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2005年KBS
○ 6回まで見た

チェ・ジンシルの本格的な復帰作。(2005年KBS)
チェ・ジンシルといえば、長い間(90年代)韓国の美人女優として君臨してきた人。

2000年に韓国の有名なプロ野球選手と結婚。
二人の幸せそうな笑顔が今も記憶に新しいが、
数年前から不仲が噂され、昨年だったか、
夫の暴力で入院したチェ・ジンシルの写真がスポーツ誌などで
話題になっていました。(青あざが痛々しかった・・・)

一世を風靡したアイドル女優が
ダサいおばさん(夫の浮気に苦しむ主婦)役を好演しているのが
一番の見所です。

○ 10回まで見た

ドラマというのは話の内容よりも、やはり脚本と俳優陣の魅力にかかっていますね。
このドラマは「夫の浮気」という、内容的には目新しくないのですが、
チェ・ジンシルのダサいおばさんの熱演に引き込まれます。
何でこんなにまでひどい仕打ちを、私が何をしたの?と
泣き叫ぶ様子は真に迫っています。
ダンナ役の俳優はこのドラマ放映中、街中に出かけられないほどだったそうです。
(世の主婦たちの非難の目が恐ろしくて・・・)

○ 11回

すざまじい内容でした。
主人公の妹が奥さん持ちの男(大学時代の彼氏?出世のために捨てられた?)と
不倫しているのですが、その奥さん(これも大学時代の友達?3人は昔の友人らしい)は
既に夫の不貞に気づいていて、探偵までやとっている。
ある日、奥さんが二人の泊まっているモーテルへ。
フロントで鍵をもらい(そんなことが可能なの?と絶句)
なぜか警察を引き連れてズンズン!とモーテルの廊下を歩いていく。
何をするのか?と一瞬思ったが、
そう、韓国には「姦通罪」があるのです。
浮気されたほうが警察に告訴をしたら、夫(あるいは妻は)「逮捕」されてしまうのです!

もう時代に合わない、個人のモラルにまかせようと、
何年か前、この姦通罪をなくす議論がありましたが、
それはいけないとおじいさん議員たちが反対して、
結果、現在も存在してます。姦通罪。

ドラマですが、二人が入れられた牢屋(拘置されたところ)が
またひどい。すぐそばにはガラの悪い連中がいて、絡んでくるし、
主人公の妹にいたってはまさにいじめ状態でボコボコ殴られてる。
それを見ながら勝ち誇った表情の奥様。
本当にすざまじい回でした。

○ 14回まで見た

妻を捨てて新しい女に走った主人公の夫は
女に裏切られたことを知る。呆然自失。

しかも、妻が実は胃がんだったことを知る。
ボーゼン。このボーゼンの表情。
皆これが見たかったのだよね・・・。
この時の表情を見るために、今までこのドラマを
見続けてきたと言っても過言ではない。

○ 18回まで見た

妻が末期ガンだという事実を知り、誠心誠意妻につくす夫。
ここで疑問。
浮気相手の女に
もし捨てられていなかったなら
どうなっていただろう?
韓国ドラマ的には、夫婦が元のサヤにおさまって倫理的に良しなんだろうけれど。

○ 24回(最終回)まで見た。

19回~24回までの5回はひたすら妻に懺悔し、つくす夫の描写。
他のことをしながらテレビ画面を見たりみなかったりに変わりました。