結局のところ土に還さないことが1番のエコ | 空冷ワーゲン タイプワンBlog

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管理者 K

先日、目に付いたこんなもの。

「天然素材100%のドイツ🇩🇪製フキン。土に埋めれば約2ヶ月で土に還る環境にやさしいフキンです。」

流行りの環境に優しいことを謳った「エコ系商品」である。

見た瞬間思ったのは
「ワーゲンだって土に還りますけども何か?」笑
ただワーゲンの場合は、どちらかと言えば「土に還さない」ことが重要😅

ハッキリ言って「作ったり捨てたり」忙しい世の中である。

このフキンにしても、たしかに「一見」エコに思えます。石油原料ではなく天然素材を使用している点や、最終的に埋め立てるだけのゴミではなく、土壌分解し土に還る自然素材を使用した所など。

ただこれも見方を変えると「使い捨て」と言う、エコとは言えない上に成り立っている製品。新たに作り続けないといけない点では、他の商品となんら変わらず、根本的な解決には至っていません。今の世の中で1番のネックになっているであろう「大量生産」「大量消費」の魔のループからは、なんら抜け出せていないのが現実です。


私が思うに、使い捨て文化をやめ、長く使い続けられてゴミにならない(しない)物こそが、1番求めるべき所かと?
毎日ワーゲンを直しているつくづく思うことです。

世間では社会の発展や利便性は犠牲にせずに、どう環境に優しい生活を送るかが議論されていますが、いったいどれほどの人が社会の発展や利便性を求めているのでしょうか?
私に限って言えば、120%アナログなワーゲンをほぼ手作業で直しているので、特に何も求めていません😂
要らぬ利便性より「使える部品」が欲しいくらい?笑

結局のところ、目先の利便性や目新しさより、1つの物を長く使い続けることの方が大切な気がします。


と言うわけで
「ワーゲンを土に還えさない」ことこそが本当の「エコ」!

では?笑