「ヨスガノソラ」は、嬉しい誤算? | 獅子邁進

獅子邁進

埼玉西武ライオンズファンの中年のオッサンです。
本やコミックを読むのが好きです。
アニメやドラマ、映画も観ます。
勿論、政治や経済の事も考えておりますヨ。
ど~そヨロシクです。
(^ω^)

両親が突然に不慮の事故によって亡くなってしまった、春日野悠(下野紘)と穹(田口宏子)の双子の兄妹。
都会に住んでいた悠と穹でしたが、両親が亡くなった事によって、マンションを引き払い、祖父母が住んでいた「奥木染町」と言う田舎に引っ越す。
今は亡き祖父は町医者で、祖母は産婆だった。
祖父母は2人で「春日野医院」という医院を奥木染町で営んでいたのでした。
この祖父母が居なくなった、「春日野医院」兼「住居」が、悠と穹の新居となるのだった。
悠と穹は小さかった頃、両親に連れられて、祖父母が住む奥木染町に時々遊びに来ていた。
コンビニすら無い田舎の奥木染町ですが、悠にとっては知らない町ではないのです。
都会育ちの美少年という顔立ちの、悠。
穹も都会育ちの美少女です。



幼少期から病気がちで入退院を繰り返していた、穹。
そのため穹は、悠とは体格差があるのです。
穹は、学校には通っていませんが、勉強は悠よりも格段にできるのがミソ。

悠は、転入した穂見学園で早くもクラスの雰囲気に溶け込む。
体が弱く登校出来ない穹は、1人で留守番をしながら悠の帰りを待つ生活。

悠たちが昔遊びに来た時には、いつも面倒を見てくれていた、一つ年上の近所のお姉さんの、依媛奈緒(いのくちゆか)。
引越して来て、奈緒と再開した悠。
美少年に成長した悠に、ちょっとドキッとしてしまう奈緒。
そんな奈緒を、自転車の後ろに乗せて走る悠の姿を見てしまった、悠の帰りを待つ穹。
奈緒との親しくチャリンコでニケツをしていた、悠。
その悠の楽しげな表情を見た穹は、その日の夜に、悠の寝床に突然現れ、たじろぐ悠の前で下着姿になるのです。

悠と穹の2人の兄妹しかいない、夜の春日野家。
悠の寝る布団を前にして、ネグリジェを脱いで、下着を露にする、穹。
ココから先は、「穹・編」の時のルートへの布石となるのか?

渚一葉(小野涼子)編となるルートでは、悠と穹は結ばれません。
穹が悠の前で、下着姿を露にしたのは、穂見学園の制服の採寸をしてもらう為だった、「渚一葉・編」のルート。
叉依媛神社に1人で住んでいる、天女目瑛(阪田佳代)。
瑛と一葉の秘密を知る事となる、悠。
瑛の事を「お姉ちゃん」と呼ぶ、一葉の言葉を耳にした、悠。
一葉から、瑛とは異母姉妹だと悠は知らされた。
一葉の父親が、正妻だった一葉の母親以外の女性に孕ませた娘が、瑛だった。
妾腹の娘の瑛を、自分の父親が認知しない為に瑛が1人で苦労している事も聞かされた、悠。

一葉の瑛に対する苦悩を知りながらも、一葉に気遣って、普段通りの態度で接する、悠。
そんな悠の優しさを感じた一葉は、次第に悠に惹かれ出す。
夏祭りの下見をしに、叉依媛神社にやってきた父親と鉢合わせしてしまう、一葉。
父親の姿を見た一葉の表情が、怒りに満るのを見た悠。
悠は、一葉の怒りを鎮める為に街へ誘う。

「結構強引なんですね、春日野クンって」
いつもの渚さんに戻って欲しかったから。
渚さんが天女目をいつも見ているみたいに、僕もその・・・・。
「アナタと居ると調子が狂ってばかりです」
ごめん・・・・。

街へ繰り出した帰り道、たわいない会話から、一葉を抱きしめる悠。
一葉を抱きしめた悠は、そのまま一葉の唇に自分の唇を重ねる。
舌を絡めた、長いディープキスから一息つく。
「こんなつもりじゃなかったのに、アナタの傍に居ると、私・・・・」
悠と一葉の2度目のディープキスが、車道のど真ん中で続けられる、田舎道。

伊福部やひろ(田中涼子)から、瑛の事を聞き出した、悠。
瑛は、元々身寄りの無い子供として叉依媛神社の爺様に預けられていた。
その爺様が死んだ時、誰も瑛を引き取ろうとしなかった。
結局、瑛はやひろが引き取る事となった。

やひろが瑛を引き取ったのは良いが、爺様の遺産は、親戚共がなんだかんだ言って持って行ってしまった。
瑛の元には、雀の涙しか残らなかった、爺様の遺産。
やひろだって、OL時代の貯金にも限界がある。
そんな瑛に、資金援助をしていたのは、一葉の父親だったのだ。

やひろから、父親と瑛の関係を聞いた悠は、その事を一葉に話す。
一葉は、瑛の頭をなでる父親の姿を見た。
自分の頭をなでてくれた様に、瑛の頭をなでる父親。
一葉は、父親に対しての誤解を解き、理解して行くのだった。


場所が、一葉のベットへと移る。
「良かった、ありがとう春日野クン」
ううん、好きだよ渚さん。
「改めて言わないで、恥ずかしい」
「私も好き」
ベッドに座る悠と一葉は、手が触れると唇を重ねる。
渚さん。

「名前で呼んで・・・・、私もハルカって呼ぶから」
うん、カズハ。
ハルカ・・・・。
苗字から、名前を呼び捨てで呼び合う様になった2人は、そのまま抱き合い体を重ねる。
ハルカは、カズハを愛撫しながら着物を脱がす。

「着物、着せ直す自信ある?」
分かんない、でも止められない。
健全な男子高校生の悠は、爆発寸前の自身の欲望の暴走が止まらなくなる。
乱れる一葉の着物から、柔らかな美乳が露になる。
裾から露になる下着を、興奮している悠が夢中で脱がす。
一葉の吐息が、激しい呼吸へと乱れる。

呼吸が乱れた一葉の唇に、舌を絡めながら悠が唇を重ねる。
結ばれた、悠と一葉。
ハルカ、アナタに聞いて貰って(ヴィオラを)良かった・・・・。


いや~、「ヨスガノソラ」を観出した時には、悠と一葉のルートの結末が、こんな嬉しい展開になるなんて想像さえしてませんでした。
やる気の有る「ED」のアニメーションの表現に、ちょいと期待はしてましたが、嬉しい誤算です(笑)。

悠の下半身が次はどのヒロインに向かって行くのか、目が離せませんね。(^ω^)
続く。

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