きまじめに仕事する、それとも楽しみながら・・・ | 東京Crew倶楽部 ~客室乗務員(CA)の世界~

東京Crew倶楽部 ~客室乗務員(CA)の世界~

フライトにまつわることからCAたちのプライベートまで♪ 元ベテランチーフパーサーが語っています

日系航空会社で飛んだ後

アメリカ人と結婚したため、米国に移り

米系航空会社のCAになった知り合いがいる

 

 

アメリカの航空会社では

訓練成績が規定値に達しないと

訓練途中でも、訓練中止を言い渡され

顔を見せなくなった訓練生が何人かいたそう

 

 

マネジメント側の判断は

とてもドラスティックな

 

 

一方、現場の先輩CAたちはどうだったか

 

訓練が無事終了し

OJTフライトに臨んだときのこと

これまた、日本では考えられないOJT体験

 

 

OJTは米国内線で

CA4,5人乗りのどちらかというと小型機

 

そこにOJT訓練生が1チーム分4、5人搭乗

 

「それじゃ、私たちは見ているから、

    今日のフライトはあなたたちが全部やって」

 

そう言って、先輩CAたちは何もしない

 

自分たちでDutyポジションを決めて

機内アナウンスも自分たちでやれという

 

 

その友人は、日本で乗務経験があったので

日本人なのに、前方客室を担当することになり

しかも機内アナウンスもしたらしい

 

 

心配なので、先輩CAたちに

やっぱり先輩CAがやるべきと進言しても

 

「だいじょうぶ、だいじょうぶ、あなたならできる」

 

 

その一言を言うと、空いている客席に座って

雑誌を読んだり、音楽を聴いたり

 

 

そして、私の仕事はどうでしたかと聞くと

雑誌読んでいたのに

 

「あなた、パーフェクトよ、すごい」

 

それで、そのOJTフライトは終わり

 

 

友人がいた日系航空会社では

OJTは半人前扱い

手の上げ下げまで細かく指導され

 

 

フライトが終わっても

さらに1時間以上

インストラクターと今日の反省を行う

 

 

アメリカのCAたち

管理や指導するのはマネジメントの仕事

と思っているフシがある

 

 

レイオフは日常茶飯事のアメリカ

CA同士助け合い

マネジメント側から自分たちを守る

そんな意識があるのかもしれない

 

 

そして、CA同士楽しくやろうよ的な

ところがあるらしい

 

 

ヨーロッパのCAも似たようなところがある

 

自分も楽しみ、旅客も楽しませるヨーロッパのCA動画

 

 ゆかいなCA

 これを見たら笑いこけますよ

 


ラップで機内アナウンス 

 

 

 

楽しそうに仕事をしているユナイテッド航空のCA動画

 

 

 

T・K  ♂