空冷ワーゲン タイプワンBlog

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東京都八王子市 空冷ワーゲン専門店 ガレージ タイプワンです!日々の出来事、空冷ワーゲンのすべてを勝手気ままに更新中!

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管理者 K

最近で1番「コレ欲しい!!」と思えた物です😆

それは、EMPIのスプリントスターホイール。

なんと「8J」!



EMPI Sprintstar Wheel, 

8 Spoke, 15x8”

Gloss Black w/ Polished Spokes and Lip


見るからに「ディープリム」を主張したデザインが何とも迫力満点!
まだ発売されたばかりで、現在は4穴だけの販売らしいのですが、近日5×205も発売されるようなので、かなり楽しみ😍

ちなみにこのホイールのサイズは
15インチ×8J、4穴×PCD130
バックスペース 3 3/4

スタンダードサイズの5Jスプリントスターは、バックスペースが4インチらしいので、8Jのバックスペースとは大差なく、8Jの方が約6mm少なくなっています。(バックスペースが多いとホイールが内側に太い)
カタログ値だけで実測してないで定かではありませんが、8Jのイメージは5Jの外側にプラス3インチ分のリムがある感じでしょうか?
そしたら結構太い…笑

ここで問題が
そんなホイールサイズが「4穴車両に付くのか?」と言ったところ😅
低年式ビートルではあれば、8Jぐらいは苦労なく収まるはずですが、それが高年式のビートルとなれば話は別。
車高を気持ち下げたくらいでは付かないはずなので、何らかのモディファイは必須?

でも…付けたい笑
高年式ビートルのストックフェンダーで8Jが収まっていたら、相当オサレなはず😚

機会があったらぜひ付けてみたいホイールです😁




「ビートルって新車当時いくらしたの?」
こんな質問をされたので調べてみました🙌

見つけたのは、1967年当時のディーラープライスリスト。
価格は、国や地域、販売店によっても異なりますが、これはアメリカ・ニューヨーク州のフォルクスワーゲンディーラーのものです。

ビートル・セダン「1758ドル40セント」
セダン・サンルーフ付「1848ドル40セント」
コンバーチブル「2164ドル40セント」

1967年と言えば、まだ固定相場制だった「1ドル=360円」時代。
その頃の日本円に単純換算すると
セダン 「約63万3千円」
サンルーフ付き「約66万5千円」
コンバーチブル「約77万9千円」

前年の66年に発売された初代カローラが新車価格49万5千円で同年代クラウンが100万円程度だったことを踏まえると、そこまで高くは感じませんが、大卒初任給25000円だった時代。
「誰でも買える」といった金額ではなく、決して安くはないお値段です😅

ちなみに現在の紙幣価値に換算すると
消費者物価指数は1967年(昭和42年)と比べ約4.1倍なので、当時「63万円」のビートル・セダンは、現在の金銭感覚では「約258万円」に相当することになります。


(消費者物価指数とは世帯が購入する財やサービスの価格の変動を時系列的に測定する指標。当時1万円で買えていた物が現在4.1万円払わないと買えない計算。)

現在のロクナナ相場が、おおよそ200万円〜500万円程度だとすると、底値だとしてもほぼ新車と変わらない値段なのがちょっと面白いです笑
車両価格は「物価」だけでなく、希少性や車両価値によるとこが大半ですが、今ある現行車がロクナナと同じ57年後に、新車価格を維持出来るかと言えば、そんな車はたぶん稀ですよね😅


ディテールアップ(手直し)を行っていた1960年式タイプ1ビートルが間もなくFOR SALEになります!(現時点価格未定)


普段作っているベースカーからの製作車両とは違い、入庫時からコンディションの良い車両でしたので、今回はサイト「ただいま製作中」掲載は見送り。(お客様が乗られていた車両だったので品定めも未紹介です)

車体は長年大切にメンテナンスされながら乗られていた車両だったこともあり、機関はすこぶる快調!
今回大きな修理や変更はなく、機関のメンテナンスとディテールアップ(見栄えを良くする作業)を中心とした手直しになりました😁

ディテールアップはまず光り物から!
入庫時に付いていたバンパーは社外で錆びも出ていたので、今回前後ともにNew!
もちろんリプロですが、最近の円安物価高で、まったくリーズナブルとは言えないお値段…
ですが、そこをケチると車がまったく良くならないので、錆びや「くすんみ」のあるバンパーは交換!バンパーが光っているだけで車が数倍良く見えます😁
ヘッドライトも状態が良くなかったので、丸ごと変更。高品質WW製リム・Newカットレンズ・NewH4タイプヘッドライトです🙆

メダリオンはフルカラー!
「年式が違う」なんて指摘は野暮笑
本来60年以降はブラックの質素なメダリオンなのですが、多くの方が好む低年式用(51〜59)フルカラーメダリオンに変更🙆
現在メダリオンは純正タイプ以外にも多くの種類があり、個性を主張出来るアクセサリーの1つになっています。

60年なのでワンテール。
スモールウィンドウでオーバルと同じワンテールが付くのは61年までになります。(62年から2バルブ)

世間では「スモールウィンドウ(58〜64年)」と一括りにされがちですが、その見た目とは裏腹に、実は多くの変更が繰り返された年代。
その中でも60年式は、スモールウィンドウ初期モデル(58・59年)の特徴と、後期モデルの特徴を合わせ持った、趣味性の高いモデルになっています。

車台番号:2,528,668~3,192,506
1. ステアリングホイールは「皿型」
2. ドアハンドルは押しボタン付きグラブハンドルになります。以前は引き出しレバー式でした
3. パッド入りサンバイザー。以前は透明なプラスチックでした
4. コーナリング、ハンドリングを向上させるためにアンチスウェイバーを追加
5. 発電機出力が 160 ワットから 180 ワットに増加
6. ステアリングダンパーを追加してハンドリングを向上
7. 前席乗員用フットレスト追加
8. シートバックの輪郭は快適性を高め、ドライバーの疲労を軽減します

近日FOR SALEになります!
価格・詳細はサイト掲載までもうしばらくお待ち下さい。
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