韓国歴史ドラマファン必見”国立古宮博物館”in ソウルをドラマと合わせ技でご紹介 | 東京ハヌルStyle

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美x食x遊 だけでなく韓国・LAなどの海外情報、インター教育まで東京・海外生活で培った五感を通して広尾在住ママ2人組、”東京ハヌル”が発信します

こんにちは。

 

東京ハヌルです。

 
 

平日の午前8時15分よりテレビ東京で放映中の

 

韓流プレミア”華政”にどっぷりハマってます。

 

”華政”だけでなく他の韓国歴史ドラマも大好き。

 

韓国歴史ドラマをよく放映してくれる

 

テレ東、韓流プレミアは主婦にとっては

 

パーフェクトな時間帯ということもあり、

 

本当にお世話になっています。

 

華政は朝鮮王朝歴代王の中でも

 

一番魅力的で悲劇的な”光海君”モノ。

 

数多くのドラマが光海君をとりあげ

 

色々な側面からドラマ化され、

 

多くのイケメン俳優が演じておりますが、

 

悲劇の光海君の苦悩と哀しみを圧巻の演技で演じる

 

チャ・スンウォンの光海君が私的には一番のお気に入り。

 

テレビ東京HPより

 

 

そして今回ノーマークだった

 

主人公貞明公主の相手役、ホン・ジュウォンを演じる

 

ソ・ガンジュンに完落ちしました。ラブ

 

名家豊山ホン氏一族の若様役で

 

真っ直ぐで正義感にはあふれる若者だが

 

恋愛には奥手で堅物というキャラを

 

ホンモノの両班かと思われるような

 

気品と美しき佇まいで演じております。

 

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顔のパーツが大きすぎてタイプではなかったが

基本的に大好きな両班ルック&この美しさに完落ち。

 

 

なんせ朝鮮王朝時代でもイチニを争う

 

動乱の時代を生きた二人なので

 

度々超ド級のピンチがおとずれるのですが、

 

生きるか死ぬかの状況下でのラブシーンでは

 

パクジョンヒンの”胸に住む人”、

 

会えない相手を想うシーンなどでは

 

泣かせる歌を歌わせれば右に出るもの無しの

 

Super Juniorのイェソンの”夢を見る”と

 

韓ドラのお約束、気分が盛り上がるOSTの助けもあり、

 

朝からキュン死したり、ボロ泣きしたりと

 

安定の不安定ぶりの私です。デレデレ笑い泣きデレデレ笑い泣き

 

 

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戦場での別れのシーン

BGMはパクジョンヒンの”胸に住む人” マジ泣けます

 

 

そういえばハヌル2号は

 

美しきホン・ジュウォンを演じている

 

ソ・ガンジュンが出演している

 

現代劇の ”恋はチーズイン・ザトラップ” 

 

どハマりしていて彼女も私同様

 

韓ドラ地獄から抜け出られない状況のようです。

 

前置きが長くなりましたが、

 

今日の本題は韓国歴史ドラマファンならば

 

絶対行って損はないソウルの観光スポット

 

”国立古宮博物館”についてです。

 

何度となく訪れているソウルですが

 

いつも短い旅程の中で行きたい所、

 

やりたい事が盛りだくさんで

 

ベタの観光地である国立系の博物館、美術館には

 

行けるチャンスが無かったのですが、

 

昨年10月にアメリカ、LAの夫の父母と叔父、叔母を

 

私一人で韓国旅行に連れていくという

 

過酷なミッションがあり、

 

韓国旅行初心者の彼らのために

 

お上りさん的プランを立てました。

 

初心者ということでベタな観光スポットははずせない、

 

特に彼らは美術、歴史に興味があるので

 

博物館、美術館をいくつか巡ることにしました。

 

その中でも私自身が思いの外楽しめたのが

 

”国立古宮博物館”でした。

 

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景福宮の西側、考子路に入口あり。

 

 

「国立古宮博物館」

朝鮮王朝(1392~1910)の王室の美術品、衣装、家具、関連資料などの文化財を約4万点所蔵。元は徳寿宮内に「宮中遺物博物館」として誕生。その後2005年8月に「国立古宮博物館」として現在の場所である景福宮横に移転。その後拡張を繰り返し現在の地下1階から地上2階までの3フロアという構成に至る。館内には常設、企画展示室、映像室があり、またカフェレストランやミュージアムショップ、充実した休憩スペース、ロッカー、無料で携帯のチャージができる施設まであり。

 

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国立古宮博物館エントランス

 

付近には若手イケメン警察官が警備のために立っている確率高。

 

