資金ショート危機から学ぶ | 中国で単身生活を楽しむ企画貿易会社 社長の独り言

中国で単身生活を楽しむ企画貿易会社 社長の独り言

2000年に起業、気付いたら創業24年!東京と中国に会社を構えている貿易商社を経営しています。今の目標は「30期年商30億円」有言達成をモットーに我要加油。

月末になると思い出す



いつもブログを読んでいただきありがとうございます。創業24年、東京と中国に会社を構える貿易商社を経営、毎月日本と中国を行ったり来たり、お客様の笑顔の創造をモットーに「30期年商30億円への飛躍」を目指しているおっさんのブログです。4月の中国入りまで後4日、そろそろ中国モードに切り替えねばです。今日は月末決算日、企業の大小に関係なく決算日は多くの資金を必要とします。弊社は輸入貿易会社で中国の協力工場で様々な製品を生産し輸入していますが、製品を工場から出荷する前に代金を支払う関係でキャッシュアウトが先行してしまう。






2022年の資金ショート危機



2022年は経営改革が功を奏し売上高は順調に伸びるが反動で運転資金が枯渇して資金ショート危機に陥りました。 資金ショート時の有利子負債月商倍率は2ヶ月で健全的な水準、当時は運転資金が必要な時は銀行から直ぐに借りれる高を括っていましたが、甘い経営判断で窮地に追い込まれることになる。銀行は「晴れの日に傘を貸し雨の日に取り上げる」と言われますが本当に必要な時にはクソの役にも立たない。メインバンク(某都市銀行)とは融資担当の問題発言等で色々揉めましたが脱銀行を目指す良い切っ掛けになりました。



下町ロケットで佃社長と経理課長が銀行で頭を下げて融資を懇願

多くのドラマでこんなシーンを観るが運転資金を銀行に頼り過ぎる経営にも問題が有る...


有利子負債月月商倍率の目安

(有利子負債÷月商)

銀行からの借入額の目安となる




脱銀行!資金繰り改善計画



脱銀行の方法は①徹底した資金繰り管理、②自己資本率を高める、③キャッシュアウトとキャッシュインのバランス正常化、④個人資産を超富裕層レベルまで増やす!4つの方法を実践することでキャッシュフローの改善を図りました。資金ショート危機から2年、個人資産の目標である超富裕層はまだ達成していませんがww、今は安定した手元流動性を確保しています。資金ショート危機で会社は黒字倒産も有るんだなと学びしたが、資金繰りは他力本願でなく自力作善で解決するのが一番ですね。



脱銀行宣言から2年、為せば成るですね


有利子負債月商倍率の推移
有利子負債月商倍率の平均は5.58倍、ゾンビ企業の有利子負債月商倍率は9.87倍!仮に年商1億円の会社だと8,200万円超の借入れをしていることになる。赤信号を通り越しており最早返済不能...




結果が全ての経営道、今の結果は過去の努力の賜物、今の努力は未来の結果に繋がる!努力に勝る成功への道は無い、変化と進化を繰り返しながら会社経営を楽しみます。



会社設立24年の軌跡動画

Creative Trading Companyの新たな挑戦


23年間の売上推移

会社は「成長期→ 成熟期→ 衰退期」を辿る。弊社は2020年の例外無き経営改革を機に第三次成長期に突入!30期(2030年)年商30億円に挑戦中



◼️Tokyo Office
’00年広告代理店起業→ ‘10年貿易業転身
営業・企画・デザイン・販売の拠点
資本金5,500万円

◼️China Office
’11年進出 → ‘13年設立→ ’17年法人化
工場探し・品質管理の拠点
資本金100万元(約1,650万円※当時レート)

◼️茨城ロジスティックス
自社商品の保管及び全国出荷の拠点