こんにちは。
東京ハヌルです。
LA ユニオン駅 (Union Station) は、
LA ダウンタウン北東部にあるターミナル駅。
南にはリトル東京、西にはチャイナタウンがあります。
アメリカ合衆国にユニオン駅は沢山ありますが
LAのユニオン駅はその中でも特に有名な一つ。
全米をカバーする長距離列車Amtrak、
LA郊外まで通る市民の通勤の足Metrolink、
ロサンゼルス市内地下鉄MetroRailが乗り入れています。
また数々の映画の撮影場所としても有名。
パールハーバー、チャーリーズエンジェル・フルスロットル
スピード、アメリカンビューティ、
キャッチミーイフユーキャンなど
他にも映画、ドラマなど多くの作品のロケ地でもあります。
1939年に開業。パーキンソン父子(The Parkinsons)
他数人の建築家たちによって設計されました。
駅舎は歴史登録財、アメリカ文化遺産として保護されています。
待合室の両側には中庭があり、
昔は列車を下りた乗客は
この中庭を通るようになっていました。
中庭は今は市民の憩いの場所、
夜はコンサートなども開かれています。
建物はダッチコロニアル様式(オランダ植民地風)
ミッションリバイバル様式
(左右対称、半円アーチの屋根が特徴、コロニアル調より簡素)
ストリームライン・モダン様式
(アールデコスタイルの一派)
の折衷スタイル。
通路中央には大理石やトラバーチンが埋め込まれています。
垂木から下がるアールデコ調の照明。
各所のデザインに八芒星が使われています。
重厚なソファー。
ここの待合所はアムトラック乗客専用。
柱や壁を飾るタイルの色使いが
温かい国ならではの明るさを感じます。
昔ながらの靴磨き屋さん。
アメリカの古い駅や歴史のあるホテルなどには
まだこの靴磨き屋さん残っています。
このスタイル無くならないで欲しいです。
こんな場所にまでスターバックス。
せっかくノスタルジックムードの駅なので
地元のコーヒー屋さんが入って欲しかったな。
本当に残念な光景。
プラットフォームにつながる通路。
全国の鉄男、鉄子の方々に朗報。
日本と違い改札が無いので電車の切符が無くても
プラットフォームまで入ることができ
列車の写真ガンガン撮れますよ。
ただアメリカの列車は日本の列車のように
フォトジェニックではありませんが。。。
そのフォトジェニックでない列車の代表
長距離列車のAmtrak
行き先はシアトル、サンディエゴ
シカゴ、ニューオリンズなど。
手前の二人は車掌さん。
車掌さんはビジネスクラスという
指定席車両だけにいます。
前置きが長くなりましたが今日のメインネタ。
私のイチオシ、LAの超穴場レストラン。
ユニオン駅を入りすぐ左手にある
小さなレストランTRAXX
(この写真は乗り場側から撮ったので右手)
ここは地元民にもあまり知られていないのですが
すごく雰囲気のあるステキなレストラン。
なぜか観光ガイドブックにもあまり取り上げられていません。
アメリカ風のレストランは今や日本でも至るところにあり
別にアメリカに来ても珍しくもなんともないですが
ここはレストランだけでなく建物自体が時代を感じるので
まるでアメリカの古き良き時代にタイムワープしたような
気分になります。
夜は駅舎自体が間接照明のみで仄暗く、とてもロマンチック。
レストラン内も照明は間接照明とキャンドルなので
クラッシックな雰囲気をさらに盛り上げます。
サインの文字もアール・デコ風。
レストラン内に10席ほど、外の通路にも7−8席。
私はこの外の通路席がお気に入り。
これから旅に出る人、帰路を急ぐ人を見ながら
お食事すると自分も旅気分になります。
列車の旅ってどこかノスタルジックな感じがして上がります⤴
ムール貝の白ワイン蒸しスパイシートマトソース。
このレストラン、アメリカのレストランにしてはなかなか美味。
今までハズレがありません。
ペッパーコーンソースという胡椒とベーコンを炒めたものが
超分厚い豚肉の間に挟まっている
すごいボリューミーな料理。
娘のタンコマと半分こ。
一皿とってシェアするのもOKです。
向かい側には同じTRAXXのバーもあります。
食前にカクテルなどをオーダーすると
こちらのバーから持ってきてくれます。
歴史のある駅内のレストランで
マティーニを飲むなんて超オシャレ。
旅情気分たっぷりのロマンチックレストラン
LA訪問の際は是非トライを。
ユニオン駅内の見学もお忘れなく。
TRAXX の詳細はこちらを
ランチもやっていますよ。
Traxx Restaurant and Bar Yelp リンク(英語)
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東京ハヌル