いまだに見るあせっている夢 | 東京Crew倶楽部 ~客室乗務員(CA)の世界~

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フライトにまつわることからCAたちのプライベートまで♪ 元ベテランチーフパーサーが語っています

CAを辞めて何年にもなる

だけど

いまだに見るのが乗務していた頃の夢

それもあせっているものばかり

 

 

CAとして

ミスや間違えをしてはいけない

安全のことや乗務のことは

いつもプレッシャーだった

 

夢なので

つじつまが合わなかったり

場面があちこち飛んだり

 

 

ブリーフィングが終わり飛行機に向かう

出入国管理ブースでパスポートを提示

 

だけど、バッグの中にパスポートが入っていない

焦りまくっている自分

 

どうしてパスポートが入っていないのか分からない

 

頭の中では、いろいろなことが駆けめぐる

昨日のことや会社に出頭したとき

パスポートをバッグに入れたか思い出せない

 

どうしよう、どうしよう

 

なんか身体が痛くて目が覚める

ああ、夢だったのか、よかった

 

 

旅客搭乗から出発までは

チーフパーサーにとっても

あわただしい時間となる

 

最後の旅客が搭乗口に来ていない

とか

搭乗した旅客が待合室に忘れ物をした

とか

 

すでに、機長は管制塔から出発許可をとっている

出発時刻が迫っている

まだ最後の旅客が来ない

 

機長に事情を説明したり

地上係員と連絡をとったり

遅延しそうな場合は、機内アナウンスを入れたり

 

そういうときに限って

CAがまた別の問題を持ってきたり

 

そうこうしているうちに

なんとかドアークローズとなる

 

機長に報告

飛行機が動き出す

 

その前に、全CAに

各ドアーのモードをエマージェンシー用に

切り替え指示を出す

 

そして機内アナウンスを始めるだが

 

夢の中では

エマージェンシーモードに切り替えていない

指示を出し忘れてしまっている、まずい

 

いまだに見るのがこの手の夢

いろんなことがあった

 

 

T・K  ♂