私、もし韓国語と出会ってなかったら、今頃ずっと淋しい毎日だったと思うわ~。」

음...
ここでも、「人生を変える韓国語」か。
私も思うところがあり、このテーマで本を出したいと思う位です。^^



さて、また違う女性グループ(60代二人+50代一人)は、
やはり自由旅行で安東と河回マウルに行かれたそうです。
そこで泊まった安東臨正閣は、
歴史的建造物に指定されている朝鮮中期の両班の住居です。(上の写真)
地方のこんなところに泊まってみたいですね。
(鍵があまり厳重でないなど、防犯面での不安はあったそうですが。)

また、ソウルでのエピソードですが、
道を尋ねたところ、韓国語があまりわからなくて
意思疎通がうまくいかない。
そうすると、相手の人は「僕の弟は日本に住んでいるんだ」と言って
横浜に住む弟さんに携帯電話で国際電話をかけてくれたそうです。

そして日本にいる弟さんがソウルの道を教えてくれたそうです。
弟さんの奥さんは日本人ということでした。
それだけでは終わらず、その方の家に招待されて、
弟さんの結婚式の写真などを見せてもらったそうです。
一般の韓国人のお宅を拝見できて良かったですね。


楽しいエピソードがたくさんありますね。
あくまでも安全には気をつけて、
その範囲の中で起こる突発事項を楽しんで欲しいと思います。^^