韓国からアニョハセヨ〜世界一好きな料理・タッカンマリ in 東大門 | 東京ハヌルStyle

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こんにちは。


東京ハヌルです。


ここのところLAネタが続きました。

大好きな韓国ネタはとんとご無沙汰で

淋しい気持ちなので自分をアゲるためにも

今日は韓国のフラッシュバックを。


さて皆さん韓国旅行では何を食べたいですか?

焼肉という方も多いかと思いますが

実のところ韓国庶民には値がはる牛肉の焼肉より

手頃で美味しいサムギョプサルなどの豚肉料理や

鶏肉料理の方がより食べられているようです。

その鶏肉料理の中でも特に東京ハヌルが

自信を持ってオススメする一品をご紹介しましょう。

我がファミリーが愛して止まない、

味のわかる小学生、娘のタンコマが

世界で一番好きな料理と言ってはばからない

タッカンマリ(鶏1羽薬膳スープ鍋)

タッカンマリとは、「タッ」=鶏、「ハンマリ」=一羽、という意味。薬膳スープの中に鶏が丸ごと一羽入っていて、ネギやジャガイモ、餅と一緒に煮込みタレをつけて食べる料理です。ベースのスープが辛くないので辛いものが苦手な人や子どももOK。鶏から出る旨味が絶品。シメはその旨味たっぷり滋養高きスープにククス(麺)やご飯を入れていただきます。

最近は新大久保、赤坂などでも見られますが

やはり本場ソウル、東大門、タッカンマリ通りと呼ばれる

タッカンマリ専門店エリアで食べるタッカンマリは別格。

私達的にはタッカンマリ食べるだけに

ソウルに行ってもいいくらいのお味。

東大門総合市場の西側に位置するタッカンマリ通り。

ソウルは◯◯通りのように専門店が一つの通りに

集結していることが多いのでとても便利。

同じ料理を扱っている店が軒を連ねているので

当然競争も激しく美味しいお店が多いです。


タッカンマリ通りの入り口。

ディープ&ヤバそうな空気感に

最初はひるみますが大丈夫!安心してください。

この道で合ってますよ。ガンガン突き進んでください。

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通りを入るとまず焼き魚専門店エリア。

焼き魚専門店エリアとタッカンマリ専門店エリアが

同一通りにあります。

焼き魚の香ばしいい匂いがしてきます。

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これは夜の様子。

夜はもっとヤバそうですが大丈夫です。

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タッカンマリ通りにはタッカンマリ店が集結しています。

ここは一番有名で観光客に人気の

陳玉華ハルメ元祖タッハンマリ。

いつも長い行列ができています。(写真暗っ)

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でも私のオススメは向かいにある始祖明洞タッカンマリ

タッカンマリ通りの中盤くらいの右手に現れます。

夫が勤務している会社のソウル支社

現地社員の方たちがイチオシの店。

彼らによると地元民には

始祖明洞タッカンマリの方が人気らしい。

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入り口の様子。

入ると右手のレジにオーナーらしき

アジュンマがいますので人数を知らせると

ホール係のアジュンマが席まで連れて行ってくれます。

その際たまに腕をグッと掴まれて

連行される時がありますが

これよくある事なので驚かないでください。

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至ってフツーの食堂。

ソウルはこういう感じのフツーの食堂風情の店の方が勝率高し。

冷房が無く夏は天井の扇風機と窓からの空気のみ。

汗をかきながら食べる鍋は食後

ある種の爽快感がありオススメ。

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どうやら近年日本のガイドブックに載ったようで

日本人のお客さんも増えたようです。

日本語での”タッカンマリの食べ方ガイド”がお目見えしました。

ちなみにメニューはタッカンマリのみ。
(ランチには参鶏湯もあるようですが。。。)

