44年間、変わらぬデザイン
같은 모양 44년 '국민 볼펜' 모나미
インターネット上で記事を見かけて、ふと取り上げました。
韓国に住んだことのある人や、旅行によく行く人、韓国人の友達がいる人などは
このボールペンを一度は見たことがあるのでは。
私が初めてモナミのボールペンを見たのは80年代だったと思います。
変貌をとげた韓国社会の中で、今も変わらぬその姿。
引っ掛けるところもない、滑り止めもない、ただの棒のよう。
日本にあまりない「シンプルなデザイン」が、かえっていい感じです。
ノック式なのでフタを紛失することもなし。
記事によると60年代に15ウォン、
今は200ウォンだそうです。
(現在のレートで25円)
書いているときにインクの塊(볼펜똥...)が漏れるのは、
この安さからしたら仕方がないですね。
1963年に発売、
「モナミ」は当初、このボールペンの商品名だったが、
商品の大ヒットにより社名になったそう。
それで今は「153」というのが商品名です。
(153と言う名前は、花札に由来したもの。
また、聖書のエピソードにも由来しているという。)
今もモナミ社のボールペンの中で、一番売れており、
中国,フィリピンなど6カ国にも輸出されているそうです。
ちなみに「ハングルマニア」の私は、ハングルが書かれた商品を喜ぶのですが、
「モナミ」は昔は「모나미」 とハングルで書かれていたのに、
今はローマ字で「MonAmi」と書かれているのが残念です。
ハングルで書かれている「モナミ153」は今や貴重品ですよ。