ボート釣りナビ マイ海図を読み込んで使用する | kagoturiのブログ

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自作androidアプリの使い方や更新情報を掲載していきます。

ボート釣りナビでイメージオーバレイ表示機能を使うと、
マイ海図をGPSで取得した現在位置情報と一緒に、
海上で表示することが出来ます。

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マイ海図の作者である増渕氏 より、
活用法の紹介記事の掲載許可を頂きましたので、方法を説明します。

※以下の方法を試す場合には、必ずマイ海図を購入した上で、
 使用上の注意を守り、個人の利用目的に限定して利用して下さい。

<マイ海図は以下より購入できます>
マイ海図で広がる新しいボート釣りの世界
http://www.mykaizu.com/blocks/index/005

アマゾンでも販売されています。
http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E3%83%9E%E3%82%A4%E6%B5%B7%E5%9B%B3&tag=googhydr-22&index=sporting&field-adult-product=0&hvadid=6185037419&ref=pd_sl_9c2u0zbzh6_e


<画像ファイルの準備>

1.マイ海図をスキャナでスキャンします。
 スキャンする時は海図が斜めにならないようにして下さい。
 スキャナが手元に無い場合は、コンビニでも可能です。

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2.スキャンした画像データをペイントで開いて
 余計な部分をトリミングします。
 ※windows標準のペイントを使った場合で説明します。

 左がトリミング前、右がトリミング後です。
 領域の選択で海図データのマス目がある部分だけを選択してから、
 トリミングの実行を行います。
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3.トリミングした画像のサイズ変更します。
 ピクセルを指定して縦横比を維持した状態で、
 長辺が1500x1000ピクセル程度の値を入力します。

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 サイズを小さくしすぎると、水深の文字が見えなくなるので、
 表示を等倍(100%)にして表示を確認して下さい。
 1500x1000程度だと、丁度この画像ぐらいになります。
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4.スキャンした画像の向きが回転している場合は、
 回転で画像の向きを合わせます。
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5.トリミング、サイズを変更、回転が完了したら
 画像に名前を付けてファイルへ保存します。
 保存する形式はpngかjpgを指定して下さい。
 保存後、画像ファイルのデータサイズが
 1MB程度であることを確認します。

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6.上記と同様の流れで、スキャンした残りの画像も加工します。

<イメージオーバーレイの作成>

1.PC版のGoogle Earthを起動して、追加からイメージオーバーレイを選択します。

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2.場所タブを開いて緯度経度を入力します。

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この時に、画面右下にあるLatlonQuadに変換ボタンは絶対に押さないで下さい!!!
http://ameblo.jp/tokyowanturi/entry-11279725091.html

 ※緯度経度の値はマイ海図に記載されているので、
  以下の説明を参考にして下さい。

 マイ海図には北緯と東経の数値が書いてあり、
 秒の値はXXXになっています。

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 秒の値は縁の部分に値があるのでここから秒の値を読み取ります。
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 対応は以下です。
  西→左端(上記例の場合は17.00秒)
  東→右端
  北→上(上記例の場合は16.60秒)
  南→下

3.参照を押してスキャンした海図の画像ファイルを選択したら、
 名前を入力してからOKを押します。

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 指定した緯度経度にマイ海図が表示されます。
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4.同様の手順で他の画像ファイルのイメージオーバーレイを作成します。
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<KMLファイルの作成>

1.左側のツリーに登録したイメージオーバーレイの名称が表示されるので、
 選択して右クリック、「名前を付けて場所を保存」を選択します。

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2.ファイルの種類は必ずkmlを指定して、ファイル名を付けて保存を押します。
 保存するフォルダは必ず画像ファイルが置いてある場所と同じ場所を指定して下さい。

※Android版のVer1.9.1以降、又はPhone/iPad版では、kmz形式が使用可能なので、Kmz形式を指定して保存して下さい。

iPhoneの場合、kmz形式のまま「自分のiPhoneの名前/Apps/BoatFishingNavi/Document」にコピーして下さい。

iPhone/iPad版 ボート釣りナビ マップの登録方法

kmz形式は画像ファイルも一緒に圧縮されているので、以下の手順のチェックは不要です。
<スマートフォンへのコピーと表示>に進んで下さい。

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3.kmlファイルが保存されるので、メモ帳で開きます。
 メモ帳のメニューから書式→右端で折り返すを有効にしてから、
 以下を確認します。

 <href>から</href>で囲まれた部分に画像ファイル名のみがあればOKです。

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 以下のように、PCのローカルフォルダのパスが入っている場合はNGです。
 その場合は上記のように修正してから上書き保存します。
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 作成したkmlファイルをダブルクリックして、Google Earthで表示可能か念の為確認します。

4.同様の手順で全てのイメージオーバーレイに対してkmlファイルを作成します。

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<スマートフォンへのコピーと表示>

※Phone/iPad版では、kmz形式のファイルを以下の手順でコピーして下さい。
iPhone/iPad版 ボート釣りナビ マップの登録方法

kmlファイルの場合、kmlと図画像データを一緒に、kmzファイルの場合はkmzファイルのみを
スマートフォンの以下のフォルダへコピーします。
/sdcard/BoatFishingNavi

※最近の機種では、SDカード以外に元から内部ストレージとして本体付属のメモリを持っている機種があります。その場合は内部SDの領域にBoatFishingNaviフォルダが生成されるので、そこを使用して下さい。
外部SDは使用出来ませんのでご注意下さい。


USBケーブルで接続した場合は、
マウントするとリムーバブルディスクの直下に
BoatFishingNaviのフォルダが表示されるので、
そのフォルダ内へコピーして下さい。

スマートフォンでボート釣りナビ(BoatFishingNavi)
を起動して、メニューから地図の読み込み(Map)を選びます。

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コピーしたkmlファイルの名称がリスト表示されます。

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リストから選択したファイルが読み込まれます。

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二つ以上読み込むと、基準位置の更新確認が表示されます。
OKを押すと読み込んだ位置へ表示が移動します。

地図をクリアして他の地図を読み込みたい場合は
MapClear(地図のクリア)を選択します。

端末の種類やandroidのバージョンにもよりますが、
画像サイズが700kB程度であれば、
5つぐらいは読み込むことが出来ると思います。

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以下では問題無く動作することを確認済です。
 au  IS01 android1.6
 soft bank  003SH android 2.3

拡大した時の表示は、取り込んだ画像の解像度に依存します。

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自分で作成したポイント情報や過去のログと重ねて表示することも出来ます。

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海上で現在のトラック情報とこれらの情報を重ねて表示することが出来るので、
潮の流れや以前の実績を考えて狙ったポイントをGPSで確認しながら
攻めることが出来ます。

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さらにGoogle Earthでマップやログを表示出来るので、
釣行前の作戦や、釣行後の反省にも活用することが出来ます。

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是非お試し下さい!