何も言わずともアジュンマが人数分を持ってきてくれます。

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スプーン、お箸、ナプキンなどは

テーブルサイドの秘密の引き出しに入っています。

これ韓国の食堂でよくあるパターンです。

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左のでかいジャーが自家製唐辛子薬味、

右隣が酢、その隣はマスタード、右が自家製ポンズ

手前のちっこいのが胡椒

配合は自分のお好みで。

このタレの調合は本当に人それぞれ

自分好みのタレに仕上がった時の満足感ハンパないです。

ちなみに私は全部入れ。

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タッカンマリセット。

自作のタレに右上にあるニンニクみじん切りと

ニラのザク切りも投入してください。

キムチは鍋用。

私は鍋には入れず箸休めに食べます。

浅漬けであまり辛くないのでバクバク食べられます。

手前のククス(麺)は別オーダー。

ククスはこれで一人前、スープに入れると増えるので

2−3人でも一人前で十分。

”ククス イリンブン ジュセヨ〜”でOK。

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私の配合ニンニク、マスタード、酢、唐辛子薬味多めです。

もたもたしてると目端の利くアジュンマがやってきて

自分好みの配合おかまいなしにタレを作り出します。

アジュンマ作るとニンニクみじん切りの盛りが

ハンパなく多くてあとで胃にくるので

アジュンマと目を合わせず、サクサクとこなれた感じで

タレを作ってください。

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韓国のアジュンマたちマストの骨も切れるハサミで

ジャキジャキと手慣れた様子で鶏を切り分けます。

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鶏丸1羽、スープの入った鍋の中に

砂肝、ジャガイモ、ネギ、えのき、

トッポギ(細長い韓国の餅、煮込んでも溶けにくい)

を入れてくれます。

ビジュアル的にあまり美味しそうではないのですが

100%の人が美味しいという間違いない料理です。

さあスタートですよ〜

テンション超あがります。⤴

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こんな感じになったら食べられます。

鍋下のガスコンロはカバーはしてありますが

日本のものより火力が強く火がゴーゴーしていて夏は激暑。

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タッカンマリにはメクチュ(ビール)ではなく

チャミスル(焼酎)がお約束。

ほとんどの人がチャミスル飲んでます。

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さあイキますよ〜  至福の時です。

家族全員完全無言でひたすら食べます。

ちなみに私は辛さの感覚が完全に麻痺しているので

この唐辛子薬味の量は参考にしないでください。

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絶対忘れてはならないシメのククス(麺)。

鍋ごと一気飲みできる気がする

鶏の旨みたっぷりのスープ。

そのスープが染み込んだククスは

すでにお腹がいっぱいでもスルスル入っていきます。

私はククスを辛いタレにつけていただきますが、

タレをつけずシンプルにスープで食べたり、

キムチを入れてキムチスープの中に入れても美味しい。

ご飯で雑炊、もしくはポックンパという

鍋の残り汁で作る焼き飯のシメも捨てがたい。

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鶏ダシまじヤバい。

最後はいつもこの状態。

お腹が破裂しそうでも口が食べたくて

”誰か私を止めてえ〜”と言いながら

すっからかんになるまで食べ続ける地獄です。

凝った料理よりやっぱりシンプルな料理が美味しい。

鶏1羽(2人分くらい、3人だと1.5羽)で18000W。

ククスや飲み物入れても一人1500−2000円くらいと

驚異のコスパです。

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ぐっさんも来店〜 (イッコーさんも)

いつもレジに座っているオーナーらしき

オチャメなアジュンマと。


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地下鉄1、4号線東大門駅9番出口から

西へ徒歩5分ほど。

前は一日歩き続けて疲れた体にムチを打ち

長い階段を上がりましたがなんと9番出口がリニューアル。

エスカレーターまで通っておりました。

ありがたや〜。

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アクセス詳細は ↓
明洞タッカンマリ 始祖店コネストHPリンク


ソウルの鶏料理関連バックナンバー
韓国からアニョハセヨ〜➉天下一品のフライドチキン

韓国からアニョハセヨ〜⑬超絶丸鶏炭焼き@ケリムウォン

韓国からアニョハセヨ〜⑭滋養高き鶏のペクスク



ちなみに出口を出ると国の宝物第一号に指定された

今から約600年前の朝鮮時代に築かれた

城郭の東の城郭門、興仁之門(フンインジムン)が目の前です。

パチっと記念撮影お忘れなく。

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