この周辺の警備は外国人向けなのか

 

容姿端麗な若者が選ばれるそうです。

 

プチ情報でした。(;^_^A

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入口は2階。

 

2階→1階→地下一階が順路。

 

2階
第1室「朝鮮王朝の国王」
第2室「朝鮮王朝の宮殿」
第3室「王室の生活」
企画展示室

 

1階
第1室「王室の儀礼」
第2室「大韓帝国と皇室」
第3室「天文と科学Ⅰ」
カフェ『コグントゥラッ』
ミュージアムショップ
映像室

 

地下1階
第1室「王室の絵画」
第2室「宮廷の音楽」
第3室「王室の御幸」
第4室「天文と科学Ⅱ」
企画展示室

 

 

各国語での展示解説案内を聞くことが出来ますが

 

日本語解説案内は13:00~14:00 のみ。

 

その他の時間は展示遺物に関する詳細な説明が聞ける

 

音声ガイド機を借りるのが絶対オススメ。

 

2階エントランス受付で無料で貸し出しております。

 

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入場料が無料だからか受付に人がいない事がある

”ヨギヨ〜”(すいません〜)と大声で呼ぶと裏からスタッフが出てきます。
 

 

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広々とした受付前のエントランスホール

奥の壁際には休憩できる椅子があり。

 

 

入口左手の2階展示室からスタート。

 

今回は4万点の所蔵品の中から

 

東京ハヌルが気になった

 

韓国歴史ドラマ関連の所蔵品を

 

ドラマと合わせてご紹介します。

 

まず最初に登場するのが御座。

 

韓国歴史ドラマではおなじみの君主=王様の椅子。

 

そして御座の後ろにはこれまたおなじみ日月五峰図。

 

日月五峰図

日と月と5つの峰、2筋の瀑布が描かれた李氏朝鮮時代の屏風に多く使われた図。陰陽五行説により右側には王を意味する太陽(陽)、左側には王妃を意味する月(陰)。そして朝鮮の有名な5つの霊山は王が治める権力の象徴、一番前に植えられた松は王室の安泰。これらは森羅万象永遠の生命力を象徴する王の絶対的な権力を表したものといわれています。一万ウォン札、世宗大王の背景にもこの図が描かれています。

 

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主演のキム・スヒョンとハン・ガインだけでなく

 

主要キャストのほとんどがこの世のものとは思えないほど

 

雅で美しかった”太陽を抱く月”の

 

オープニングの日月五峰図は記憶に新しい。キラキラ

 

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太陽を抱く月オープニングより

 

 

次の展示は歴代王の肖像画。

 

韓ドラでおなじみの有名どころの肖像画が並んでいて

 

気分が上がりまくり⤴

 

これは朝鮮王朝初代国王、イ・ソンゲ(李成桂)。

 

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イ・ソンゲといえば

 

クリクリお目々が可愛いチソン主演の

 

大風水”を思い出します。

 

大風水では朝鮮王朝がいかにしてできたのか、

 

なぜ都をソウル(当時は漢陽)においたのか、

 

なぜ王宮(景福宮)をあの場所にしたのかを

 

学ぶことができました。

 

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テレビ東京HPより

チソンの隣の髭の人がイ・ソンゲ(チ・ジニ)

 

 

そして私が博物館内で一番興奮した班次図(パンチャド)。

 

班次図とは宮中の各種行事場面を描いた儀軌図。


王室専門機関である図画署(トファソ)所属の

 

宮廷画家たちが行事に立会描く。

 

図画署では班次図の他にも

 

王の肖像、宮中の図面、地図などを担っていた。

 

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馬や輿なども美しい色彩で丁寧に描かれている。

 

 

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平面に描くので人がひっくり返っていたりと当時の画家たちの

苦労がうかがえる。 なんとなく可愛らしいドキドキ

 

 

世子そのものかと思うほど気品あふれるイ・ジェフン演じる

 

朝鮮王朝ダントツの悲劇の人、思悼世子の運命が

 

あまりにも過酷で途中何度もギブアップしそうになった

 

ハン・ソッキュとイ・ジェフンの

 

神経戦が繰り広げられるダークドラマ

 

秘密の扉”に話の鍵をにぎるアイテムとして

 

班次図が幾度となく出てまいります。

 

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テレビ東京HPより

 

 

図画署に所属していた殺された友フンボクが描いた

 

班次図の中から犯人を示す印を発見した

 

イ・フォン(思悼世子)。

 

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図画署は他にも多くのドラマに登場します。

 

