品定め48!1956年式オーバルウィンドウ | 空冷ワーゲン タイプワンBlog

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管理者 K

タイプワンBlog「品定めシリーズ」48台目です🙆

今回は56年式オーバルウィンドウです!


実は結構前からタイプワンにある車なのですが、他の作業とのやり繰りの中でなかなかタイミングが合わず、手付かずだったオーバルです😅

ちなみに、フォークリフトで運ばれていますが、解体車ではありません。いや…「解体」はされていますが「ゴミ」ではありません😂


実はこのオーバル。

タイプワンにやってきた時からこんな状態で「バラバラ」。

ボディーはフロアーから剥がされ、フェンダーやフードもありません。フロアーはありますが部品は隅々まで外され、パッと見た感じでも無い部品がチラホラ。どちらも半解体された「オーバル部品一式」といった感じの状態です。

このオーバルが、なぜこんな状態になってしまったのか分かりませんが、よくある「レストア断念車」か、不運にも「部品取り」にされてしまったかのどちらか?

どちらにせよ、どうするかはその車両の持ち主の「自由」と言えばそれまでなのですが、そこまで状態が悪い車でもないだけに、もったいない。



一見「こんな」状態だと、ダメージの酷いボディーを想像してしまいますが、全体的に良好…

もちろん錆びてる部分も多少はありますが、簡単に直るような物ばかりで許容範囲内。大きな事故歴や修復歴も無さそうで、前後エプロンは純正で無傷!ドア周りにもダメージはなく、開閉やチリも気持ちいいくらいで申し分ありません😁笑

そしていつも疑問なのですが…
こんな状態の車は必ずと言っていいほど、フロントガラスが割れてるのはなぜ?
合わせガラスなので強化ガラスよりは割れやすい特徴もありますが、この割れ方から察するに、ドライバーで「こじって」外そうとしました??(外せる訳がない!)

フード内はオリジナルペイントが残り、スペアタイヤ下も腐りダメージ無し。
輸入車にありがちなのですが、大きな穴が室内に向かって開けられています😓何の為なのかは分かりませんが、しかもたいてい「タガネ」叩き開け…😱(乱暴!)
コレは埋めます…

ダッシュ周りは、スピードメーター脇に燃料計が追加されていた以外はストック。
ラジオ部分が大口に改造されてしまっているオーバルも多くありますが、この車は無改造で生き残ってます🙆
それとまだ決めてはいませんが、燃料計は残すのもアリですかね?
元々、オーバルに燃料計は無く、コックでメイン・リザーブと切り替える方式ですが、さすがに今の時代にコックだけでは「不便。燃料計付けて」と言われてしまうこともよくあります…。
実際、古い時代に電気式燃料計を取り付けられた車もあるので、すでに付いているのならそれはそれで「そのまま残す」のも一つの手。

リアフード、フェンダーはいずこ?
リアフードは最初はあったような気もしますが…記憶が曖昧。とりあえずは手持ちもあるのでリアフードは問題ありません😅
それはともかく、フェンダーです笑
特にフロントフェンダーは「オーバルの顔」にもなる部分。良さげな物を探します!

今回のオーバル。
バラバラではありますが、オーバル専用部品などの肝心な物は一通り揃っているので、特に問題なく組立ちますのでご心配なく🙆笑

※販売予定車両ですが実際の販売は車両の「完成後」になります。
現在フルオーダー・セミオーダーでの車両製作等は承っておりません。