東京ハヌルです。
この天気どうにかならないでしょうかね〜
今日東京は昼くらいにザーと雨が降り
その後はサウナかっていうくらいの湿気でした。
さて今日はLAのフラッシュバックを一本。
シルバーレイクの続き、サンセットブルーバードの
レストランのお話といきたいところなのですが
まだまとまっていないので
ロサンゼルス国際空港について書きまする。
地元民は空港コードのLAX（ラックス）と呼んでいます。
旅客数は世界6位、全米３位の大型空港。
がしかし、この空港マジで世界最悪の使い勝手だと
私は思ってます。
世界すべての空港に行っているわけではないので
言い切れるわけでもなく、あくまでも個人的意見ですが
私が今まで行った空港としては最悪ではないかと。
ロサンゼルス国際空港は
トムブラッドリー国際線ターミナルを筆頭に
9つの旅客ターミナルがあり、
ターミナル間は歩いて連絡できるところもあるが
シャトルバスもあり。
がしかし、その敷地内に一歩踏み入れると
車が全く動かない、大渋滞を起こしている。
なので区間によってはシャトルバスは
機能していないに等しく、歩いた方がいい場合が多い。
国際線発着はトムブラッドリー国際線ターミナルなのだが
特にこの手前の道路においては車は数センチずつしか動かない。
沢山の車がギッチリほぼ停止状態でターミナル前にいるのは
セキュリティー上よろしくないのではと毎年不安に思う。
何年もずっとこの状態だがなぜ改善しようとしないのだろうか。
帰国してから夫に
”あんたのところの空港はあんなひどい状態を
なんでずっと放置してるの？？？”とキレてみたが
”広げるスペースが無いからしょうがない” と一喝された。
”じゃあ頭を使え” と思うが言い返さず黙っとく。
先にある白い建物がトムブラッドリー国際線ターミナル。
ターミナル前は荷物を下ろす人たちの一時停止の車が団子状態。
なので私は一つ手前のターミナルの端っこ、
↑の写真撮影の位置あたりで降ろしてもらい
炎天下の中を歩くことにしている。
そしてもう一つムカつくのは
このカートの自販機。
なんとカートが＄５
普通無料でしょ〜
どんだけ足元見るの〜
それもチェックインするまでしか使用しないのに。。。
おまけに機械の性能が悪く
一ドル札を入れてもすぐ戻ってくる。
ここでもムカつく。（ちなみにクレジットカードも使えます）
トムブラッドリー国際線ターミナル入り口。
トムブラッドリー国際線ターミナルは
２０１３年に改装したのだが、
改装前、出発ロビーではチケットカウンターで
チケットを受け取ってから荷物検査を受けに行き、
また荷物をチェックインするためにカウンターに戻るという
意味不明の荷物検査システムのために
ロビーがごったがえしていた。
また空港利用者数をわかっているのかっ？と突っ込みたくなる
小規模のフードコートでいつも席の争奪戦。
西海岸最大の空港とは思えないショボいショップ
など突っ込みどころ満載だったのだが
改装後は意味不明の荷物検査が改善され
フードコート、ショップは混雑している出発ロビーから
荷物検査後の搭乗ゲートのロビーに移動。
ずいぶんマシになった。
手荷物検査が終わるとこのサイン。
ここからが改装して一番変わった場所。
搭乗ゲートロビーもオシャレにリニューアル。
やたら金かけてます。
このゴージャスなロビーを見た娘のタンコマが
”こんな見た目ばかりにお金かけないでもっとシステム的な事や
道路の渋滞の改善にお金かければいいのに。。。”とポツリ
ごもっともです。
小学生の子供でもわかる簡単な事なのです。
両替所までやたらゴージャス。
改装前のデューティーフリーは冗談かと思うくらい
やる気の無さ感がハンパじゃなかった。
今はシャレたチョコレートや小物などのお土産品も充実。
お土産買い忘れた方はこちらで何か見つかります。
おなじみ有名高級ブランド。
高級ブランドの他にビクトリアシークレットもあり。
下着、衣料ではなくコスメのショップ。
サンタモニカ、メルローズにあるLAを代表する
セレクトショップ”フレッドシーガル”
フードコートもリニューアル。
サンドイッチ、サラダ、ピザ、バーガー、チャイニーズなど
よく見るチェーン店。
前にあったシャビーなうどん屋が入ってなくて残念。
お腹が空いていたのでパンダエクスプレスの
焼きそばとオレンジチキン。
茶色いものばかり。
なんだか体に悪そうだけどサンドイッチや
バーガーなど口の中でモサモサするものは
もう食べたくなかったからしょうがない。。。
搭乗ゲート方面に向かいましょう。
サンタモニカで有名なカップケーキ屋さん
バニラベイクショップ。
NY発のボディケアショップBliss。
ウエストハリウッドで創業。
今や世界に展開するフローズンヨーグルトショップ。
ピンクベリー。
日本が誇る世界のサンリオ。
出発に関してはましになったと思う。
LA発祥のショップなども充実して
最後のショッピングも楽しめるだろう。
だが問題はそんな事ではない。
根本的なシステム、フローに問題があるのだ。
今回は出発に関して書いたが
到着だったらほぼ全編文句になると思う。
LAXは入国審査、税関審査にものすごく時間がかかる。
おまけにターミナル間の連絡も悪いので、
繁盛期には乗り継ぎで乗り遅れる人続出で
航空会社も頭を抱えているそう。
ひどい時は着陸してから外にでるまで
３時間かかったケースもある。
入国審査前に自動パスポート読取機を導入したのだが
手続きが簡素化した感、時間が短縮した感が一切なく、
更に混乱を招いている感すらあるというトホホの状態。
読取機後には前と同じように入国審査。
やってることが機械とカブってる。
読取機は必要か？？？
荷物のピックアップから税関申告はさらにヒドい。
税関申告書提出担当の職員の数が少なく
申告書を手渡すだけなのにとてつもない長い時間並ぶこともある。
成田空港では混雑時は税関職員１０人くらいはいるはずだ。
でもLAXはどんな時でも２人ほど。
混雑時にはその列がめちゃくちゃになり
どこに並べばいいの？状態なのに
態度のでかい空港職員はそれをどうにかしようともしない。
毎夏このプロセスをやらなければならないと思うだけで
ブルーな気持ちになる。
テロ対策が厳しくて時間がかかるのならばまだ納得がいくが
どう見ても構造、フロー、システムの問題。
そしてピント外れな対策。
精神修行だと思うようにしている。
もしLAXで乗り継ぎをする事がある場合は
一度入国審査をして荷物をピックアップしてから
乗り継ぎターミナルに移動しなければならず
その際↑のような問題があるので
乗り継ぎ時間は多めに見積もりましょう。
ちなみにLAX、アメリカのあるニュースチャンネルが発表した
世界で最もムカつく空港で第二位に輝いたそうです。
（一位はフランス、シャルル・ド・ゴール空港です）
私だけじゃなかったのね〜 （泣）
少し気分が晴れました。
この不名誉な第二位の件
地元を愛する夫にサクっと言っておきました。
プチリベンジ。。。。
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東京ハヌル