風の絵師”では歴史上でも有名なキム・ホンドや

 

その弟子シン・ユンボクが図画署で活躍。

 

当時の図画署の様子がよくわかるドラマでした。

 

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BS11 HPより

 

 

ドラマ”イ・サンではイ・サンの想い人可憐なソンヨンが

 

図画署に所属しており屏風絵や肖像画、

 

もちろん班次画も描いておりました。

 

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左の美人がイ・サンの想い人、図画署勤務のソンヨンちゃん〔ハン・ジミン)

 

 

韓国歴史ドラマの中に出てくる王室図書館の再現。

 

事件解決のために忍び込みこっそり書物を調べたり、

 

大事な手紙を本の間に隠したり、

 

逢引をしたりと色々なドラマの舞台となるおなじみの場所。

 

にしてもなぜ本が横積みなのだろうか。。。。

 

 

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場所は王宮内ではなく成均館でしたが、

 

図書室といえば多くの図書室での名場面が登場する

 

トキメキ成均館スキャンダルが思い出されます。

 

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BSジャパンHPより

 


儒教の書の中でもマナーや道徳規範など儒学の入門書として

 

主に少年用に広く普及した”小学”(ソハク)。

 

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小学(ソハク)といえば”トンイ”。

 

危険人物だと思われないために

 

王や重臣の前で”小学”を知らないふりをしろと

 

母トンイに言われていた息子延礽君は

 

言いつけどおり答えられないふりをしましたが

 

賤民出の母の事を侮辱されるとムカついて

 

”小学”よりはるかに難しい

 

”大学”や”中庸”は知らないふりをするなと

 

言われていないからと屁理屈をこね

 

皆の前でスラスラと暗唱してしまうという

 

エピソードありましたね。

 

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テレビ東京HPより

 

 

こちらは医療ドラマとして有名な

 

ホ・ジュン〜伝説の心医“ の

 

ホ・ジュンが編纂した医学書”東医宝鑑”


 

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これをホ・ジュンが編纂したんだぁ。。。。感慨深い

 

 

ドラマの中では相当苦労して編纂していた様子だった

 

”東医宝鑑”は今でも韓方医学で使われているそうです。

 

私もこのドラマで韓方薬の事をお勉強できました。

 

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テレビ東京HPより

 

 

歩き疲れたら1階のカフェ”コグントゥラッ”に行きましょう。

 

「コグン(古宮)」と

 

「トゥラッ(庭という意味から来た言葉)」と

 

いう意味だそうです。

 

メニューは通常のカフェメニューの他、韓国伝統茶、

 

トッポギなどの韓国軽食の他韓国宮中料理まで味わえるのです。

 

短い滞在の方、韓国旅行ビギナーの方は

 

ここで伝統茶から宮中料理まで

 

まとめていただくことができます。

 

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店内はテーブル席、ソファー席など

 

広々としてとても落ち着く空間。

 

季節の良い時は美しい庭が眺められるテラス席もオススメ。

 

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同じく1階のミュージアムショップは

 

書籍、小物、アクセサリー、衣類、伝統工芸品など

 

他では見つからないシャレたお土産が見つかります。

 

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ミュージアムショップに売っていた班次図のレプリカ。

 

”秘密の扉“ 大ファンの私は思わず買いそうになりました。ニヤニヤ

 

 

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館内には他にも広々とした休憩所が多くあります。

 

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ボケボケ写真でスミマセン

 

 

携帯電話をチャージできるスペース。

 

スマホ先進国韓国はいたる所に

 

携帯電話をチャージできる場所がありとても便利。

 

国立古宮博物館はチャージャーの数も多く

 

混雑することもないので覚えておくと良いかも。

 

 

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この他コインロッカー、授乳室、救急室などの施設も充実、

 

地下鉄3号線景福宮駅5番出口直結という便利さ。

 

近辺で観光してる時に何かあれば国立古宮博物館に

 

駆け込めば大概の事は解決しそうです。グッド!

 

入場は無料なのでこれらの施設利用だけでも大丈夫ですよ〜ウインク

 

今回ご紹介した所蔵品はほんの一部。

 

なんせ4万点も所蔵しているので

 

韓国歴史ドラマファンなら狂喜乱舞しそうなアイテムが

 

まだまだ沢山ありました。

 

前回は夫の親族と一緒だったので

 

あまりゆっくり見学できなかったのですが

 

次回はじっくり見て韓国歴史ドラマの世界に

 

どっぷり浸かり現実逃避したいと思っております。

 

国立古宮博物館公式HPリンク

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

 

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