品定めシリーズ59台目の今回は、
1952年式タイプ1ビートル
通称「スプリットウィンドウ(Split window)」です!
あ…、正真正銘本物の「スプリットウィンドウ」です😅
最近はスプリットルック(偽物)を作っているせいもあってか、黒Zwitter(写真左)も偽物だと思わる方が居ます😂
53Zwitterもこの52年もれっきとした本物です!

今回もオーナー様からのご依頼で、ご縁あってタイプワンで引き取らせて頂くこととなりました😁
ありがとうございます!!
すでに現車を見たお客さまからは、
「スプリットがなぜそんなに次々と出てくるの??」
との疑問の声もありますが…、あるとこにはあるんです😚笑
実はこのスプリット
引き上げた際は、ドアやフェンダー、フードなどが外された、バラバラの状態でした。

ブログ写真を撮影するにあたり、
「ちょっと見た目が悪いかな?」と思い、付属してきた部品を仮組みしてみたのが、今の姿。
多少、車らしくなったはず?笑

前オーナー様曰く、現状「レストア途中」とのこと。
ただし、レストアと言ってもオリジナルを意識した仕様ではなく、ボディーシェルに塗られた「黄土色」からもわかるように、ミリタリー仕様(KDF Look)。
レストアと言うよりは、レストアも兼ねた「カスタム」と言った感じです😁

参考1943Type82E
空冷ワーゲンファンからすると、
「本物のスプリットをなぜ?」
「もったいない」
と、お思いになる方も居るかもしれませんが、世界のミリタリーファンの間では「結構ふつう」のこと。
KDF時代(大戦中モデル)の、Type60・Type82E・Type87などは、あったとしても非常に高価で、欲しいと思ってもなかなか手が出せるものではありません。
その為、ミリタリーファン(ドイツ軍ファン)の間では、もっと手軽に楽しむことが出来るスプリットや後年のビートルをベースにしたKDFレプリカ製作が、昔から盛んに行われてきた歴史があります。(海外のミリタリーイベントにはよく居ます)

日本に輸入された時点では、よくある車高の下がったキャルルック的な物だったらしいので、だいぶ様変りしたことになります。
外装は見ても分かる通りまだ板金途中で、いかにも「作業途中」といった見た目。
使われているパーツの多くは、一般的なリプロや後年のパーツで構成されています。
年式が古くなると時々あるのが、想像を絶する酷い状態にある車。
「土にでも埋まっていたのか?」
「この車、何個イチなの…」
と思える車まで様々😅
そう言った酷い車もある中では、このスプリットはボディーシェルの状態も良好で、シャーシも年式相応。真剣にレストアするのであれば直さなければいけない部分や、オリジナルパーツを探す苦労はもちろんありますが、ベースとしては将来性のある車体ではないでしょうか😁
52年式の特徴でもあるクロッチクーラーは健在。中には埋められていて「無かったもの」とされてしまっている車もあります…

インテリアは仕上げ途中で、ヘッドライナーやカーペットは新調されてます。

ステアリングは現在3スポーク。
車体としては元々デラックスモデルのようなので、ステアリングはバッドウィングですが、KDF仕様と言うこともあって、1番イメージの近いスタンダード用3スポークステアリングが取り付けられています。
KDF仕様を突き詰めるなら、時計も外してメクラにしたいところ😁

こういったバラバラの車で1番気掛かりなのが
「部品が全部あるのか?」
ですが、スプリット用でなければいけない貴重な専用部品も含めて、おおよそ「形」にするだけの部品はありそうです😁
元々が昔ながらのキャルルック(適当な)なので、もちろん多くは望みません😅
たいていの部品が手に入るビートルですが、スプリット用のオリジナルパーツは希少で、リプロがあったてしても超高価…
今後仕上げることを踏まえるなら、部品が付属しているかしないかは、かなり死活問題です😅(モチベーションにも影響笑)
フロントフード内も仕上げ済。
パッと見で分かるような派手な事故歴や顔面輪切りも無さそうです。

メインハーネスは年式相応のリプロで引き直してあり、布巻きハーネスがオシャレです。

エンジンはありません。(仮付けしたバンパーのせいでフードが開かなくなり写真撮れず…)
エンジンは、形のあるもの・バラされている物などが、何機か付属してきたのですが、「スプリット用」と呼べるエンジンはありませんでした。
現在、ミッションや足は60年代ビートル用と覚しき物が付いています。
と、ざっくりですが、こんな感じの52年です🙆
今後このスプリットをどうするかはまだ未定です。ミリタリー仕様のまま行くか、路線変更してイチから作り直すか?
個人的にはミリタリー仕様も嫌いではないのでこのままの仕様も十分アリなのですが、はたしてそんなものが売れるのか?と言った疑問もあるので、どうするかはよく考えます!

※品定めシリーズで紹介する車両の多くが「ガレージタイプワンなら大切にしてくれそう・仕上げてくれそう」と言ったオーナー様の願いと期待のもとに引き取らせて頂いています。タイプワンではその期待に答えられるよう、誠心誠意努力しています。
そのような事情もある為、どうしてもやむを得えない場合(現実的に直すことが難しいなど)を除き、現状販売やバラ売り等のご相談はお受け出来ません。
※当記事(品定めシリーズ)は、入庫時の状態を紹介するものであり、販売時の状態を保証・担保するものではありません。「あのときは◯◯が付いていた」「元の状態に戻してほしい」等のご要望にはお答えし兼ねます。
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