皆さんは車(空冷ワーゲン)に車載工具載せていますか?
本来、純正で備わっている(はずの)車載工具ですが、長い年月の中で失われてしまっている車がほとんど。
車載工具は、「もしも」の時に役に立ち、積んで置くだけでも「安心感」になるアイテムです。

「工具さえあれば簡単に直ったのに…」
なんてこともよくあります。
車載工具と言うと、市販の物や他車用純正車載工具、家庭用ツールセットなどを思い浮かべる方が居ますが、欲しい物が入っていないことや、余計な物が多く、結果「お荷物」になってしまうことも。
車載工具の選び方は、
実際に「何をするか?」「自分に何が出来るか?」によっても大きく変わってきます
私Kが考える、空冷ワーゲンに積んで置きたい車載工具はコレ

出先で起きる「簡単なトラブル」に対応した選定です。
左から、
・19・21ミリ メガネレンチ
・モンキーレンチ(250mm前後)
・プラス・マイナスドライバー中サイズ(2番)
・マイナスドライバー大サイズ(3番)
・ベンチ
・ビニールテープ
・針金(スチール製)
・8〜17mmコンビネーションレンチセット
・19・21mmメガネ
ファンベルトの交換や張り調整を想定したメガネレンチです。
ダイナモプーリーのナット(ファンベルト脱着の際はこのナットを外す必要あり)は、純正では21mm、クロームの飾りナットや社外ナットでは19mmが使われており、どちらであっても、このメガネ1本で対応できます。
・モンキーレンチ(200〜250mm)
特に何用と言うことはありません。
フリーサイズなので、手持ちにないサイズにも対応出来ます。
特に大きなサイズも要らないと思うので、使いやすい200〜250mmくらいがオススメ。
・プラス・マイナスドライバー中(2番)
とりあえず持っていたいのがドライバーです。
ハードな用途には使わないので、安物でも十分です。
・マイナスドライバー大(3番)
意外に欲しいのが大きいサイズのマイナスドライバー。(マイナスだけ)
ダイナモプーリー脱着の際の回り留めや、ハブキャップを外すときなど、色々な場面で使えます。
ある程度の大きさや長さがあると役に立ちます。
・ペンチ
1つは持っておきたいのが「掴みもの工具」です。
国産車の車載工具には、たいていプライヤーが入っていますが、VW純正車載工具にはプライヤーでなく「ペンチ」が入っていました。ペンチは掴むだけでなく、「切る」ことも出来るので、簡単な修理(応急処置)にはプライヤーよりペンチの方が役に立ちます。
・針金(スチール製)
車載工具と一緒に持っていたいのが「針金」。
アクセルケーブルが切れた際の応急処置や、何かをちょっと縛りたいときに重宝します。
100均ものでも構いませんが、アルミ線や銅線は弱いのでダメ。ステンレス線もすぐ指に刺さりたがるのでダメ笑。普通のスチール製(鉄)が使いやすく便利です。
・ビニールテープ
あると便利な「テープ類」。
便利さで言えば、ダクトテープやガムテープの方が強力で使い道は多いのですが、車に長期間載せておくと劣化してしまうのが難。
その点ビニールテープは、劣化が遅く、古くなってもそれなりに使えますし、何より小さいので嵩張りません。
※絶対「ビニールテープ」と言う訳ではないので好みで🙆
・コンビネーションレンチセット8mm〜17mm
一般的に売られているセットがあれば、空冷ワーゲンに使われている多くのナットやボルトに対応出来ます。
あくまで車載工具で、基本的に「応急処置」にしか使わないのであれば、安物で構いません。
「何も出来ない」と言った方でも、緩んでいるネジくらいは締められるかと思います😁
そして、
ハンドツール以外に積んでおきたい車載工具がパンタジャッキと十字レンチ。

・パンタジャッキ
・十字レンチ
・パンタジャッキ
「純正ジャッキがあるから要らない」
と思われるかもしれませんが、空冷ワーゲンの純正ジャッキは、その物自体は悪い物ではないものの、パンタジャッキに比べると使い勝手が悪く不便なところもあります。何よりジャッキポイントの健全具合によっては、安易に使うのは危険。
・十字レンチ
ジャッキは載っていても、「ホイールナットレンチが無い」なんてこともよくあります。
空冷ワーゲンでは、ホイールナットが純正サイズ(19mm)でない場合や、前後でサイズが違うこともあります。(アルミホイール、ラグナット・ボルト、スタッドの組み合わせの都合上)
一般的な車載工具の「L型1サイズ」のレンチより、1つで4種類のサイズに対応した十字レンチが安心です。
※コンパクトに収納出来る折りたたみ式もあります。
まとめ
今回紹介したものは、あくまで1例です。
車載工具の「美徳」は、最低限必要な物だけを積んでおくこと!
今回はあえてプラグレンチを省きましたが、その他の工具も含め、必要に応じて増やしたり、逆に減らしたりすると良いと思います。
実際に、自分が「何をするか?」「何が出来るか?」を考え、自分だけの「車載工具」を探してみてください😁
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