日銀債務超過の可能性、政策金利+0.6%で赤字転落 | 中国で単身生活を楽しむ企画貿易会社 社長の独り言

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2000年に起業、気付いたら創業24年!東京と中国に会社を構えている貿易商社を経営しています。今の目標は「30期年商30億円」有言達成をモットーに我要加油。

安定した資金繰りへの道



いつもブログを読んで頂きありがとうございます。創業24年、東京と中国に会社を構える貿易商社を経営、毎月日本と中国を行ったり来たり、お客様の笑顔の創造をモットーに「30期年商30億円への飛躍」を目指しているおっさんのブログです。今日は月末、月末と言えば支払いなど多くの資金が必要になる。振り返るに2022年は急激に伸びた売上に手元資金が追い付かず資金ショート危機に陥りました。メインバンクである三井住友銀行に融資依頼した際に貸し渋りで色々揉めましたが脱銀行の良い切っ掛けになりました。資金繰りが安定して来た昨今、三井住友銀行の融資担当が新規融資やら色々提案して来ますが用無しなので聞き流しスルーしていますww



過去ブログ
銀行頼りの資金繰りの危険性についてアップしています。資金ショート危機は脱銀行の切っ掛けとなる出来事でした
政策金利+0.6%で赤字転落



資金繰りと言えば、日銀は本日の政策会合で利上げの検討をする。利上げ幅は0.0%→ 0.25%とのことですが日銀のアキレス腱は利上げに有る日本の国債発行残高は時価ベースで1,080兆円、日銀は利回りの長期国債を586兆円保有している。利上げをすると国債の利回りと当座預金の利息の収支バランスが崩れ政策金利+0.6%で逆鞘となり赤字に転落国債価格の下落で政策金利2.8%で債務超過に陥る。




日銀国債保有額の推移

2013年4月から始まった大規模な金融緩和政策、日銀にによる国債の買入れが始まる


日銀保有国債の含み損益推移

利上げをすると国債が下落、政策金利+2.8%で日銀は債務超過に陥る


国債利回りと当座預金利息

日銀は政策金利が+0.6%になると国債の利回りと当座預金の利息のバランスが崩れて赤字となる




八方塞がりの日銀



2024年は日銀のマイナス金利解除見通しでドル円為替は130円台のトレンドになると思いきや、蓋を開いたらゼロ金利政策据え置きで150円台の記録的な円安トレンドになっている。利上げをすると円高になり輸出企業の株価は下落、国債も下落し日銀は債務超過になり、ゾンビ企業は長プラの上昇で経営危機に陥る。円安になると物価は上昇し個人消費が落ち込み、円高になると輸出企業の収益は悪化し株価が落ち込む日本は円安も円高も不況になる八方塞がりに陥っている。




円ドル為替の推移

米国との政策金利差が開き始めた2022年3月から急激な円安ドル高が進む!2024年7月31日1ドル154.5円、円の価値は円安前2021年1月4日1ドル103.9円比で33%減となる


日経平均の推移と為替の推移

円高トレンドになると輸出企業の株価は下落する。円安は物価高騰に繋がる故に日本の株価は国民の犠牲の下に支えられている...


政策金利の利上げを警戒し円高トレンドに


ゾンビ企業の推移

ゾンビ企業とは社歴10年以上で営業利益で借入利息を払えない企業、2020年から利息を利益で補えない企業が増えている

有利子負債月商倍率
有利子負債月商倍率は2ヶ月は青信号、3ヶ月は黄色信号、6ヶ月は赤信号!ゾンビ企業の有利子負債月商倍率は9.87倍ヶ月で限界を超えている

企業の自己資本率

ゾンビ企業の自己資本率は-5.36%の債務超過で増資をしなければ経営破綻する




結果が全ての経営道、今の結果は過去の努力の賜物、今の努力は未来の結果に繋がる!努力に勝る成功への道は無い、変化と進化を繰り返しながら会社経営を楽しみます。



会社設立24年の軌跡動画

Creative Trading Companyの新たな挑戦


23年間の売上推移

2009年世界金融危機と、2020年コロナショックで売上が大幅にダウンして経営危機に陥る。共に経営改革を断行しV字回復!今は30期(2030年)年商30億円に挑戦中



◼️Tokyo Office
’00年広告代理店起業→ ‘10年貿易業転身
営業・企画・デザイン・販売の拠点
資本金5,500万円

◼️China Office
’11年進出 → ‘13年設立→ ’17年法人化
工場探し・品質管理の拠点
資本金100万元(約1,650万円※当時レート)

◼️茨城ロジスティックス
自社商品の保管及び全国出荷の拠点