神宮大会感想・応援編 | YELL Onlineβ

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テスト版です

土、日、月3日間観た感想を。

全国的に見ると、ちゃんとした応援組織がある大学は多くはなく、普段は野球部員だけで応援しているところも多いと思います。
神宮大会は「応援席」が設けられているわけではないこともあり、おそらく予算的にも、なかなか大人数を派遣しての応援は出来ないところも多いとは思います。

全国大会ということでブラバン、チアが来たけれど、普段は来ていないのか、野球部員たちが、ブラバン応援にやや戸惑っているように見える大学もありましたし。

そんな中、IPUの力の入れ方は凄いです!
大人数のマーチングバンド、チア、そして控え部員が参加。バンドはスーザフォン8本! 美爆音を聴かせてくれました!
これで「カイザー」のようなオリジナル曲が出来たら無敵ですね。
特に2018年の団長さんの振る舞いがとっても良くて、IPUに関しては好印象があります。
こちらをご参照下さい。
https://ameblo.jp/tokyobig6yell/entry-12419932598.html



日本文理は土曜日、残念ながら誰もいませんでした。控え部員も。初戦は部員はいたので、日程変更の影響でしょうか?
確かに大分から来るのは大変ですし。
2009年の選手権では白ランのリーダーに男女混合チアがいて、ベンチからも、でしたが、応援席からもものすごい圧を発していたのを覚えています。


天理大と富士大は楽器一本ずつだけ(に見えました)で、基本部員の声のみの応援。
どちらもエール交換時、相手を見ながら「これでいいのかな」という感じで、不馴れな感じてはありましたが、しっかりエールを送っていました。

どうしても応援組織がないと、全国大会では気後れしてしまうところもあると思います。
普段通りの応援でやらせてあげたいという思いもあります。
 

でも、神宮のなのか大会のなのかわかりませんが、規定に合わないと、容赦なくチェックされるようです。

富士大対青山学院の試合、富士大が追い上げていた5回攻撃中に、係員(球場スタッフ)が応援席の部員に何か言いに行き、誰か一人を連れて階段下に。数人の係員が、囲んで注意をしていたようです。ちょっと聞こえて来たのは、応援中で、相手の選手名を出したらいけない、とか。
応援規定はもちろんあると思いますし、応援団(応援組織)のあるところは把握していたとは思います。
でも富士大は2戦目だったわけだし、初戦の時には何も言われなかったのか、
あるいは、初戦では注意すべきところがなかったor気づかれなかったのか。
初戦でも注意されたのにまたやったのだとしたら仕方ないと思いますが、その後の様子を見る限り初めて注意されたようでした。
その後、リーダー役の部員が、(プラスチック製の)メガホンは叩いちゃいけないそうです、とか他の部員に知らせていたので。

応援規定をちゃんと伝えてあったのにそこからはみ出していたとしたら彼らに落ち度があると言えるのかもしれませんが、追い上げムードだったあのタイミングで注意が入ったのは、ちょっと気の毒に思いました。

もちろん、係員さんが常に周囲に目を光らせて下さっているおかげで大会が恙無く運営されています。
閉会式で変なことを叫んだ男性のところにも飛んでいっていました。

いろいろな人がいるし、いろいろなことが起こるので対応が大変だと思います。

本当にありがとうごさいますと言いたいです。

 

とにかく、春の選手権でも注意を受けていた大学がありましたし、今後は応援ガイダンスを明確にし、全出場野球部にしっかり伝えることを徹底したらいいのではないかと思いました(応援団があるところには野球部から伝える、というふうに)。

そして富士大や、他の野球部員メインの応援の大学も、これに懲りず、自分たちのスタイルを極めつつ、他リーグの応援からいいところを吸収し、応援を進化させ、全国大会では全国大会仕様の応援をしてくれたらいいなあとも思います。


そして慶應。
ところどころ「全国大会仕様」になっていましたが、いつもの神宮応援。お客さんもよく入っていました。
初戦のIPU戦、チャンパでの「IPU倒せ!」は言いにくそうでしたが、一部の野球部員が、倒せコールの時に「IPU!」と強調して声出し。それがクセになったのか、日体大戦でも「日体大!」と叫んでました。決勝では「AGU!」と最初は言っていたようでした。

リーグ戦の話になりますが、今年は久しぶりに制限のない状態に戻り、一般のお客さんも控え部員も、応援席で応援出来るようになりました。
ということで、以前、応援席にいる部員もすっかり入れ替わっているわけですが、各大学共、以前より熱心に応援するようになった気がします。もともと早慶明は割としっかり応援していて、以前はちょっとノリの悪かった法・立も盛り上げ役の部員とかいて、楽しそうでした。

特に慶應は、「朱雀」で激しく飛び跳ねたり、動きが激しい。
他リーグの大学で、応援団がいるのに部員応援がやや暴走気味のところもあるので、そうなってはいけないとは思いますが、応援指導部公認の範囲内ならいくらでも弾けていいと思います。

日体大と青山学院は応援団がしっかりあり、まとまりのある応援を繰り広げて、観ていて安心感がありました。特に日体大は、部員の人数が多いということでよく声が出ていました。


決勝戦の翌日、ずっと頭の中を流れていたのは何故か日体大の応援曲。その後しばらく日体大と青学の応援が流れていました。
なかなか他リーグを観に行くことが出来ないので、全国大会は本当に楽しみです。