前回のブログでつい書いてしまったのだが、
会社を辞めるときに、ついその会社の悪口を言いたくなる。
これはもう病気の域だ。いかん、いかん。
ついこうなってしまうので、学びが少ない。
奈良に戻り、今まで働いてきたのは、障害者を含む就労困難者に対する就労支援。
東京で仕事をしてきた時の見方をすれば、
その対象者は、すべて”いわゆる負け組”の人たちである。
仕事で自己実現することが難しく(もちろんこれは勝ち組の人の見方である)、
報酬も少ない。
それでも、人は働き始めることができると、少しづつではあるが生き生きとし始める。
引きこもりや、種々の事情で働かなくなると、友達に正直にそのことが言えなくなり
経済的な問題も出てくるので、友達と会わなくなる。
友達が減ってくると、自分の悩みやフラストレーションを吐き出す場所がなくなり
前向きな考え方ができなくなる。
就職活動でも、明るく元気に話すことができない。自分のポジティブ面を出せなくなる。
就職できそうなスキルを持っていても、なかなか受からない。
そんな人たちを大勢見てきた。
人が人らしく生きる要素は3つ。
・家以外に定期的に行く場所があること。(学校や職場や、それ以外でもいい)
・友達がいること。(少なくてもいい)
・趣味があること。(立派でなくても、コロコロ変更してもいい)
おぼろげなくとも、立派でなくても、この3つがあれば、それなりに楽しく生きていける。
友達となんか会いたくないなあ、、、と思い始めたら
ちょっと自分に黄色信号が出ているのかもしれない。
来月から働く仕事場は、今まで以上に大変な場所だと思う。
なんと生まれて初めて制服を着て働く。制服だぜ!!
コメディカルなんだから!
通勤時間1時間30分で、あと10年働けるのかなあ?!